FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -154ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

5日東京午前の円相場は、クロス円が堅調な推移。


悪い内容となった9月米雇用統計を受けて米景気の

先行き不透明感が強まるなか、下落が予想された日経平均が

小幅上昇ながらプラス圏を中心に推移したことが好感されたようだ。


先週から強まっていたリスク回避姿勢も緩まりつつあり、

クロス円を中心に円の売り戻しが優勢となった。


なかでも、豪ドル円については、明日の豪州中銀(RBA)政策金利発表において、

早期の利上げ示唆を盛り込んだ声明文となるとの期待もあり、

78円台半ばを回復するなどしっかりの推移となっている。


年内、早ければ11月利上げの可能性も指摘されており、

声明文の内容次第では、豪ドル一段高の展開となる可能性もありそうだ。

一方の米ドル円は、89円台半ばから後半で冴えない値動き。


米ドル安一服との見方もあるが、これ以上米ドルを買う理由も

多くは見当たらず、引き続き上値の重い推移が継続しそうだ。

先週末、9月米雇用統計が大幅な悪化傾向を示し、

米景気見通しに対する不透明感が強まった。


米ドル続落の懸念が高まったが、週末のG7声明で「為替相場の

過度な変動は経済や金融の安定に悪影響を与える」と世界的な

米ドル安を牽制する文言が加えられ、一旦は下値を支えられる形となっている。


今週は米ドルに関わる材料が乏しく、米ドル円はテクニカル中心の

展開となりそうで、その際は大台90.00円を回復できるかどうかが焦点となるだろう。


一方で豪州・ユーロ圏・英国では金融政策決定会合

(豪:6日、ユーロ圏・英国:8日)をはじめ、経済イベントが多い。


早期利上げ期待の燻る豪州、逆に追加利下げの可能性が噂される英国等の

会合内容に対する注目が特に高まりそう。


豪ドル円は76円台半ば~80.00円付近のレンジ相場が継続するのか、

英ポンド円は140円台を維持できるかがそれぞれのテクニカル的な注目点となるだろう。

2日、欧米外国為替市場の円相場は往って来いの展開となった。

欧州株式市場が寄り付きから軟調な値動きとなったほか、
注目の集まっていた米雇用統計で、非農業部門雇用者数が
市場予想大きく下回り、米国時間午前まではリスク回避の
円買いが優勢となった。

NYダウの下落も手伝い、ユーロ円は128.96円、豪ドル円は76.17円まで
それぞれ直近の安値を更新したが、その後は米系年金筋の円売り観測などから
下値を支えられ、各通貨値を戻す展開。結果的に対円相場は、
海外時間の下落幅を取り戻す形で上昇し、大方の取引を終えている。

中でも着目したいのは米ドル円、フラハティ加財務相が、
ドル安を懸念している国は幾つもあると発言しており、
本日から開催されるG7での声明文に盛り込まれるか
どうか注目が集まる。

特定の通貨の上昇を懸念した声明は考えづらいが、米ドル相場の相対的な安定を
望む声は各国から聞かれているため、内容を見極める必要があるだろう。