2日、欧米外国為替市場の円相場は往って来いの展開となった。
欧州株式市場が寄り付きから軟調な値動きとなったほか、
注目の集まっていた米雇用統計で、非農業部門雇用者数が
市場予想大きく下回り、米国時間午前まではリスク回避の
円買いが優勢となった。
NYダウの下落も手伝い、ユーロ円は128.96円、豪ドル円は76.17円まで
それぞれ直近の安値を更新したが、その後は米系年金筋の円売り観測などから
下値を支えられ、各通貨値を戻す展開。結果的に対円相場は、
海外時間の下落幅を取り戻す形で上昇し、大方の取引を終えている。
中でも着目したいのは米ドル円、フラハティ加財務相が、
ドル安を懸念している国は幾つもあると発言しており、
本日から開催されるG7での声明文に盛り込まれるか
どうか注目が集まる。
特定の通貨の上昇を懸念した声明は考えづらいが、米ドル相場の相対的な安定を
望む声は各国から聞かれているため、内容を見極める必要があるだろう。