FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -130ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

2日午後の東京外国為替市場は、各通貨じわじわと上値余地を広げている。


日経平均株価が3日続伸となる9600円台で引けたことや、

須田日銀審議委員が追加金融緩和に含みを持たせる発言をしたことを受け、

マーケットでは小幅ながら円売りが優勢となった。


その後、鳩山首相が円独歩高は放置できないと発言したことも円売りを

後押ししており、欧州時間もじり高の展開となる可能性が高いか。


しかしながら、引き続き注意したいのがドバイ情勢、英国が対策委員会を

設けるなど、欧州を中心に慌ただしい動きもみられており、引き続き各国高官の

発言などにも注意を払いたい。


目先的に注目したいのは明日未明に発表される米地区連銀経済報告

(ベージュブック)となる。

直近の米指標では景気関連指標の改善ペースが鈍っており、

今後の金融政策に影響を与える可能性がある。

仮に弱い報告内容となれば、米ドル売りが再加速する可能性もあるだろう。


2日東京午前の為替相場は、全般的に円が売られる展開。


金価格が緩やかに上昇し、NY金先物が史上最高値を更新。

豪ドルなどの資源国通貨に買いが集まり、豪ドル円は高値を

80.66円まで更新した。


ただ、日経平均株価が日銀による追加金融対策の失望から

上値の重い推移となり小幅下落。


円相場では、リスク選好の円売りが弱まる形となり、豪ドル円も

80円台半ばで頭を押さえられる形となった。


一方の米ドル円は、86円台後半でもみ合う展開となり、

87円台に乗せきれない状況が続いている。


米景気回復の懸念材料とされる米国の雇用に関連した

経済指標が週末までに複数予定されていることから、

米ドルは神経質な動きが続きそうだ。


1日欧米時間の外国為替市場、米ドル円は上値の重い展開となった。

NY時間に発表されたISM製造業指数(予想:54.8、結果:53.6)が
弱い数字となったことが嫌気されたようだが、なかでも
雇用指数(前回53.1、結果:50.8)の低下に懸念を抱く参加者が多く、
4日の11月米雇用統計を前に米ドル円の圧迫材料が増えた格好。

欧州時間には87.00円付近に位置していたが、その後はじりじりと水準を
下げ86円台半ばで大方の取引を終えている。

プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁からタカ派的な発言も聞かれたが、
こちらに対する反応が見られなかったように米ドルに対するセンチメントは弱く、
目先もこの流れが継続する可能性がある。

86.70円付近に5日間移動平均線が差し掛かっており、同水準付近では
米ドル売りを仕掛ける参加者が多くなりそう。

一方で比較的しっかりとした流れとなったのが豪ドル円。
ドバイ問題に対する懸念が弱まったことでリスクを取る参加者が増え始めたことが
支援材料となった。

一時本日高値を80.37円まで更新し、80円台での滞空時間も長くなっている。
80円台前半で下値を固め、豪ドル買い安心感が強まるようであれば、
短期的には21日間移動平均線が位置する82.00付近までの上昇余地が
生まれることも考えられる。