FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -125ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

今週は、各国で重要指標の発表が目白押し。

中でも注目度が高いのは16日(日本時間17日4時15分)発表予定の

米FOMC政策金利発表だが、先週バーナンキFRB議長は講演で、

低金利政策の長期化を確認する一方、「FOMCは最近の強い兆候を

取り入れることを望む」と利上げ時期の前倒しに含みを持たせていた。

その後出た11月米小売売上高も強い内容となり改めて早期利上げ

観測が強まっているが、仮に強い内容の声明が示されれば本格的な

米ドルの反発局面を迎えることが予想される。

その際、中期的には93.10円(4月高値と11月安値の半値戻し)辺りが

上値目標として意識されそう。

なお、18日の本邦政策金利発表の結果を受けた日米金利差の見通し

がどのように変化するかにも注意しておきたい。

クロス円通貨では英ポンド円の動きに注意したい。CPI(15日)・雇用統計(16日)・

小売売上高(17日)と注目材料の発表が続き、英ポンド円の中期的な方向性を

決定付ける週となる可能性もある。

サポートとレジスタンスの差し掛かる、140.00円・147.80円付近を上下の

目途にどちらをブレイクするか注視したい。

11日午前、外為市場の各クロス円通貨は堅調な推移が続いている。


アジア圏株式市場が寄り付きより水準を上げて始まったこと、

その上発表された中国経済指標(消費者物価、鉱工業等)は

小売売上高を除いて予想を上回る結果となったことで、

リスク選好の流れが再燃。


件の中国株も指標を受け、引き続き堅調に推移しており

クロス円の底堅さを強めているという。


軒並み前日の高値を上抜けたことで、テクニカル面でも

上昇余地が広がっていることから市場関係者の間でも

ドバイショック後の高値を目指すとの声も聞かれている。


本日は週末ということで、ポジション調整を主軸とした展開となるだろうが

信用収縮懸念と経済指標の好結果という綱引きがどちらに振れていくか

注視していきたい。


10日欧米市場の為替相場では、クロス円が全般的に水準を上げる

場面があったが、勢いは続かず、NY終盤に掛けてはやや失速する

展開となった。


欧州時間は、株価の上昇などを受けてリスク回避姿勢が弱まる形となり、

為替相場では円売りが優勢となった。


豪ドル円は、豪雇用統計の好結果を受けた金利先高観を背景に上昇の勢いを強め、

一時81円台を回復するなど強さを見せた。ただ、NYダウが上昇して始まったものの、

欧州株と同様に伸び悩んだこと、NY原油が一時70ドル割れとなったことなどから、

リスク選好の動きは続かず、クロス円各通貨は全般的に失速する形となった。


一方の米ドル円は、88円台を中心に小動き。改善した米貿易収支の赤字幅など、

強い材料もあったが、反応は限定的となった。


マーケットでは、ドバイショックに続いた、ギリシャの国債格付けやスペインの

格付け見通しの引き下げを受けて、信用収縮懸念が強まっていたが、

それほど大きな問題にはならないと冷静な見方もあり、懸念は後退しつつある。


トリシェECB総裁が、経済状況は一部の過剰な支援を解除できるほど

安定していると、タカ派な発言を行ったことも支援材料となった。


ただ、これから新たな問題が出てこないとは限らず、慎重な姿勢を崩さない

取引参加者も多く、リスクテイクの動きが活発になるまでは、好材料が

継続的に出ることが必要となってきそうだ。