2日午前の東京外国為替市場は、上下に激しく振れる展開となった。
米ノンバンクCITの破産法申請を受け、朝方こそリスク回避に伴う
パニック的な円買いが進んだものの、同破たん処理が事前調整型で
あったためか、一旦下落は終息した。
その後、日経平均株価が一時300円近い下落幅となり、再び下値を
窺う動きも見られたが、豪政府が経済成長見通しを引き上げた事や、
住宅価格指数が予想を上回る数字となったことから押し目買いも見られ、
下値は限定的となった。
とはいえ、中国の製造業PMI指数が強い数字となったことに対する
円売りも単発で、強い反発力は感じられないとの話が聞かれている。
アジア勢の反応は一巡した感があり、早くも欧州勢の出方待ちと
いった相場付きとなっているが、各国の通貨当局関係者の発言には
十分注意したい。