FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継 -10ページ目

FX 外国為替証拠金取引 マーケット最前線から実況中継

ラジオNIKKEI ファイナンシャルFXに出演した為替アドバイザーが、外国為替市場をレポート。

24日欧米市場の米ドル円は、当局による介入と思しき動きの後、

結局元の水準まで値を落とす動きとなっている。


市場では 介入は絶好の売り場を提供しているだけと見られており、

一方で米下院で関税を利用した対中制裁法案が承認されるなど、

再び中国人民元を巡る動きが出ている ことに注視している模様。


中間選挙を控えなんとしても製造業からの票を獲得したい

米民主党政権は、自国通貨安をもって欧州におけるドイツの

ように輸出に よって景気の二番底懸念を払しょくするのではと、

実しやかに噂されている。自国通貨安を実弾介入で執拗に

誘導する中国を問題視する流れ、また逆にこの対応 をみて

強気の中国もどういった方向性を打ち出すのか興味が尽きない。


急速に高まる各国の緊張感が相場をどう左右するか、

しばらく国際情勢から目が離せな い。

23日の欧米市場では各通貨上値の重い展開が続いている。

米国時間寄り付きより米新規失業保険申請件数
(予想45.0万件 結果46.5万件)の結果を受け、
米国雇用情勢の悪化が嫌気されリスク回避の流れが再燃。

業績見通しの下方修正が米金融機関で懸念されおり
金融株を中心に NYダウが水準を下げたことも一役
買っているようだ。

その後発表された米8月中古住宅販売件数(予想7.1% 結果7.6)が
予想に比べ好結果を示したにも関わらず、ボルカー前FRB議長が
米住宅ローン市場が破綻していることについて言及したことで、
米ドル円はも とよりクロス円の買い材料にもなりえず推移している。

現状では悪材料に反応し好材料を無視する傾向が続いているが、
介入でしか円安方向へ動く気配がない現 状、引き続き上値の
重い展開が続くと言えそうだ。
22日欧米市場の米ドル円は引き続き調整色の強い
相場展開となっている。

欧州市場では今後の米経済指標の結果がどうであれ、
しばらくはFRBの量的緩和の 方向性に変化はないとの
見方もあり米ドル売りの流れが続いていたが、
米国市場では当局より明日の本邦勢が休場であるなか
各銀行に出勤状況を確認するなど、 介入シフトを
敷いていることが意識され米ドル買いとなった模様。

とはいえ、23日午後にオバマ米大統領と菅首相の
会談が予定されている状況で介入できるか 疑問であり、
またそちらを見越して米ドル売りで追随することも予想される。
現状では追加量的緩和が視野に入っている米ドルを買い戻す
動機は薄く、次の介入 ポイントを試す展開も視野に入れたい
ところだ。