こんにちは。トレーナーの正岡です。
肩こり改善のために肩周りのストレッチなどを
しているけどなかなか追いつかないというお声をよく聞きます。
肩は不調が出やすいので意識しやすいですが、
見落としやすいのが手首の可動域制限です。
パソコン、携帯の触りすぎから起きる腕のねじれは末端である指、手首からきていることがほとんど。
実は手首回しはとても肩こりに効果的です!
手首を回す運動は手を床につく動きや、スポーツの準備運動でするくらいという印象が強いですね。
手首には足裏と同じくアーチがあります。
手首の骨はとても細かく、
小さい骨がたくさん集合しています。
この骨が作っているのが足裏でいう横アーチのようなものです。
スマホやパソコンのマウスを長時間持っていると
このアーチが崩れたり、潰れたり、捻れたりしてきます。
これが筋膜のヨレを引き起こし、腕から肩、そして首までひっぱることで肩こりにつながります。
上の写真のように
親指と小指をくっつけようとした時に、
⚫︎くっつけられない
⚫︎くっつけると痛い
⚫︎綺麗に丸ができない
⚫︎小指と親指の爪がまっすぐ向かい合わない
という方は、手首のアーチがなくなっています。
手首のアーチを取り戻すことは美容面での効果も絶大です!
二の腕のたるみをスッキリさせるだけでなく、
筋膜の繋がりから、顔のたるみ解消にもいいとされています。
ただただ手首をぐるぐる回すだけでなく、
足首を回す時と同じように腕が動いてないかチェックしながら回したり、
フレックスポイントのように縦に手首を動かすと、
二の腕まで使えてくるのが分かります。
何回か続けると意外ときつい運動なのが分かっていただけると思います。
また最終的には全身のねじれや凝りをとっていく必要があります。
手首から体幹までつなげて整えていくには
TYE4をおすすめします!
TYE4は胸の周りにあるハーネスを中心に、手と足それぞれゴムのように伸びるバンジーをつけていきます。
よく伸びるバンジーをつけてピラティスを行うことで、縮こまった全身を引き伸ばして動くことができます。
TYE4はピラティスをする際の体幹から手と脚を引き伸ばす意識を分かりやすくしてくれるものです。
動きの出にくくなっている関節を少しずつ動かしていくことで、
関節のコンセントレーション(正中化)ができてきます。
コンセントレーションができると関節の位置は正しい場所に収まり、
痛みが起きにくくなったり動きがスムーズになってきます。
特に手から肩周りの筋肉は縮こまっている方が多いため、
胸の中心から両手のバンジーを引き伸ばすことで腕、肩の関節に空間をあけ、つまりをとっていくことができるのです。
さらに腕を内外旋させたりすると腕や手首のねじれを取りながら肩周りのインナーマッスルを活性化することができます。
関節の硬さのアンバランスや筋膜のヨレを解消していくことで手首のアライメントも良くなってきますし、腕も動かしやすくなります。
ぜひ肩こりが気になる方はTYE4で腕周りの不調を改善していきましょう!
そして日頃から手首も意識的に動かしてみてくださいね。
ピラティススタジオ カラーズ大阪