FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -142ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

4日欧米時間の外国為替市場、注目された米FOMC政策金利発表だが

結果は大方の予想通り0.25%に据え置き、声明文における金利政策の

見通しに対する見解も前回分を踏襲する形(現在の経済状態はFF金利の

異例な低水準を長期に渡って正当化する)となった。


ただ、一方では政府機関債の購入規模を1750億米ドルへと縮小し、

緩和政策からの転換も匂わせたことで思惑が交錯し、

発表直後の為替市場は上下に値の振れる場面が見られた。


米ドル円は現在90.60円付近での推移。FOMC金利発表までは、

欧米株の堅調推移を背景とした円売り優勢の流れのなかで確りの展開で、

一時本日高値を91.32円まで伸ばしている。


しかし、発表後は早期利上げ期待の後退から米ドル売り優勢に転じた。

弱い内容となった10月ADP全国雇用者数(予想:-19.0万人、

結果:-20.3万人)から、6日の米雇用統計に対する警戒感も高まっており、

目先も上値の重い推移が続く可能性がある。

再度90.00円割れを試すことも考えられ注意をしておきたい。


4日東京午後の為替市場では、全般的に円が売られる展開。


イベントを控えてポジション調整の動きが出たほか、前日NYでの

原油や金の上昇を受けて、資源国通貨が買い戻される格好となった。


クロス円各通貨では、豪ドル円が82円台を回復するなど堅調に推移。

米ドル円も、クロス円の上昇に支えられる形で、高値を90.71円まで更新した。


本日米国時間には、注目されるFOMC政策金利の発表が控えるほか、

10月ADP雇用統計や10月ISM非製造業景況指数などの注目経済指標も

予定されており、内容次第では大きな展開となる可能性もある。


目先の欧州時間では、株価が上昇して始まっており、

イベントを前にした欧州勢の反応に注目したい。


4日午前の東京外国為替市場は、一時豪ドル円が80.74円まで

下落する展開となった。


朝方発表された9月豪小売売上高が市場予想(前期比+0.5%)を

下回る*0.2%と発表され、追加利上げ観測の後退から豪ドルが

主要通貨に対して売られた。


しかしながら、一方では豪住宅市場の環境が好転していることから、

インフレ懸念を背景とした金利先高観も根強く、

80円台では押し目買い意欲も強いと言えそうだ。


休み明けの日経平均株価に方向感が見られないため、

目先的には動意を見出しづらい展開が予想される。


本日は豪財務相が、市場の楽観的な豪経済見通しに釘を刺す発言をし、

豪ドル下落の一因となったが、同様に欧米 各国通貨当局の発言には

注目したい。