Colly's Camp -428ページ目

ヤブカンゾウは美味しい


ヤブカンゾウ2

ヤブカンゾウ


この時期になると、川沿いや野原にひときわ目立つオレンジ色の花が咲く。


僕はこのオレンジが大好きで、見ているだけでもう夏の太陽や風を感じることが出来る。


何年か前に、アウトドア雑誌でこの花をサラダにして食べるという記事があった。僕がこの花を知るきっかけである。


花の名前は「ヤブカンゾウ」。


いつか食べて見よう、と思いながら、長い間なかなか食べれずにいたのだけれど、今年こそは食べようと思い、遂に花を摘みにいってしまった。


農園には「ささげ」が沢山出来ているし、ヘチマみたいなキュウリもあったし、それに気温は標高810mで32℃オーバー。


これはとメニューが決まった。


もちろん食べるのは僕一人ではない。美味しいときも美味しくなかったときもいつもみんな一緒の賄い食だ。

美味しくなかった事は無い…らしいけれど。


そして、完成。



うどん



 「夏野菜とヤブカンゾウの冷やしうどん」


内容はコシが自慢の「清見うどん」に、ヘチマのようなキュウリをピーラーで薄く裂いたキュウリそうめん。

それに茹でたささげ。タレには伊勢うどんのたれをかけて出来上がり。


とても美味しくいただきました! ちなみにヤブカンゾウの花は少し甘く、生で食べられた。


こういう身近な植物が、実は食べられる事を知ると、自然がぐっと近くなりますね。

小さな夢の実現。


ジュニアキャンプ
僕がこの世界(環境教育・自然学校)に入ったのは、今から6年ほど前。

「オークヴィレッジ森の自然学校」という自然学校のジュニアウィンターキャンプの手伝いだった。


当時僕はまだ森林組合の技術者だったから、「きこり」として参加させてもらった。

キャンプのテーマは「森のきこりになろう!」。


僕はプログラムリーダーとして、チェーンソーを持ってデモンストレーションで木を伐ったり、丸太をリスのようにチェーンソーで彫刻したりして、子供達と楽しんだ。


その時のディレクターは宮崎喜一さん。現アートアンドライフ自然学校の代表だ。


僕の「コリー」というのはキャンプネームで、その時に喜一さんにつけてもらったもの。


「きこり」だから「きこりのコリー」でいいや。


こんな感じで僕はコリーになった。


そのジュニアキャンプで一緒に働いていたスタッフは、今では嘘かと思うくらい豪華なラインナップだった。その中でも、僕の目標だった「ジェロニモ」は今やトヨタ白川郷自然学校のチーフインタプリター。


もともと雲の上の人だったけれど、更に上の人になった。


それから、6年。


自分の自然学校が作りたくて、今の職場でその礎を築いてきたのだけれど、その小さな第一歩として、僕も自分の企画した「ジュニアキャンプ」をやってみたかった。


そして、先日。


その小さな夢が実現した。


「森のがっこう主催:子供達だけのサマーキャンプ」


病気によるキャンセルも相次いで、参加者は3名と少なかったけれど、2泊3日の行程を無事終了し、子供達や親御さんにも喜んで帰って頂いた。


すごく楽しいキャンプだった。


僕達が、こうやってどれだけのことを、この次の時代を担っていく子供達に伝えていけるのか?残していけるのか?


今はまだわからないけれど、しっかりとその軌跡を残して生きたいと思う。


子供達が最後に言ってくれた


「来年もまた参加するよ!っていうか冬もやってよ!」



もっといいプログラムを考えねば…。

子供達の冒険と同じく、僕の冒険もまだまだ続くのだ。

祭囃子は鳴り止まない。


八王子祭り

昨日から3日間、僕の実家のある八王子では「八王子まつり」が始まる。

八王子では一大イベントで、明治時代から戦火を逃れて保存されている山車や、復元した山車総勢19台と、各神輿会の神輿、それに上の神社の神輿と下の神社の千貫神輿が、昼夜甲州街道や各町内を練り歩く祭りだ。


お囃子も神田囃子や目黒囃子で、もう完全に江戸の祭り。

そんな環境の中で、なんと僕の実家は祭り衣装を販売している。


だから、中学生から大学、それから森林組合の仕事をしている間でも、夏のこの期間はずっと家の手伝い。

大好きな祭りに参加するのは決まって、売る側として、の参加だった。



祭りの衣装の柄は実にたくさんあって、粋なものばかり。江戸小紋と呼ばれる連続した小紋柄や、龍やのぼり鯉、などの大柄。

そんな衣装に身を包んだ、お祭り馬鹿(ほめ言葉です)たちは、みんな粋に着こなして、どんなに厚くても、それだけで心地よい夏の暑さに変えてしまう。


そして、なんといってもBGMがすばらしい。

ずっとお囃子が鳴り響いてる。


お祭り中も、お祭りが終わった後も、頭の中で、まるでどっちが本物のお囃子かわからなくなるくらいに、鳴りっぱなし。


もう、僕の人生の夏は、どうあったってこの夏のお囃子からは逃れられそうに無い。

だって、飛騨の山奥にいてさえも、絶えず鳴り響いているんだもの。 そう、お囃子は鳴り止まないのだ。


だから、最初の節さえ口ずさんでしまえば、細胞に染み付いたお囃子が簡単によみがえってくる。



今頃、実家は大変な忙しさなんだろうな…、と思う。


これはきっと、そこでずっと祭りの間中働いていたから思うのだけれど、本当に行って値札の一つでも貼ってあげたくなるのだ。


でも、そんなことは確実に無理。僕の職場だって最大の繁忙期を迎えている。


ちょっと寂しい気もするけれど、結局のところ、実家を離れるというのはそういうことなのだ。


でも、なんかうずくんだよなぁ~。じっとしていられないというか…。


困ったものです。


きっと今晩は夢の中で、はちまきやわらじや雪駄や半天を一生懸命、お囃子をバックに売っているんだろうな。



ピーヒャラ。ピーヒャラ。


頑張れ「中川商店!」

そして、頑張れ「俺!」