FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -104ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

21日東京午前の円相場は、方向感に乏しい展開。


序盤はポジション調整の円売りが見られ、クロス円各通貨を

中心に上昇したが、徐々に失速する動きとなった。


マーケットの関心を集めていた中国の経済指標は、第4四半期

GDP(前年同期比)が10.7%(予想:10.5%) と予想を上回るなど、

全般的に強い内容に。

市場はこの好結果を素直に好感する動きも見せたが、一段と

金融引き締めが強まるとの見方も広がったため、リスクへの

警戒感は強まったままのようだ。


アジアの主要株式市場も、日経平均以外は全般的に軟調な

推移となっており、中国当局による金融引き締めへの不安感が

重石となっている。


午後の東京では、欧米時間のイベント待ちで様子見ムードが

強まる展開が予想されるが、強い中国経済指標を受けた

欧州勢の出方も注目されているため、注意を払いたいところだ。



20日の欧米外国為替市場は、クロス円通貨が軒並み

下落する展開となった。


中国が預金準備率を引き上げるとの噂が広がった事が引き金となり、

需要低下への思惑から商品価格が軒並み急落。

欧米株価が軒並み値を削った事も手伝い、対円相場では資源国通貨が

大きく値を削り、豪ドル円は82.76円、加ドル円は86.79円まで一時値を削る

展開となった。


その後、12月の米建設許可件数が市場予想を大きく上回った

(予想:58.0万件 結果65.3万件)ことを背景に米ドル円が上昇、

クロス円通貨も押し上げられる場面が見られたが、リスク回避の円買い

意欲も強く、再び安値圏へ押し戻されて大方の取引を終えている。


目先、東京時間の午前中には中国の経済指標が多く控えており、

市場の注目はこちらに集中しそうだ。仮に中国経済の成長に陰りが

見られるようであれば、資源国通貨の圧迫要因となるだろう。


一方の英ポンド円は、小幅な下落に留まっている。

BOE議事録において、強気な景気見通しが示されたことが意識されており、

引き続き英ポンドの下値を支える要因となりそうだ。



20日東京午後の為替相場では、円が対主要通貨で買われる展開。


中国当局による融資引き締めの報道が相次いだことから、

中国が一段と流動性を抑制していくとの見方が広がり、

リスク選好の動きが後退する形となった。


円相場では、リスク回避の円買いが先行。ユーロ円が128円台後半、

英ポンド円が147円台半ば、豪ドル円が82円台後半まで一時的に水準を下げた。


アジア・欧州の株価が全般的に軟調な展開となっており、欧米時間の

イベント(BOE議事録、英雇用統計、米住宅関連指数)の内容次第では、

この流れが一段と強まる可能性もあるため注意を払いたい。


一方の米ドル円は90円台後半まで軟化しているものの、米ドルが円以外の

対主要通貨で強さを維持しており、下げ渋る展開となっている。


欧米時間では、株価以外にも金や原油などの動きが米ドルの動向を探る上で

注目されている。