FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -127ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

7日欧米時間の為替相場では、円が全般的に買い戻される展開。


欧州時間、ドバイ・ワールドの債務返済のための政府資産売却について、

政府高官がそれを否定する発言を行ったことから、リスクに対する

警戒感が強まる形となり、株価下落→円が買い戻される展開となった。


注目されたバーナンキFRB議長の講演は、特に目新しい内容はなく、

雇用統計の強い内容からタカ派を期待していた向きにとっては、

やや物足りない結果となった。


金融引き締め時期については、具体的には触れられず、

米ドル売りに傾斜する場面も。


米ドル円は安値を89.03円まで更新したが、米国の早期利上げ期待も

一部で燻っており、89円台半ばまで水準を戻すなど底堅さも見せている。


一方のクロス円各通貨は、豪ドル円が81円台半ばまで水準を下げ、

雇用統計後の上昇分を打ち消す形となるなど、全般的に上値の重い

推移となった。


バーナンキFRB議長は慎重な姿勢を見せたものの、11日の米小売売上高などで

米消費の回復基調が確認できれば、早い段階での利上げの思惑も強まり、

米ドルが買い戻されやすくなりそうだ。


仮に、一段の米ドル高となった場合には、金や原油などが下落基調となる

可能性もあるため、資源国通貨の上値が抑えられる展開も予想されるだろう。



7日午後の東京外国為替市場、米ドル円は89円台後半で

上値の重い推移となった。


雇用統計後の急騰相場のポジション調整が続いており、

一時本日安値を89.70円とする場面も見られた。


強い材料が出た後であるだけに、大きく売り込まれる地合いではないものの、

米低金利政策の長期化観測は根強く、もう一段の上昇には新規の材料が

必要となりそう。


その米金利動向に関しては、NY時間に予定されるバーナンキFRB議長の

講演に注目が集まる。

先週も議長再任を審議する上院銀行委員会の公聴会において、

いくつか発言が聞かれたが、目先の金融政策に対する見解は聞かれなかった。


11月米雇用統計の好結果が米金利政策にどのような影響を与えたのか

見極めたい参加者は多い。


利上げ開始時期の観測を早める発言が為されれば米ドル買い、

逆に利上げに慎重な発言となれば米ドル売りにマーケットは

反応するであろうが、前者であれば10月高値の92.33円付近、

後者であれば5・21日間移動平均線が集まる88.60円付近を

短期的な目標値とした展開が予想される。


7日午前の外為市場の米ドル円はもみ合い気配での推移となっている。


背景には、先週末の米雇用統計の結果急騰したことをうけ利益確定の

売りが出ていること、下値では日経平均をはじめとしたアジア株式の

上昇をうけリスク選考の流れから押し目買いとなっているようで、

どちらにも行き辛い状況にあるとのこと。


とはいえ、IMMで見てとれるとおり過去最高水準まで積まれていた

円ロングポジションが解消に向けて動いている可能性があること、

テクニカル面でも8月前半の97.69円から続く上値抵抗線を抜けしたことで、

市場では米ドル円はいったん上昇に転じる可能性がでているとの声も

聞かれており、注意が必要だ。