2日欧米時間の外国為替市場、米ドル円は確りとした推移となった。
予想外の黒字収支であった米自動車大手フォードの第3四半期決算
(予想:一株利益*0.20ドル、結果:一株利益+0.26ドル)や予想を
上回った10月ISM製造業景況指数(予想:53.0、結果:55.7)を好感し
欧米株価が上昇。リスク選好の流れが優勢となるなかで本日高値を
90.70円まで更新した。
その後、FRB当局者から商業用上動産ローンに対するリスクを
警告する発言がなされたこともあって、NY時間終盤にかけては
利益確定の米ドル売りに押されたが、90円台を維持して大方の
取引を終えている。
大台を維持したことが、目先の米ドル買い安心感に繋がるようであれば、
目先も堅調な推移が期待できる。
90.90円付近に差し掛かる5日間移動平均線を上抜け、91円台へ乗せる
ことができるかが、今後の注目点となりそう。
一方で、豪政策金利発表(12:30)を控え、方向感の定まらない
動きとなったのが、豪ドル円。81円台前半から82円台半ば(高値82.67円)で
上下に大きく振れる展開となった。
政策金利については、0.25%利上げ(3.50%)が市場のコンセンサスだが、
一部では0.50%の利上げを見込む向きもおり、豪利上げ期待は多少
加熱気味といえる。仮に据え置きとなった際は、豪ドルの失望売りを招く
可能性もあり注意をしておきたい。