【4592 サンバイオ】の急反発、しっかり利益を獲れましたか?

2月5日(火)に2401円の最安値をつけてから、8日(金)には3690円まで上昇して、わずか3日で、なんと1.5倍以上になりました!

もちろん、大底と天井を当てることはできませんが、単純に、5日(火)に2440円で寄り付いた時に買って、あとは何もせず、8日(金)の大引けで売ったたけでも、資産がおよそ3割も増えたはずです。

 



ですが、このビッグチャンスでも、ビビッて手を出せなかったり、すぐに降りてしまったりして、うまく利益を獲れなかった人もいると思います。

その一方で、株を始めたばかりのトレーダーが、簡単に大きな利益を上げていたりします。

この違いは、どうして起きるのでしょうか?


今回の暴落が起きる前から【4592 サンバイオ】を見ていたトレーダーは、暴落が起きて、大きなショックを受けたはずです。

株を保有していたトレーダーはもちろん、運良く株を持っていなかったトレーダーも、暴落が止まるまでの一週間は、サンバイオのことばかり考えていたと思います。
頭の中で何度も、「やっぱり高すぎた」「下がって当然」といった考えが繰り返されたことでしょう。
つまり、この一週間ずっと、「サンバイオ=下落」というイメージを、自分の頭に刷り込み続けてしまったのです。

さらに、これまであまり気にかけていなかった、「逃げられないまま損失が膨らむ」というリスクが、意外と起こりやすい危険なリスクとして、心に染み付いてしまったはずです。
それこそ、ふつうに値動きを見ていても、突然に大口の売りが出て、特別売り気配になって、逃げ場もないままストップ安に張り付いてしまうシーンが、鮮明に思い浮かんでしまうくらいに。。。


【4592 サンバイオ】を保有していたトレーダーは、大損失を出して、かろうじて残った資金を、これ以上は失いたくないと感じます。
運良く株を持っていなかったトレーダーも、せっかく幸運にも暴落を避けられたのに、わざわざ火中の栗を拾いに行って損するようなバカなことをしたくない、という思いが生じます。

その結果、【4592 サンバイオ】の暴落が止まって、急激に反発・上昇していっても、下落するイメージが払拭できず、手を出しづらいのです。


一方、株を始めたばかりのトレーダーや、サンバイオ・ショックで初めて【4592 サンバイオ】を知ったトレーダーには、こうした下落のイメージはありません。

確かに、【4592 サンバイオ】の暴落を目の前で見て、いろいろと学んでいます。
ですが、それは恐怖には繋がりません。

何故なら、

「一歩間違えれば、自分もサンバイオを買っていたかも」

という可能性が無いからです。

もともと知らなかったのですから、買うはずがありません。
買う可能性が無ければ、暴落に遭う可能性も無い訳で、恐怖を感じる余地がありません。

だから、目の前でサンバイオが反発・上昇していくと、素直に乗りやすいのです。

 

 

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今話題の【4592 サンバイオ】、先週の暴落から一転して、今週はすごい上昇でした。

特に、2月7日(木)はストップ高に張り付いたので、喜んで持ち越したトレーダーも多かったと思います。

ところが、翌日2月8日(金)は、まさかのギャップダウンスタートとなりました。。。
たとえストップ高でも、翌日まで持ち越すと、予想外に下落するリスクもある、という好例でした。


2月7日(木)から8日(金)にかけての値動きです。



7日(木)のチャートは、とてもきれいですね。
次第に下値を切り上げながら、最終的にストップ高に張り付いたので、翌日も大きくギャップアップしそうな、良い感じです。


とはいえ、いくつか不安もありました。

まず、暴落後の最安値2401円から、7日(木)のストップ高3325円まで、すでに4割近くも急上昇しています。
そもそも、将来に希望があって買われている、というよりも、あまりにも下落し過ぎたから反発しているだけなので、いつまた、下落してもおかしくありません。

また、寄り付きの直後からたびたびストップ高まで上昇するも、なかなか張り付きません。

特に、前場の最後に、非常に良い形でストップ高に張り付いて、買い注文もおよそ70万株まで増えたのに、後場がスタートしてすぐに剥がれてしまったのは、不安です。
売り注文が増えると、買い注文が急速に取り消され、結局、およそ48万株まで減って、売買が成立してしまいました。
つまり、「張り付かないようなら、すぐに逃げよう」と思っている人がかなり多い、ということです。

とはいえ、13:23に張り付いた後は、大引けにかけて買い注文はどんどん増えていきました。
最終的に、買い注文はおよそ100万株まで増えて、大引けでの成行買い注文もおよそ50万株も出ていました。
一方、売り注文はわずかに72500株だけでした。

これを見ると、圧倒的に買いが優勢で、ほとんどの人が「3325円のストップ高でも売りたくな
い」、つまり、もっと値上がりすると考えているようです。


ただ、その割にPTS(夜間取引)は弱く、3400~3500円で推移しました。
3325円でおよそ150万株もの買い注文があったのに、3400~3500円で売られていても買わない人が多い、というのですから、ちょっと不安です。


2月8日(金)は、朝の早い時間は、とても好調でした。
株価は前日から400円近く上昇して、3700円あたりまで上昇する勢いでした。
もしかしたら、4025円のストップ高にも届くかも、と期待した人もいるでしょう。

しかし、8:40頃からは、成行買い注文がおよそ30万株のまま、ほとんど増えない一方で、成行売り注文がどんどん増えていき、気配値はどんどん下がっていきました。

8:50頃には3500円、8:56頃には3400円と、前日のPTSで買った人は損になる値段まで下がってきました。

そして、寄り付きのおよそ2分前、8:58頃には、成行売り注文が50万株を超えて、ついに、3325円の前日終値まで下がってしまいました。


こうなると、たいへん危険です!

前日の2月7日(木)に買ったトレーダーは、3325円よりも値上がりする、と予想したからこそ、買っていた訳です。
言い換えれば、もし3325円よりも上昇しないことが分かったら、みんな、我先にと株を売りに出してくるでしょう。

特に、7日(木)は午後にいったんストップ高から剥がれて、3325円で48万株もの売買が成立していました。
つまり、48万株もの大量の株が売られる可能性があります。

果たして、寄り付きまでの2分間に、成行売り注文は20万株も増えて、70万株まで膨らみ、気配値は3250円まで下がってしまいました。

3255円よりも下がったため、特別売り気配になりました。
つまり、あまりにも売り注文が多いので、9:00の時点では売買が成立しない、という状況です。


こうなると、きわめて危険です!

値上がりを期待して、前日にストップ高で買ったトレーダーは、あとはもう、なるべく損が少ないうちに、早く手放したい訳です。
ところが、特別売り気配なので、手放すことすらできません。

特別売り気配では、売りと買いの注文数が合致するまで、3分ごとに(今回の場合は)70円ずつ切り下げていきます。
しかし、売りたいトレーダーがどんどん増えてしまうと、3分が経つ前に、もっと気配値が下がってしまい、いっこうに寄り付かず、株価が下がり続けてしまうことがあります。

もしそうなったら、逃げられないまま、ただ損失が増えるのを見ているしかありません。


幸い、2月8日(金)の【4592 サンバイオ】は、3200円におよそ8万株の厚い買い板があって、多少は売り注文が増えても、3200円より下がることは無さそうでした。
そして、9:03に、3215円で売買が成立しました。

結局、前日の7日(木)に3325円のストップ高で買ったトレーダーは、1株あたり110円の損失となりました。
仮に3000株とすれば、33万円の損になります。


ただ、もしも9:03までの間に、売り注文が8万株以上増えたり、3200円の買い板が取り消されたりしたら、3215円では止まらず、もっと株価は下がっていたはずです。
そうしたら、売りが売りを呼ぶ展開になって、予想外の大損失になってしまうリスクもありました。


今回の【4592 サンバイオ】のように、みんなが

「上がりそうならすぐ飛びつくけど、下がりそうならすぐ逃げたい」

と思っている銘柄は、たとえストップ高でも、持ち越すリスクを考えないといけません。

 

 

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【4592 サンバイオ】、今日も強いですね(^^;

朝の寄り付きの時に、一瞬だけ売り優勢に傾きましたが、本当に一瞬だけでした。
下がらないと見るや、一気に買いが集まって急上昇!

10:09の時点での値動きです。



3690円まで上昇した後は反落していますが、まだ3215円の始値を上回って、前日比プラスの陽線を保っています。

これで(今のところ)4日連続で陽線になり、「買えば儲かる」状態が続いていますね。

ですが、今週末は三連休です。

さすがに、今日のうちに手仕舞いしておこう、というトレーダーが多いと思います。
ここ3日のうちに買っていた人は、だいぶ含み益が出ているので、そろそろ売って利益を確定したい、と思うでしょうし。

「さすがに上がりすぎ」と考えて、空売りを仕掛けるトレーダーもいると思います。
実際、朝一番に急騰した後は、一気に急落してきました。


・・・と思ったのですが、10時すぎにはまた上昇してきて、10:09には3490円まで上昇しています。

本当に強いですね(^^;
皆さん、三連休でも持ち越すのでしょうか?

 

 

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今日2月7日(木)の14時過ぎ、【3092 ZOZO】がいきなり急騰しました!

なんと、社長の前澤友作氏がツイッターで

「しばらくツイッターはお休みさせてください」

と呟いたことが原因、というから驚きです。

【3092 ZOZO】は、3日連続の陰線で、2115円から1815円まで14%も下落していたので、そろそろ反発するかも、と監視していたトレーダーも多いと思います。



前澤氏のツイッターが出るまでは、今日も1681円まで、4日連続で下落し続けていました。
ところが、14:16から一気に急上昇!



きれいな三角持ち合いブレイクの形なので、飛び乗りやすかったですね。  

 

 

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今日は、東証一部市場では【9984 ソフトバンクグループ】、東証マザーズ市場では【4592 サンバイオ】に、資金が集中していますね。

【9984 ソフトバンクグループ】は、株探のニュース:

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月6日発表分)
 

■ソフトバンクグループ
4-12月期(3Q累計)税引き前が3.2倍増益で着地。発行済み株式数(自社株を除く)の10.3%にあたる1億1200万株(金額で6000億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月7日から20年1月31日まで。


という好材料で、大きくギャップアップしてから、大陽線。

【4592 サンバイオ】も、前日から大きくギャップアップして、ストップ高に張り付いてしまいました。





一方、絶好調なこの2つの銘柄に反して、日経平均、マザーズ指数ともに、指数は急落しています。
10:40頃まで、こんな状況でした。





ほとんどの銘柄が下落している中で、【9984 ソフトバンクグループ】と【4592 サンバイオ】だけが逆行高。
2つの銘柄に資金が集まりすぎて、それ以外の銘柄からは資金が抜けている印象です。

ただ、前引けにかけては結構戻してきていますね。さて、後場はどうなるでしょう。

 

 

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