21日の欧米市場では米ドル売りの様相が強まることとなった。
米国時間寄り付きにて発表された8月米住宅着工件数
(予想55.0万件
結果59.8万件)や、8月米建設許可件数
(予想56.0万件
結果56.9万件)は共に予想値を上回る
結果を見せたものの、FOMC発表前ということで積極的な
商いは見送られ米ドル買いに勢いがつくことはなかった。
件のFOMC声明では景気判断がほぼ据え置き、
必要であれば追加量的緩和を行うことを示唆したことで、
市場は米ドル売りに傾斜。市場では85円でサポート
されているものの、米ドル安を誘導するFRBのスタンスが
改めて示されたことで再び下落トレンドに陥るとの声も聞かれている。
一方のクロス円は量的緩和策
の継続を背景にNYダウ等の
上昇につられ、リスク選好の流れから買い進む展開を見せた。
その中でも特にユーロ円は、FOMC声明文を受けて対ドルでの
ユー
ロ買いも観測されており、相乗効果で非常に強い展開。
米ドル、円とそれぞれ自国通貨安を強く望む向きがある中、
逃避的に買い進まれておりどこまでその水準
を上げるか
注視していきたい。
21日午後の東京外国為替市場においてユーロ円の上昇が
目立っている。
欧州債務問題が再燃するなか、本日予定されていたアイルランド、
スペイン等PIIGS諸国の国債入札への懸念が広がっていたが、
どちらの応札倍率も前回分にこそ届かなかったものの無難な
結果となったことで、安心感からユーロを買い戻す動きが進んだ模様。
ユーロ円は一時112.58円まで本日高値を更新、その後も112円台を
維持している。112.00円付近に差し掛かる5日間移動平均線が、
短期的なサポート帯として機能するかどうかが目先の注目点で、
日足ベースで同水準を維持できれば、テクニカル的なユーロ買い
安心感につながる可能性もあるだろう。
一方の米ドル円は85円台半ばを中心としたもみ合い。NY時間の
FOMCに注目する向きが多く、欧州時間序盤にはイベント前の
ポジション調整から85.26円まで下押しする場面も見られた。
今回のFOMCだが、政策金利は0.25%据え置きが濃厚で国債買い
取り額の増加をはじめとした追加緩和策を実施するかどうかが
焦点となる。
すでに前回追加緩和を実施していることや、最近の米経済指標が
送急な緩和策拡大を必要とする程に悪化していないことを踏まえ、
こちらも据え置かれるとの見方が多い。
ただ、仮に据え置かれたとしても声明文で将来的な追加緩和の
必要性が説かれると市場が米ドル売りに傾く可能性はある。
その際、15日の本邦当局による介入以来のサポート水準である
85.00円を割り込むと再度米ドル円の安値攻めが開始されることも
考えられ注意をしておきたい。
20日の欧米市場では、豪ドル円の上昇が目立つなか、米ドル円、
その他クロス円は総じてもみ合い気配での推移となった。
NY市場に入り米株価が企業買収や決算報告を好感し
堅調な推移となると、リスク選好の流れから資源国通貨、
特に豪ドル円が買われることとなった。
明日に追加金融緩和に対する方針を示す可能性があるFOMCを巡り、
継続的な上昇は見られないものの高値圏で停滞しており、
底堅さは依然健在といったところ。
この後発表される豪中銀議事録の内容如何では更なる
上値トライもありうるだろう。ここ最近、主要国上で指標関連で
振るわない状況が続き、米ドル、円、ユーロにおいて自国通貨安の
誘導に躍起になっている中、どこまで水準を引き上げることが
できるか注目したいところ。
その他クロス円は総じてもみ合い気配での推移となった。
NY市場に入り米株価が企業買収や決算報告を好感し
堅調な推移となると、リスク選好の流れから資源国通貨、
特に豪ドル円が買われることとなった。
明日に追加金融緩和に対する方針を示す可能性があるFOMCを巡り、
継続的な上昇は見られないものの高値圏で停滞しており、
底堅さは依然健在といったところ。
この後発表される豪中銀議事録の内容如何では更なる
上値トライもありうるだろう。ここ最近、主要国上で指標関連で
振るわない状況が続き、米ドル、円、ユーロにおいて自国通貨安の
誘導に躍起になっている中、どこまで水準を引き上げることが
できるか注目したいところ。