FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -149ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

16日午後の東京外国為替市場では、ポジション調整の売りに抑えられ

各クロス円通貨の上昇に陰りが見られている。


週末ということで利益確定の売りが持ち込まれていることが

背景にはあるようだが、そんな中米ドル円に堅調な推移が続いている。


テクニカル面で8月中旬から続いていた上値抵抗線を最近の経済指標を

材料に抜けてからというもの底堅い展開が続いており、

市場では9月21日の高値92.53円を目指すとの声も聞かれている。

92円半ば近辺は8月高値97円後半から直近の安値88円の

半値戻しと同水準ということで、この近辺までの上昇を唱える声は多い。


現状では米シティの決算が悪かったことで水を差された状態ではあるが、

雇用を除く米経済指標では米経済の底打ち観測を裏付けする内容が

徐々に出そろってきており、センチメントの改善から米ドルを買い戻す

動きも観測されていることからしばらくは米ドルの買い戻しが主流となるだろう。


15日欧米時間の外国為替市場、米ドル円は堅調な推移となった。

本日はゴールドマン・サックス、シティ・グループが決算報告を行ったが、
どちらの内容も市場予想を上回り、市場のリスク志向を高める形となった。

その後相次いで発表された米経済指標も10月ニューヨーク連銀
製造業景気指数(予想:17.25、結果:34.57)、
新規失業保険申請件数(予想:52.0万件、結果:51.4万件)
と強い結果のものが目立った為、米ドル円の上昇に拍車をかかり
一時 90.79円まで今月高値を更新した。

改善傾向が顕著な米経済を背景に、米早期利上げ期待が高まっており
目先も確りとした推移が期待できる。
短期的には8 月高値と今月安値の半値戻しに当たる92.90円付近が
上値目標として意識されそうだ。

一方で豪ドル円も確りとした推移となった。
82円台へ確りと乗せたことによる豪ドル買い安心感の広まりから
上昇に拍車が掛かり、一時83.51円まで年初来高値を伸ばしている。
今週に入っての上昇速度が速いため、短期的な調整局面の到来を
懸念する声も聞かれるが、節目の水準を確りと越えたことで、
短期的には昨年7月の高値と今年8月安値の61.8%戻し(85.50円付近)まで
上値余地が拡大したといえそうだ。

14日午後、東京外国為替市場のクロス円は底堅い推移が続いている。


英失業率(予想5.1% 結果5.0%)の好結果を受け欧州株価が

買い進まれていることや、金が再び買い進まれ史上最高値を

更新する動きを見せたことで、リスク選好の流れが生まれクロス円に

買いが入っている模様。


米半導体大手インテルの好決算が発表されていることも、

その流れを助長させていると言えそうだ。

とはいえ、本日は米小売売上高やFOMC議事録を控えていることで、

相場を断続的に引き上げるような買いには結びついておらず、

上値は限定的との声も。


一方の米ドル円は再び下値を探る展開。

8月10日の高値97.69円から続く上値抵抗線に阻まれ、

またもや下落に転じたことで直近の安値88.00円を目指す展開もあり得るだろう。