FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -13ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

16日欧米時間の外国為替市場、米ドル円・クロス円

各通貨は確りとした展開となっている。

一日の額としては過去最大規模である2兆円弱の投入が

観測された昨日の為替介入の余波から、市場では円買い

警戒感が色濃く残っている。

米ドル円・クロス円通貨は軒並みじりじりと水準を上げ、

本日高値を更新する通貨ペアが相次いだ。

なかでも目立つ動きをみせたのがユーロ円で、本日安値

からは2円弱上昇し本日高値を112.40円とした。

欧州時間に行われたスペインの国債入札が好調だったことが、

ユーロ買いを後押しする形となった模様。

約一ヶ月ぶりとなる112円台乗せをすんなりと達成したように

地合いの強さが目立ち、短期的には7月の高値114.75円を

試す展開が視野に入ったといえそうだ。

一方の米ドル円は85円台後半(高値:85.94円)で大方の

取引を終えている。日足ベースでみると、5日・21日移動平均線が

ゴールデンクロスを形成しかけておりこちらも上昇圧力が強い。

短期的には5月高値と9月安値の38.2%戻しにあたる87.42円付近

までの上昇に期待したい。

16日午後の外国為替市場は動意の薄い状況となっている。

午前中から各通貨ともに昨日の上昇を受けての利益確定が

先行する中、やや円高に振れる時間帯もあったが、

欧州早朝は円安・ドル安で反応してきている。

ただ、日経平均の終値や欧州各国の株価を見る限り、

完全なリスク選好とまでは言い切れる動きではない。

米ドル円が85円に近づけば、再度の介入警戒が台頭する半面、

85.50円以上になると、来週に控える米FOMCによる追加緩和策

への思惑売りも出やすく、レンジが膠着状態に陥っている。

テクニカル上はどの通貨も追随での買いのように見受けられるが、

米国も通貨安を望んでおり、人為的に上昇した相場をテクニカル的に

分析できるかは不透明であるのもまた事実。

目先的には本日23:00と明日未明の3:00にガイトナー財務長官が

上・下院にて外貨ならびに人民元についての証言が予定されており、

円売り持続か否かのターニングポイントになりそうである。

15日欧米時間の外国為替市場は各通貨とも確りの展開となった。

介入効果がこの時間帯でも持続し円売りを仕掛ける動きが

散見された。予想外に弱い数字となった9月ニューヨーク連銀

製造業景気指数(予想:8.0、結果:4.1)に対する反応も乏しく、

米ドル円は85.78円へと本日高値を更新している。

6月以来、上値抵抗帯として強く意識されていた21日間

移動平均線(84.50円付近)や心理的な節目となる85.00円を

上抜けたことでテクニカル的な米ドル買い安心感も広がりそうだ。

短期的には今年5月の高値と9月安値の38.2%戻しにあたる

87.50円付近までの上昇も期待できそうか。

尚、先ほど発表されたNZ中銀政策金利発表だが、

金利は3.0%据え置きとなったものの、声明文が

「6月の見通しよりもNZの金利上昇は穏やかになるだろう」等、

ハト派的な内容となり発表後にNZドル売りを招いている。