先週末の雇用統計を受け、米ドル円の短期筋のショートポジションは
切り崩され上昇した。
今週は米小売売上高や米消費者信頼感指数の発表がある。
特に米国のGDPの6割を占めるといわれている個人消費の動向を表す
小売売上高に注目したい。
米ドル円は過去6営業日で約6円上昇していること、そして輸出企業の
今年度下半期の為替レートは米ドル円で85~90円に設定している法人が
多いと見られ、年初来の円高水準(85円割れ)から戻していることで
実需の米ドル売りが出てくる可能性がある。
対して、12月といえば米国の決算期末でもあり、米国への資金還流の
動きと真っ向から対立する構図になるかもしれない。
また、「買いたい弱気」の本邦投資家が多く、思ったように外貨を買えずに相
場が上昇している状態であることから、ドバイショックが新たな局面を迎える等、
悪いニュースが出てこなければ、大幅な下げは考えにくい。