25日の欧米外国為替市場は、引き続き米ドルの弱さが際立つ値動きとなり、
米ドル円は一時87.21円まで値を削った。
この日発表された米経済指標は、10月PCEコアデフレータ
(予想:前月比+0.1% 結果:同+0.2%)や10月新築住宅販売件数
(予想:40.8万件 結果:43万件)など概ね市場予想を上回る強い
数字となったものの、米ドル買いには結びつかず。
逆に通貨当局がドル安を容認しているとの見方から、
主要通貨に対するドル売りが加速する展開となったようだ。
米ドル円はリーマンショック以降の最安値である87.10円に迫る勢いで、
本日も下値余地を探る可能性が濃厚だが、やや売られすぎとの意見も
聞かれている。
遅ればせながら米雇用環境に改善の兆しが見られ始めており、
一旦底打ちとなる事も考えられる。
世界的にドル安が進行していることで、日本当局にも為替介入の理由が
出来つつあり、関係者の発言如何によっては大きく値を戻すことも
考えられるだろう。
一方で下げ幅が小さいのが加ドル円。
ロシア中銀が、外貨準備の一部を加ドルで運用するとコメントした事が
材料視されており、目先も加ドルの支援材料となりそうだ。