マイルス・デイヴィスは、クール・ジャズ、ハード・バップ、モード・ジャズ、エレクトリック・ジャズ、フュージョンなど、時代に応じて様々な音楽性を見せ、ジャズ界を牽引したジャズ・トランペット奏者だ(ウィキ・ペディア)。モード・ジャズというと1959年に録音されたマイルスのアルバム「カインド・オブ・ブルー(ソー・ファットは、アルバムの中の重要な曲)」が有名だが、58年の「マイルストーンズ」は、彼のモード・ジャズのファースト・ステップとして位置づけられる。モード奏法を聞いていると、アドリブ・ソロが、コードの制限から解放され、より自由度が増し選択肢が増えたように思える 。
最近の高校生の吹奏楽を聞いていると、ベニー・グッドマンの「シング・シング・シング」も彼らにとっては「ジャズ」の象徴的な曲になっているというのがわかる。クラリネット奏者でバンド・リーダーのベニー・グッドマンは、「モダンジャズ」のひとつ前のカテゴリーの「スウィング・ジャズ」(1930年代から1940年代初め)の時代に活躍した。この時代はビッグ・バンドの黄金時代で、「グレン・ミラー楽団」などもこの時代のバンドだ。人々が、バンドをバックにダンスを躍るという時代だった。ベニー・グッドマンは、音楽の殿堂である「カーネギー・ホイール」で初めてジャズのコンサートを行ったことでも有名だ。ベニー・グッドマンのビッグ・バンドのナンバーには、他にも「ドント・ビー・ザット・ウェイ」や「レッツ・ダンス」などのご機嫌なものがある。僕達もよく練習した。
この曲を聞くと心が洗われる。「ベッツィ&クリス」は、ハワイ州出身のベッツィとアイダホ州出身のクリスによるフォーク・ソング・デュオだ。1969年に、サウンズ・オブ・ヤング・ハワイのメンバーとして来日した際にスカウトされ、日本でのデビューを果たした。当時日本はフォーク・ソングの全盛時代だった。この曲は、ザ・フォーク・クルセイダーズのメンバーだった北山修が作詞をし、加藤和彦が作曲をしている。詩も曲も素晴らしい。リード・ボーカルのベッツィは、ジョーン・バエズ系のシンガーで、声がきれいで、外見もとてもキュートだ。クリスは頼れる「お姉さん」という感じで、ソフトな声をしている。またギターを担当している。なつかしいギター・ソロから曲は始まり、続く歌声とハーモニーが耳に心地よい。特にエンディングの高音のファルセットのハーモニーは、美しい。短い期間ではあったが、「ベツィ&クリス」は、そのさわやかな笑顔と歌声を日本中に届けてくれた。なほ、「You Tube」の「ベツィ&クリス_白い色は恋人の色.mp4 」で彼女達のオロジナル演奏が聞ける。