FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -140ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

9日午後の東京外国為替市場、米ドル円・クロス円通貨は

上値の重い展開。


後場に入り、日経平均株価が伸び悩んだことで、

午前中続いていたリスク選好の流れも一服している。


米ドル円は、90円台前半での推移。


5日移動平均線(90.40円)が差し掛かりテクニカル的な節目に

あたる同水準では、新規の材料がない中で積極的な取引が

手控えられる傾向が強い模様。


藤井財相から「本当は米ドルを強くしたいとの発言がなされたが、

影響は限定的となっている。


NY時間に目立った、米経済指標の発表は無く動意を求めるとすれば

米3年債の入札(400億米ドル)結果を待つ形となりそう。


最近の米ドルは米債利回りの動向に影響を受けることも多く、

入札結果の出る27:15頃の米ドル円の動きには注意を払いたい。

先週末に発表された米雇用統計が予想以上の悪化を示し、

マーケットはリスク回避姿勢を強めた。


ただ、NYダウが、消費関連株を中心に底堅く推移し、

10,000ドルを維持したことから、リスク回避の円買い戻しの動きは

限定的となった。


しかしながら、米失業率は1983年以来の高水準(10.2%)となり、

米景気の先行き上透明感が増したことから、目先の米国株の

上値を抑える要因となりそうだ。


今週は、13日の9月貿易収支と11月ミシガン大消費者信頼感指数速報値の

発表以外は、主要な米経済指標が予定されていないため、

ウォルマートなどの小売企業の決算に注目が集まりやすい。


クロス円各通貨については、10日の独・ユーロ圏ZEW景況感調査、

11日のBOE(英中銀)四半期インフレレポートと英雇用統計、

12日の豪雇用統計、13日の第3四半期独・ユーロ圏GDP速報値などに

注目が集まりそうだ。


特に今週は、米雇用統計の悪化を受けて、雇用関連指数に焦点を

合わせる向きも多く、内容次第では世界的な雇用悪化懸念から、


マーケットがリスク回避の動きに傾斜する可能性もあるだろう。





6日欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は軟調な展開。

注目された10月米雇用統計が、失業率(予想:9.9%、結果:10.2%)
非農業部門雇用者数(予想:-17.5万人、結果:-19.0万人)ともに
予想以上の悪化を示したことで、発表直後から米ドル売りが進行、
本日安値を89.61円まで更新した。

ただ、雇用悪化の割にダウ平均株価は大崩をせず、
10,000ドル付近で底固い動きを見せた為、米ドル円もNY時間終盤
にかけては90.00円付近まで水準を戻す形(終値:89.95円)となっている。

とはいえ、1983年以来実に26年ぶりに失業率が10%台へ乗せたことで、
目先米ドル買いに対し慎重な参加者が増えるとの見方も多い。
週明けの東京市場では上値の重い展開を強いられることとなりそうか。