26日の欧米外国為替市場は、円が主要通貨に対して大きく上昇した。
ドバイの政府系投資会社ドバイワールドが債務返済の延期を要請した
とのニュースを受け、マーケットでは債権を大量に保有している
欧州系金融機関の財務内容を圧迫するとの見方が優勢となった。
英FTや独DAXなどの欧州株式市場は、金融セクターを中心に
下げ幅を拡大、結局3%を超える大幅下落を記録した。
一方では、ラガルド仏財務相によるユーロ高けん制発言などもあり、
目先もユーロは軟調な推移を強いられる可能性が高いか。
ユーロ円では10月の安値(128.96)が視界に入り押し目買いも散見
されそうだが、アジア時間での同時株安が更なる円買いを支援する
可能性もあり、注意したい。
一方のランド円は、高値から500ポイント近い下落幅を一時記録した。
一連のリスク回避行動や、インフレ指標の落ち着きが材料視されており、
下値余地を確認する展開が続きそうだ。