僕は、小学生の時にサッカーと水泳をやっていたが、中学で吹奏楽を始め、スポーツはやらなくなった。高校の時にサッカー部の同級生がいて、彼の紹介で、「三菱ダイアモンド・サッカー」を見るようになり、サッカーが好きになった。司会が金子勝彦アナウンサーで、解説は岡野俊一郎だった。その番組で、ペレ(本名・エドソン・アランチス・ドゥ・ナシメント)の現役最後のワールド・カップとなった、1970年のメキシコ大会のほとんどの試合を紹介していた。ペレ(勿論背番号10)については、あまり背は高くないが、筋肉質でボディー・バランスが良く、バネが有り、テクニックが優れた万能選手という印象を持った。ペレの活躍もありブラジルは優勝して、彼はファンに肩車をされて会場内を回り、祝福された。この頃は、世界中から16チームしか出場しておらず、大会に出るには、かなり狭き門だったと思う。アルゼンチン、フランス、スペイン、オランダなどの現在の常連国は出場していない。この時の大会に出ていた各国の主な選手の名前としては、イングランドは、ボビー・チャールトン、ゴードン・バンクス、西ドイツは、フフランツ・ベッケンバウアー、ゲルト・ミュラー、ウーヴェ・ゼーラー、イタリアは、ルイジ・リーバなどがあげられる。

近年、大河ドラマ、朝ドラ、「渡る世間は鬼ばかり」は別として、それ以外で印象に残ったドラマは、内野聖陽主演の「蝉しぐれ」、村上弘明主演の「柳生十兵衛七番勝負」、山本耕史主演の「薄桜記」などだ。それからもう一つ、韓国ドラマの「冬のソナタ」だ。NHK総合テレビで毎週土曜日の夜の11時10分から1時間ぐらいで毎回1話ずつ放送していた。全20話の長いドラマだった。次の日の事を心配しなくてよかったのでリラックスして見れたのだろう。韓国は、国が力をいれて、自国の文化を海外に売りこんでいると聞いていたが、確かに見ていて、俳優やスタッフの熱気が伝わってきた。それから、当時の日本では少し忘れられていた「純愛のドラマ」がそこにはあった。それも見ていて新鮮だったのだろう。

 

チャップリンは、自分の映画の製作・監督・脚本・主演を自分でこなし、音楽までも、自分で作曲していた。ピアノを弾いたり口ずさんだりしてできたメロディーを専属のアレンジャーが写譜したらしい。そしてこの場面では、こんな楽器を使ってほしいなどと、注文を付けていたようだ。「街の灯」や「モダン・タイムス」などは、まだサイレント形式にこだわりつつも、全篇にわたって音響効果を伴うサウンドを付けていた。僕たちは、音楽によって数多くの彼の「パントマイム」を見ることができたし、また音楽は、映画の場面、場面をいっそう印象深いものにしてくれた。チャップリンの音楽といえば、「ライムライト」の「テリーのテーマ」と「モダン・タイムス」の「スマイル」が有名だ。特に 「スマイル」は、ジャズのスタンダード・ナンバーとして、詩が付けられ、「ナットキング・コール」や「マイケル・ジャクソン」、「ダイアナ・ロス」なども歌っている。本当に美しい曲だ。