FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -108ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

14日東京午後の為替相場では、リスク選好の動きから全般的に

円売りの流れが継続する展開となった。


豪雇用統計の好結果をきっかけに、景気回復期待が高まり、

アジア市場では株価が全般的に堅調な推移となった。


豪ドル円は、利食いの売りで押し戻される場面もあったが、

欧州勢が豪ドル買いで参入する動きと見せたことから、

高値を85.65円まで伸ばしている。


マーケットでは、後退していた豪準備銀行による2月の

利上げ期待も再び強まっており、豪ドルは堅調な推移が続きそうだ。

目先的には、11日の高値である86.22円がターゲットとなるが、

明確に上抜けてくると一段の上昇余地が出てきそうだ。


一方の米ドル円も、91円台後半まで水準を上げるなどじり高の動き。

今夜の主要イベントである12月米小売売上高への期待が強まっている

模様で、米ドルのサポート要員となっているようだ。


その他にも、ECB(欧州中銀)政策金利発表が予定されており、

発表後に予定されるトリシェECB総裁発言において、出口戦略について

何らかの言及があるか注目が集まる。


14日午前の外為市場では、豪ドル円が急上昇することとなった。


豪雇用統計のサプライズともいえる好結果(失業率予想5.8% 結果5.5%

新規雇用者数予想1.00万人 結果3.52万人)をうけ、市場では政策金利

引き上げ観測がさらに加速していることが背景にはあるようだ。


その上、日経平均寄り付き前に発表された本邦11月機械受注が

予想を下回ったことを受け、円売りが先行する地合となっていたことも

後押ししているようだ。


ただ、発表直後こそ買い進まれていたが、ギラード豪副首相が

「景気刺激策には一定の効果があった、豪州は景気刺激策の段階的な

撤回を実施へ」と発言したことで、景気回復速度が現在よりも緩やかに

なるとの憶測が上値を抑えているとのこと。


一方のクロス円は豪ドル円の上昇につられ底堅く推移。

アジア圏の株価が堅調なことも材料となっているようだが、

本日は12月米小売売上高やECB(欧州中銀)政策金利等の

発表を控えているため、現在は買い意欲は低迷している。



13日欧米時間の外国為替市場において米ドル円は91円台半ばを

じり高に推移している。

昨日の築かれた円ロングポジションの巻き戻しが続くなか、

じわじわと下値を切り上げ一時本日高値を91.57円まで更新する

場面もみられた。

この時間の注目材料であった米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、

12地区中10地区における経済の拡大(前回は8地区)が確認された。

ただ、インフレ見通しについては「ほぼ全地区で抑制されている」

とハト派的な内容が示される等、全体としては強弱入り混じる内容で

あったことで相場への影響は限定的となっている。

また、同時刻に発表された12月米財政収支(予想:-920億米ドル、

結果:-919億米ドル)だが、ほぼ予想通りの結果であったものの

12月としては過去最大の赤字幅となったことで、一部参加者からは

米財政を懸念する声が上がっており、目先米ドル円の圧迫材料となる

可能性もありそう。

テクニカル的には91.60円付近に差し掛かる21日間移動平均線が

短期的な抵抗帯として意識されることが考えられ、同水準付近での

攻防に注目が集まる。