高いお金をかけるリフォーム、絶対失敗したくない!DIY未経験者の私はYouTube動画を見て勉強しまくりました。
2023年9月から始めたDIY、何もかもが全く初めての経験ばかり。
4ヶ月でフローリング、壁の漆喰、天井の壁紙、押入れの解体と棚作り、敷居の溝埋め、入り口扉のリフォームを完成させました。
忘れないうちに振り返りをブログにまとめています。
全くのDIY初心者が6畳の和室を洋室にリフォームした体験記です。どなたかの参考になれば幸いです。
壁紙の下地処理
壁紙を剥がしてもまだその下に薄い裏紙が石膏ボードにぴったり密着して貼り付いているんです。
漆喰を塗るためにはこれも剥がさなければいけません。
最初の1区画の裏紙が剥がせました。
この工程、最初はきつかったです。他の人のように霧吹きで湿らせてスクレーパーでこそげ落とそうとすると、石膏ボードの紙まで剥がれてしまうのです。しかもすごく少しずつしか剥がせなくて…
↑ところどころ無惨にめくれた石膏ボード紙
一番大変だった最初のこの区画だけがまるで抽象画のよう
この調子じゃ、何日かかるか分かんないなぁ〜😩
おまけに霧吹きから水がポタポタとこぼれるし、養生しているとはいえ施工したばかりのフローリングにシミでもできたらとヒヤヒヤ
他になにかいい方法ないかな〜
安物の霧吹きが悪いのかもしれませんが、新しい霧吹きをなぜか買う気も起きず、なんとはなしに掃除用のスキージーで壁を湿らせてみたところ、これがなかなかいい感じ!うまく剥がせる!
これ↓大発見です。
ヘラじゃなく、スポンジの方を使います。水を含ませて、壁を撫でるといい感じに水が染み込んでくれました。水が染み込んだらスクレーパーを壁紙の捲れている部分に横向きに当てて、圧をかけながら滑らせて一気に剥がす方がうまくいきました。
スクレーパーの使い方もコツが分かってくると、作業も少し楽しくなってきました。
最初はどうなることかと思いましたが、きれいに剥がせたり剥がせなかったりも楽しめるくらいの余裕ができました。
音の出ない静かな作業なので好きな音楽をかけ流しながら夜に作業を進めました。
道具をスキージーに変えてからはスイスイはかどり仕上がりもきれい❣️無印良品のスキージーが意外なところで役立ちました〜
裏紙剥がし工程はYouTube動画もさほどなくノーマーク…意外と難関でしたが無事終わってやれやれです。それでも1週間近くかかりました。
DIYをするにあたり、無理をしないことは大切だと思います。無理をすると失敗する確率も高くなり、失敗するとその修復に余計な時間がかかるのです。
失敗も大切な経験ですが、失敗する要素は可能な限り排除するという気持ちを初めに持っておくことも大切です。
また時間を武器にするとは、時間をかけて事前に調べたりするということだけではなくて、作業をする際にもゆっくり丁寧にすること、疲れたら休む、やる気の出た時に作業するということ。
毎日少しずつでも確実に前に進んでいればそれでいいんだと思うこと。欲張らず焦らず。
こうしたこともまた時間を武器にするということだと思います。
失敗しないためにはどうするべきか、この考えるということもまた大切なんです。
やみくもにやってうまくいけば良いのですがやはりよく考えてからの方が良い結果につながります。ましてや初めてのDIYなので、途方もなくリスクがあります。
と長くなりましたが…慎重な性格の人なら最初からDIYなんてしないかもですね。私は少し無鉄砲でいい加減なところがあるため、自分自身をあまり信じられなくて、慎重に慎重を重ねなくてはいけないということを、この年齢になって少しは分かるようになったので、これも年の功ですかね。
さてさて、ようやく石膏ボードが顕になって、次はと…下地の調整ですね。
下地の調整とは、漆喰を塗る下地ということで、壁の表面を整えるということです。
裏紙剥がしの際に石膏ボードが剥がれてしまった部分の凸凹を平らにしてあげないといけません。
またネジなどの金属部分が顕になっている部分に漆喰が触れるとよろしくないそうで、金属部分をパテで埋めるんだそうです。
パテとはなんぞや?
パテとは粘土みたいなもので、乾くと硬くなります。パテ、もちろん私は初めてです。パテのパの字も知りません💦
パテを練るのももちろん初めて!
どうなることやら。
パテを練るのはパテの種類によって水の量など違いますのでお使いのパテの使い方に従ってくださいね!
パテ練りはなかなか楽しかったです。パテのさができたら乾く前にさっさと作業しましょう。
慣れないうちはできたらパテは少しづつ作った方がいいです。
石膏ボードを止めてるホッチキスをパテで埋めるのはなんなく簡単でした。ご覧の通り。なんだかかわいくて無駄にたくさん写真を撮りました。
使った道具たちの紹介です。
パテ : 粉末タイプのヤヨイのワイドスーパー
→溶きやすく、塗りやすかった!
パテベラ :
パテベラはケチらずに良い値段のものを選びました。素人のくせに贅沢ですが。
私が使ったのはこのシリーズですが、ネジ山を埋めるくらいですから小さいものの方が使いやすいと思います。サイズは三寸くらいのものを購入しました。後日、邪道かもしれませんが、ガスコンロのこびりつきを落とすのでも活躍してくれました。
また大きいサイズのものは壁紙貼りなどの作業でも大活躍しますので、大小揃えておくと助かります。
パテボード : 特にこだわりなくて…ホームセンターでプラしチックのものを適当に購入しました。
パテを塗るための道具は全てネット通販でなくホームセンターで購入できましたよ!