こんにちは。トレーナーの正岡です。


暖かい日が増えてきましたが、急に寒くなったりと寒暖差が激しい今のこの時期は実は一年の中でも最も体調を崩しやすい季節です。


様々な影響を受けて交感神経、副交感神経のバランスが崩れやすく、夏バテならぬ春バテを引き起こしてしまったり花粉症、のぼせ、めまい、気持ちが安定しないなど不調を感じやすくなります。


どことなく春になると気持ちも明るく活発になりそうなイメージがありますが、身体がだるいなど原因がハッキリとしない不調が起きやすいのがこの時期の特徴です。



なぜ春は不調が出やすいのでしょうか。


例えば春は気温も安定しにくく風がよく吹きますね。これも体調を崩す理由の一つです。

風によって起こる不調は鼻水、目の充血、頭痛、湿疹、蕁麻疹、花粉症など。


東洋医学では立春からの数ヶ月を「発陳(はっちん)」(発生という意味)とよび、春の陽気が盛んになるにつれ、私たちの身体の中でも新陳代謝が活発になるという考えがあります。その作用によって交感神経が優位になりすぎてしまい、イライラするなど自律神経の乱れにも影響が出てきます。



また春は「肝」が活発に働きだすとされています。「肝」はただ単に本来の肝臓の働きのことだけでなく自律神経、目や筋肉、感情や情緒中枢のコントロール機能まで、脳のシステム的なところも入ってきます。


この「肝」の働きが盛んになりすぎてしまったり、機能が低下してしまうことでのぼせ、めまい、不眠、肌荒れなどに繋がってきます。自律神経を整えるためにもこの肝の働きを安定させる必要があります。



そこで血糖値のコントロールを出来ているか今一度見直してみましょう!

甘味の強いお菓子や甘いジュースを摂りすぎていませんか?


甘味の強いものは一時的にストレスを和らげ満足を得られますが、一度に多量の糖を摂取すると急激に血糖値が上がり、下げるためにインスリンが大量に分泌され、また上げるためにホルモンを分泌するという血糖値スパイクを引き起こし、アドレナリンが大量に分泌されイライラや頭痛、不安、倦怠感なども感じやすくなります。



血糖値を安定させる為には

◉精製されていない食材を選ぶ

◉一度に食べすぎない

◉食物繊維の多いものから食べる

◉水分をしっかりと取る

などに気を付けましょう!


ただ分かってはいるけど急に食を変えるのは難しいという方も多いと思います。

甘いものが欲しくなっている=交感神経が優位になっているというところにも目を向けてまずはストレス過多になっている身体を和らげるためにもしっかり運動を取り入れていきましょう!



プライベートレッスンではまずはカウンセリングを行い、お客様の体の状態に合わせたツールを使用しトレーニングを提供させていただいております。




マットやマシンを使用してインナーマッスルからアウターマッスルまでバランス良くしなやかに強くしていくピラティスはどんな方にも効果的なトレーニングです。

身体の使い方を基礎から整え筋肉を柔軟にしていくことで免疫力を高めたり血流を良くすることができ、不調の起きにくい身体にしていくことができます。





足から全身にアプローチする「マスターストレッチ」

ふくらはぎなど足周りの筋肉を始め、全身をストレッチ、強化してボディラインを整えながら身体の内側も整えていくことができます。


更にマスターストレッチにバンジートーンをプラスすることで上半身にも負荷をかけながら大きくリズム良く体を動かし心拍数を上げる有酸素運動も行うことができます。




心拍数を上げ血流を良くするトレーニングは血糖値のコントロールにはもちろんのこと自律神経を安定させるためにも必要不可欠。


年齢を重ねていくにつれてジャンプしたり走ったりする回数が減り、少し走っただけで息切れしたり体力の低下を感じることが多いかと思います。


心拍数をしっかりと上げるトレーニングも取り入れ身体の巡りを良くし、不調の起きにくい身体にしていきましょう!



ピラティススタジオ カラーズ