7日午後の東京外国為替市場、米ドル円は89円台後半で
上値の重い推移となった。
雇用統計後の急騰相場のポジション調整が続いており、
一時本日安値を89.70円とする場面も見られた。
強い材料が出た後であるだけに、大きく売り込まれる地合いではないものの、
米低金利政策の長期化観測は根強く、もう一段の上昇には新規の材料が
必要となりそう。
その米金利動向に関しては、NY時間に予定されるバーナンキFRB議長の
講演に注目が集まる。
先週も議長再任を審議する上院銀行委員会の公聴会において、
いくつか発言が聞かれたが、目先の金融政策に対する見解は聞かれなかった。
11月米雇用統計の好結果が米金利政策にどのような影響を与えたのか
見極めたい参加者は多い。
利上げ開始時期の観測を早める発言が為されれば米ドル買い、
逆に利上げに慎重な発言となれば米ドル売りにマーケットは
反応するであろうが、前者であれば10月高値の92.33円付近、
後者であれば5・21日間移動平均線が集まる88.60円付近を
短期的な目標値とした展開が予想される。