1日欧米時間の外国為替市場、米ドル円は上値の重い展開となった。
NY時間に発表されたISM製造業指数(予想:54.8、結果:53.6)が
弱い数字となったことが嫌気されたようだが、なかでも
雇用指数(前回53.1、結果:50.8)の低下に懸念を抱く参加者が多く、
4日の11月米雇用統計を前に米ドル円の圧迫材料が増えた格好。
欧州時間には87.00円付近に位置していたが、その後はじりじりと水準を
下げ86円台半ばで大方の取引を終えている。
プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁からタカ派的な発言も聞かれたが、
こちらに対する反応が見られなかったように米ドルに対するセンチメントは弱く、
目先もこの流れが継続する可能性がある。
86.70円付近に5日間移動平均線が差し掛かっており、同水準付近では
米ドル売りを仕掛ける参加者が多くなりそう。
一方で比較的しっかりとした流れとなったのが豪ドル円。
ドバイ問題に対する懸念が弱まったことでリスクを取る参加者が増え始めたことが
支援材料となった。
一時本日高値を80.37円まで更新し、80円台での滞空時間も長くなっている。
80円台前半で下値を固め、豪ドル買い安心感が強まるようであれば、
短期的には21日間移動平均線が位置する82.00付近までの上昇余地が
生まれることも考えられる。