FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -131ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

1日午後の東京外国為替市場は、日銀の動きを巡って大きく

乱高下する展開となった。

午前中に発表された、臨時の日銀金融政策決定会合開催の報を受け、

マーケットは円全面安に。しかしながら、肝心の内容は期間3ヶ月物の

金利市場に10兆円程度の資金を供給するにとどまり、参加者の

ゼロ金利への期待は裏切られた格好。

失望売りから円の買い戻しが進み、米ドル円は86.68円、豪ドル円は

79.03円まで一時値を削った。

その後はやや値を戻しているものの、17時に予定されている白川日銀総裁の

会見を控えた動きとの見方が優勢で、内容次第では再び下値トライとなる

可能性があるだろう。

日本の金融政策の行方に加え、急速な円高を抑制する意欲が感じられる

内容となるかどうか注目が必要だろう。

欧米時間で注目したい材料としては、0時発表の11月米ISM製造業景況指数が挙げられる。

30日午後の東京外国為替市場は、各通貨上値の重い推移となった。


藤井財務相が為替市場の動きについて、今の動きは静観しないと

いけないと発言したと報道されたことが意識され円買いに。


また、ドバイワールド傘下の不動産開発会社であるナヒールが、

ナスダック・ドバイに上場しているイスラム債の売買停止を求めたとの

ニュースが流れたことも円買いを後押しし、一時米ドル円は86.03円まで

下値を削った。


ただ、7-9月期のインドGDPが予想を上回った事などからアジア圏株式市場が

堅調となり、円買いの動きも限定的。


欧州勢の出方を待つ形となっている。目先も各国高官の発言や金融機関絡みの

ニュースに一喜一憂する展開となる可能性が高いが、テクニカル的には

上昇余地を見込みたいところだ。


特に豪ドル円は、先週末の日足で2円以上の下ヒゲを引き、反発に転じている。

今年3月や昨年の12月など、同様の足型の後は短期的に反発局面が続く事が多く、

21日線の差し掛かる82円程度まで舞い戻る可能性があるだろう。


目先の注目材料は、22:30発表の9月加GDP。

予想通りであれば5か月ぶりのプラス成長となり、市場のリスク志向が高まるだろう。

先週の為替相場は、ドバイショックを受けて逃避的な円買いが優勢となった。

ただ、藤井財務相をはじめとした日本政府高官から、過度な動きには適切に
対応するなど、介入についての発言が出たことや、ドバイショックの影響が
限定的であると冷静な見方もあったことから、リスク回避の動きが和らぎ、
円高も一旦は収まる形となった。

ただ、介入については、各国通貨当局との協調での行動が困難で、
日銀単独では効果が限定的との見方があることや、ドバイ情勢の悪化を
懸念する声もあることから、リスクに対する緊張感も継続しており、
円高警戒感はしばらく続きそうだ。

今週は、ビッグイベントとなる米雇用統計(4日)以外にも、
主要各国の政策金利発表や経済指標が相次いで予定されており、
内容次第では大きな展開となる可能性もあり、注目したい。