16日午後の外国為替市場は動意の薄い状況となっている。
午前中から各通貨ともに昨日の上昇を受けての利益確定が
先行する中、やや円高に振れる時間帯もあったが、
欧州早朝は円安・ドル安で反応してきている。
ただ、日経平均の終値や欧州各国の株価を見る限り、
完全なリスク選好とまでは言い切れる動きではない。
米ドル円が85円に近づけば、再度の介入警戒が台頭する半面、
85.50円以上になると、来週に控える米FOMCによる追加緩和策
への思惑売りも出やすく、レンジが膠着状態に陥っている。
テクニカル上はどの通貨も追随での買いのように見受けられるが、
米国も通貨安を望んでおり、人為的に上昇した相場をテクニカル的に
分析できるかは不透明であるのもまた事実。
目先的には本日23:00と明日未明の3:00にガイトナー財務長官が
上・下院にて外貨ならびに人民元についての証言が予定されており、
円売り持続か否かのターニングポイントになりそうである。