20日の欧米外国為替市場は、クロス円通貨が軒並み
下落する展開となった。
中国が預金準備率を引き上げるとの噂が広がった事が引き金となり、
需要低下への思惑から商品価格が軒並み急落。
欧米株価が軒並み値を削った事も手伝い、対円相場では資源国通貨が
大きく値を削り、豪ドル円は82.76円、加ドル円は86.79円まで一時値を削る
展開となった。
その後、12月の米建設許可件数が市場予想を大きく上回った
(予想:58.0万件 結果65.3万件)ことを背景に米ドル円が上昇、
クロス円通貨も押し上げられる場面が見られたが、リスク回避の円買い
意欲も強く、再び安値圏へ押し戻されて大方の取引を終えている。
目先、東京時間の午前中には中国の経済指標が多く控えており、
市場の注目はこちらに集中しそうだ。仮に中国経済の成長に陰りが
見られるようであれば、資源国通貨の圧迫要因となるだろう。
一方の英ポンド円は、小幅な下落に留まっている。
BOE議事録において、強気な景気見通しが示されたことが意識されており、
引き続き英ポンドの下値を支える要因となりそうだ。