こんにちは。
トレーナーの梅原です。
今回は、お悩みの多い首・肩について考えていきたいと思います!
来てくださるお客様のお話を聞いていると、
「首から肩にかけてがガチガチで、、」
「ずっと同じ姿勢でいるとピリピリしてくる、、」
「首から肩にかけてのもりっと感が気になる、、」
という声が多く、
また、日常的に長時間のデスクワークをされていたり
良くない姿勢で作業をすることが多いという特徴があります。
そして、その痛みの場所は僧帽筋、肩甲挙筋であることが多いです!
僧帽筋は、背中の中央から後頭部あたりの表層に広がる大きな筋肉で、
主に肩甲骨の動きを作ります。
上部繊維、中部繊維、下部繊維に分けられ、
それぞれが異なる働きをします。
上部は、(肩甲骨の)上方回旋・内転・挙上・頭頸部の伸展
中部は、内転
下部は、上方回旋・内転・下制
この中で首こり・肩こりに感じるのは、上部繊維の部分です。
肩甲挙筋はその上部繊維の深層部にあり、
肩甲骨の挙上、下方回旋の役割をしています。
このような、猫背、巻き肩の姿勢の時、
肩甲骨は、外に開き(外転)、上に持ち上がっています。(挙上)
では、この姿勢を改善するには!
反対の作用を(内転・下制)する筋肉=僧帽筋下部繊維を使えるようにすること!
そして、その作用を邪魔する筋肉の過緊張をとくことが大切です!
作用を邪魔する筋肉のひとつが、広背筋です。
以前のブログでもお伝えしているのでご存じのかも多いかもしれませんが、
広背筋は、
背中の下部から上腕骨の内側についており、
主に腕を動かします。
その広背筋が過緊張状態となると
上腕の内側が広背筋に引っ張られ巻き肩につながったり、
背面の硬さにつながり丸い背中が癖になってしまいます。
広背筋のストレッチについては、
下の写真の様にお尻を持ち上げ、
左右に側屈、また、ツイスト方向にも動かす方法があります!
僧帽筋下部繊維を働かすためには、
ピラティスの代表的な動き「スワン」がおすすめです!
ここでもう一つ気をつけないといけないことがあります。
それは、巻き肩(肩甲骨外転)のまま肩甲骨の下制を過度に行ってしまうと、
より首から肩にかけてモリッとなってしまい、なで肩のような姿勢になってしまうことがあります。
この状態に関しては②でお伝えしたいと思います!
ピラティススタジオ カラーズ大阪