高いお金をかけるリフォーム、絶対失敗したくない!DIY未経験者の私はYouTube動画を見て勉強しまくりました。
2023年9月から始めたDIY、何もかもが全く初めての経験ばかり。
4ヶ月でフローリング、壁の漆喰、天井の壁紙、押入れの解体と棚作り、敷居の溝埋め、入り口扉のリフォームを完成させました。
忘れないうちに振り返りをブログにまとめています。
全くのDIY初心者が6畳の和室を洋室にリフォームした体験記です。どなたかの参考になれば幸いです。
今回はフローリングについてまとめています。
これからDIYをしたいという方に、私の体験記が少しでもお役に立てればうれしいです☺️
手間暇かかる無垢フローリング
リフォームするにあたり、コストを安くできるならそれに越したことはありませんが、DIYに失敗してやり直しとなると、結局、時間とお金が余計にかかります。無駄な時間とお金をかけないためにも計画を吟味し、丁寧に作業することがかえって近道なのです。
リスクを最小限に抑えるために使う資材の品質にもこだわりたい。きちんと施工さえできれば20年間は使えるでしょう。
少々高くても良いものを使えば長持ちし、減価償却すればむしろ安上がりになるという理屈。まだ見ぬ孫にいつの日か自慢できるくらいのものを作ろう!
ちなみに6畳和室のフローリングにかかった費用はきちんと計算してませんが、漆喰の材料まで含め概算で20万円弱。
20年使うとすると、一年で1万円、日割りすると30円。メンテナンス費用や人件費は入れません。
単にコストだけを考えたら、まあまあお高いですね。でも、自分で施工したことによるメリットはお金に換算できません。
DIYのメリットを考察してみます
DIYのメリットについて真面目に考察してみました。
まずこうしてブログ記事に体験記として残すことができ、たくさんの人に自分の経験と知見を共有できること。
また、家族や友人にちょっと自慢していい気分になれること。
知識と経験を得られたことにより、ちょっとした家のリフォームなら自分でできるようになったこと。
良い材料を自分で選んで施工したことによって自然素材ならではの温もりや快適さ、心地よさが得られること。
時間が経過することでむしろより自然素材の風合いの変化を味わい、楽しめること。
最後に、DIYスキルを手にした達成感と自信が得られること。
などなど
コストを十分にカバーできるたくさんの無形のリターンだと思いませんか?これこそがDIYの醍醐味だと実感しています。
無垢フローリングの選定
無垢フローリングは木の種類や使う部位によって値段も様々。高いのはその分いいに決まっていますが、お財布と家の風格と相談でした。
由緒ある材木商のカタログに載っている商品は、はっきり言ってどれもそれほど安いわけでもなく、そしてどれも良さげに見えました。
木の色目、柄の入り方、施工のしやすさなど条件を吟味すれば良いと思います。
板の四方に実(さね)のあるものを四方実(しほうざね)といいます。フローリング同士の間隔の取り方が難しそうだし、実がある方が隙間も目立たなくできるとのこと、ビギナーなので四方実一択でした。
下地作り
フローリング板が決まったのでようやく下地に着手できます。下地に使う構造用合板も届きました。とってもしっかりしてきれいな下地材です。
こちら、ロシア産のマツだそうです。指定したわけではなかったのですが、マツ大好きなのでテンション上がりました⤴️
コロナの影響などあり、合板価格もここ最近、上がってて、下地だけでも結構なお値段です。
ロシア産のマツもこれを最後に、今後は国産のスギかヒノキに変わるのだそうですよ。世界情勢も関係してるのかな?
合板屋さんが配達してくれるのは玄関まで。施工現場は2階。28mm合板は一枚で20kg以上。一枚10kg足らずの畳の上げ下ろしも大変だったのに、重さが倍以上ある合板を一人で持ち上げるのは到底無理。縦半分のサイズに裁断し納入してもらえたのでとても助かりました。
急いだらなにもかも台無しになる😠
体力の消耗は危険のサイン⚠️
怪我だけは絶対したくない🤕
12枚の28mm合板と6枚の12mm合板を
2日に分けて運び上げました
フローリング材は、これとは別に70枚以上ありましたが、そちらは軽かったので1日で運ぶことができました。写真撮り忘れました。
合板のカッティング
電動丸鋸は使ったことがなく、大きなハードルだと感じていたのですが、取扱説明書を漏れなく読み、YouTube動画で使い方を勉強しておきました。そして何度も寸法を計り直し、万全を期して裁断しました。
いくら頭で理解していても、丸鋸の大音量と激しい振動に慣れるのには少し時間がかかりました。
無事に28mm合板の上に12mm合板を並べ終わりました。合板の間隔は5mmとしています。
下地完成
並べ終わるとなかなかきれい
下地にしておくのがもったいない
もうこれだけで誰かに自慢したくなる
いよいよお待ちかねのフローリング材の施工だー♪
まず始めにフローリング材の仮並べをしていきます。
高い無垢フローリングと違ってカット材をつないであるので柄の入り方も不規則、バラバラです。
いろいろ入れ替えて吟味してます。パズルみたいで楽しい
仮並べが終わったら、順番を間違わないように重ねて部屋の隅に置きます。
あとは一列づつ貼り付け作業。
寸法を図って端を丸鋸でカットし、裏返して床ボンドを塗布、スペーサーを挟みながら位置決めしてビス止め、というのを延々と繰り返しました。イメージトレーニングできていたのでさほど難しくありませんでした。ただ根気のいる作業でした。
作業途中、病気の野良猫を自宅庭で捕獲し、病院に連れて行くという出来事がありました。その数日後には、別の野良猫を病院に連れて行く途中で逃げ出して行方不明となり、作業は中断。
詳しくはこちらの記事にまとめています。
DIYリフォームどころではなくなってしまいました。
8日後に失踪していた猫が見つかった報告です。
そしてようやく作業再開したものの、疲れもあってか遅々として進みませんでした。
野良猫のことも気になるし、作業途中に何度も2階と1階を往復。それでも確実に一列一列並べ続けました。焦りは失敗の元ですよね
切断するたびに飛び散る木屑の掃除も結構大変!1日に1〜2列がやっとという感じでした。
今日はここまで!いつも自分にそう言って、作業を翌日に持ち越すのです。
まだまだすべきことがたくさんあるし、急いだら絶対、失敗するから、ゆっくり楽しもう
スペーサーが足りなくなったのてハガキを二つ折りにしました。
時々金槌でビスを叩き損ねてフローリングを叩いてしまって凹ませたり、端部分のスペースが広すぎた、なんて失敗も😔
柱の出っ張り部分もカットしなくてはならなかったり…慎重に作業を進めます。
木口と壁の隙間が
木口は壁にぴったりでも良かったかもしれない!これは事前にちゃんと調べてなかった😹
今更やり直せないし、後の祭りです。
巾木で隠せばなんとかなりますが、それにしても隙間が広すぎましたね
いよいよ完成🥳
きれいに貼れた
ベランダ側最後の2列はYouTube動画を参考にイメージトレーニングはできていたのですが、実際にやってみると簡単ではありませんでした。壁側に入っていた畳寄せがまっすぐではなく、板との間隔が一様でなかったので、カンナで削りながら何度も何度も幅を調整しました。最後にはなんとかハマりました。遠目で見る限りは気にならない程度の仕上がりになりました。
また、壁と当たる部分は壁際と5mm〜1cm位の隙間を開けて施工し、巾木で隙間を隠すとあったのですが、そこに、元々使われていた畳寄せを巾木として再利用することにしました。
外した古い畳寄せ、色も赤茶けていて、石膏ボードがついてたり、釘跡や穴もあったので、きれいにカンナがけしました。まるで大工さんになった気分。
そしてこんな感じで壁際に置きました。サイズはもちろんピッタリです。
いずれ壁と固定させないといけないのですが、それは後で考える🧐
フローリング工程完了です♪
次回はお楽しみの漆喰壁塗りです❣️