30日午後の東京外国為替市場は、各通貨上値の重い推移となった。
藤井財務相が為替市場の動きについて、今の動きは静観しないと
いけないと発言したと報道されたことが意識され円買いに。
また、ドバイワールド傘下の不動産開発会社であるナヒールが、
ナスダック・ドバイに上場しているイスラム債の売買停止を求めたとの
ニュースが流れたことも円買いを後押しし、一時米ドル円は86.03円まで
下値を削った。
ただ、7-9月期のインドGDPが予想を上回った事などからアジア圏株式市場が
堅調となり、円買いの動きも限定的。
欧州勢の出方を待つ形となっている。目先も各国高官の発言や金融機関絡みの
ニュースに一喜一憂する展開となる可能性が高いが、テクニカル的には
上昇余地を見込みたいところだ。
特に豪ドル円は、先週末の日足で2円以上の下ヒゲを引き、反発に転じている。
今年3月や昨年の12月など、同様の足型の後は短期的に反発局面が続く事が多く、
21日線の差し掛かる82円程度まで舞い戻る可能性があるだろう。
目先の注目材料は、22:30発表の9月加GDP。
予想通りであれば5か月ぶりのプラス成長となり、市場のリスク志向が高まるだろう。