FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -143ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

3日欧米時間の外国為替市場、米ドル円・クロス円各通貨は

確りとした展開となった。


欧州時間序盤は欧米株価の軟調推移を受けて

円買いが進んでいたが、NY時間序盤にインド中銀が大量の金を

IMFより購入したとの報道がなされると、NY金価格が史上最高値

(1088.55ドル)を更新する展開に。

こちらが牽引役となって、NY終盤にかけてはリスクを選好する

参加者が増え、円売り優勢の地合いに転じた。


米ドル円は一時90.59円まで本日高値を更新、FOMC(4日)や

米雇用統計(6日)等重要イベントを控え、一方的な展開とは

ならなかったが終値ベースで90円台は維持している。


このまま、90.00円付近で下値を固めることができれば米ドル買い

安心感が高まる可能性はあるだろう。

一方の豪ドル円は81.円台半ばで大方の取引を終えている。


欧州時間序盤に一時80.22円まで本日安値を更新したが、

80.00円の大台を維持したことも好感され以降は豪ドルの買い戻しが

優勢に推移した。


9:30発表の9月豪小売売上高(予想:前月比+0.5%)に

注目が集まっている。

昨日、金利発表後の声明で落ち着いた豪追加利上げ観測にどのような

影響を与えるか注目していきたい。


2日欧米時間の外国為替市場、米ドル円は確りとした推移となった。


予想外の黒字収支であった米自動車大手フォードの第3四半期決算

(予想:一株利益*0.20ドル、結果:一株利益+0.26ドル)や予想を

上回った10月ISM製造業景況指数(予想:53.0、結果:55.7)を好感し

欧米株価が上昇。リスク選好の流れが優勢となるなかで本日高値を

90.70円まで更新した。


その後、FRB当局者から商業用上動産ローンに対するリスクを

警告する発言がなされたこともあって、NY時間終盤にかけては

利益確定の米ドル売りに押されたが、90円台を維持して大方の

取引を終えている。

大台を維持したことが、目先の米ドル買い安心感に繋がるようであれば、

目先も堅調な推移が期待できる。

90.90円付近に差し掛かる5日間移動平均線を上抜け、91円台へ乗せる

ことができるかが、今後の注目点となりそう。


一方で、豪政策金利発表(12:30)を控え、方向感の定まらない

動きとなったのが、豪ドル円。81円台前半から82円台半ば(高値82.67円)で

上下に大きく振れる展開となった。


政策金利については、0.25%利上げ(3.50%)が市場のコンセンサスだが、

一部では0.50%の利上げを見込む向きもおり、豪利上げ期待は多少

加熱気味といえる。仮に据え置きとなった際は、豪ドルの失望売りを招く

可能性もあり注意をしておきたい。


2日午前の東京外国為替市場は、上下に激しく振れる展開となった。

米ノンバンクCITの破産法申請を受け、朝方こそリスク回避に伴う

パニック的な円買いが進んだものの、同破たん処理が事前調整型で

あったためか、一旦下落は終息した。


その後、日経平均株価が一時300円近い下落幅となり、再び下値を

窺う動きも見られたが、豪政府が経済成長見通しを引き上げた事や、

住宅価格指数が予想を上回る数字となったことから押し目買いも見られ、

下値は限定的となった。


とはいえ、中国の製造業PMI指数が強い数字となったことに対する

円売りも単発で、強い反発力は感じられないとの話が聞かれている。

アジア勢の反応は一巡した感があり、早くも欧州勢の出方待ちと

いった相場付きとなっているが、各国の通貨当局関係者の発言には

十分注意したい。