こんにちは
「婚活に疲れたあなたへ 心理カウンセラーが教える 結婚できない本当の理由」の吉田亮介です。
「ありのままの自分」とは何か?ということについてお話しています。
今回は、最後にまとめとして、「ありのまま」論争にどう決着をつけるかという点をお話します。
「ありのまま」というのはレッテルを貼らない、自分を否定しないということでしたね。
そうすると、極端の事を言うと「ありのまま」でいいから一切努力しなくていいということにもなります。
実際、努力するかしないかは基本的に本人の問題です。
例えば、仕事で失敗したら、「アハハハ」これが私だからと笑っている人がいたとします。
あなたが同僚や上司だったら容認できないかもしれません。
ですが、落ち込んではいないけれどしっかり振り返って改善すれば問題ありません。
それもしないとなればそれは問題となるかもしれません。
その人がちゃんと認識しているかどうか確認した方がいい点があります。
それは、「ありのまま」であることが、「原因と結果」の法則から逃れることとは別問題であることを認識できているかどうかです。
例えば、仕事で失敗して、「これがありのままの私だから」と開き直って改善すらしようとしない人がいたとします。
そうすると、仕事が向上しない→また失敗する→会社に迷惑をかける。という可能性が高くなります。
すると次に、会社に迷惑をかけ続ける→減給、風当たりが強くなったり居心地が悪くなる、リストラなどの可能性が出て来ます。
これは、「原因と結果」なので逃れられません。
それでも「ありのままの私だから」と笑っていられるならその人自身はOKですね。
会社としては、迷惑です。なので、しかるべき処置をすることになると思います。
ここまでのツワモノは、さすがにいないと思いますが。。
多くの場合は、単に「原因と結果」がみえてなくて怠け者というだけの場合でしょう。
そこで「ありのまま」という都合のいい言葉を盾に取っているだけです。
なので、「原因と結果」からは逃れられないということを教えてあげるというのがひとつの処方箋ではないでしょうか。
例えば、「婚活」でも、「ありのままの自分」を受け入れてくれる人が現れるのを待ちたいと何も努力しない女性がいるとします。
基本的には本人の自由です。
ただ、原因と結果の法則があるので、その人が若くて美人などであればともかく、結婚できずに長年経っているのであれば見通しは厳しいだろうということです。
それでもOKなら他人がとやかく言うことではないと思います。
あなたが親友や両親で放っておけないなら、「原因と結果の法則」からは逃れられないという話をしてあげると聞く耳を持ってくれるかもしれません。
それもわかった上でそうしたいというならその人の人生なので尊重してあげるのがいいと思います。
世間は、「ありのまま」ではなく「価値判断」の世界です。
「ありのまま」というのは、現実的には、「価値判断の行き過ぎ」に対する「薬」みたいなものと捉えた方がいいと思います。
「薬」も副作用があって、飲み過ぎると毒になりますね。
「ありのままの自分」というのは心理カウンセリングでも実際的に活用する概念です。
自己否定が激しいケースやいつも自己否定している人に使う処方箋です。
実際的な活用法については以下をご覧ください。
ありのままの自分とは?(その2)
ありのままの自分とは?(その3)
「ありのまま」の本来の意味を知りたい人はこちら↓
ありのままの自分とは?(その4)
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
「婚活に疲れたあなたへ 心理カウンセラーが教える 結婚できない本当の理由」の吉田亮介でした。
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