頭の中がずっと賑やかな状態、いわゆる「脳内おしゃべり」が止まらない現象。。

これ、実は多くの人が経験していることで、心理学や脳科学の視点から見るといくつか面白い理由があります。

なぜ私たちの脳は、頼んでもいないのに独り言を続けてしまうのでしょうか?


1. 脳の「デフォルト・モード・ネットワーク」

人間の脳には、何もせずぼーっとしている時にかえって活発に動くデフォルト・モード・ネットワーク(DMN)という回路があります。

役割: 過去の記憶を整理したり、未来のシミュレーションをしたりすること。

現象: 意識を何かに集中させていないと、脳が勝手に「アイドリング状態」に入り、あれこれと考えを巡らせ始めます。これが「脳内おしゃべり」の正体です。


 2. 生存本能としての「シミュレーション」

脳にとっての最優先事項は「生存」です。

* 「明日の会議で失敗したらどうしよう(不安)」

* 「さっきの言い方はマズかったかな(反省)」

このように、過去の失敗を悔やんだり未来のリスクを予測したりするのは、次に同じことが起きた時に生き残るための訓練を脳が自動で行っているからだと言われています。


 3. 感情の処理が追いついていない

言葉にできないモヤモヤやストレスを抱えていると、脳はそれを「言語化」して整理しようと試みます。納得のいく答えが出るまで、何度も同じフレーズや思考がループしてしまうのです。


### おしゃべりを少し静かにするコツ

もしこの「脳内おしゃべり」がうるさすぎて疲れてしまうときは、以下のようなアプローチが有効です。

ジャーナリング(書く):頭の中の言葉をすべて紙に書き出すことで、脳が「これは記録したからもう覚えなくていい(考えなくていい)」と判断し、静かになることがあります。

五感に意識を向ける:「今、足の裏が地面に触れている感覚」や「コーヒーの香り」など、身体の感覚に集中すると、思考のスイッチが物理的に切れやすくなります。そらとりでお出しするハーブティーを透明のカップでお出しするのは色も楽しんでいただくためなのです。

「実況中継」に変える: 「あ、今自分は不安だと思っているな」「またおしゃべりが始まったな」と客観的に観察(メタ認知)するだけで、脳内トークの勢いは弱まります。

---

考えすぎてしまうのは、それだけ脳が活発で、危機管理能力が高い証拠でもあります。決して悪いことではないのですが、リラックスしたい時には少しお休みさせてあげたいですよね。

この「脳内おしゃべり」を鎮めるための具体的なワークや、マインドフルネスのやり方など、お伝えしますね。


頭の中の「ひとり言」が止まらないあなたへ。静寂を取り戻すための3つのステップ

「明日の仕事、大丈夫かな?」「あんなこと言わなきゃよかった……」

ふと気づくと、頭の中で自分自身とのおしゃべりが止まらなくなっていること、ありませんか?

実は、脳は放っておくと勝手に「おしゃべり」をする性質を持っています。でも、それが続くと心も体も疲れてしまいますよね。

今日は、プロのセラピストも大切にしている、頭の中を静かにして「今、ここ」の安心感を取り戻すための簡単なセルフワークをご紹介します。


 1. 「外の世界」を3つ見つけてみる

頭の中がおしゃべりでいっぱいのとき、私たちの意識は「自分の内側」に閉じこもっています。これを優しく「外側」に引き出してあげましょう。

やり方:周りを見渡して、目に留まった「心地よいもの」や「安心するもの」を3つ探してみてください。

 **例:「窓の外の緑」「お気に入りのマグカップ」「壁に掛かった時計の音」。

ただ眺めるだけでOKです。意識が外に向くと、脳のスイッチが切り替わり、おしゃべりのボリュームが自然と下がります。


2. 「体の中の静かな場所」を探す

頭が騒がしくても、体の一部は意外と静かにあなたを支えてくれています。

やり方:椅子に座っているなら「お尻が座面に触れている感覚」、立っているなら「足の裏が地面についている感覚」に意識を向けてみましょう。

**ポイント:騒がしい頭から一番遠い「足の裏」を感じるのがコツです。大地のどっしりとした安定感を感じると、頭にのぼっていたエネルギーがスッと下に降りていきます。


 3. 思考を「空の雲」のように眺める

おしゃべりを「止めよう」とすると、脳はもっと力んでしまいます。大切なのは、おしゃべりと戦わないことです。

イメージ: あなたの心は広大な「青い空」です。浮かんでくる思考は、そこを通り過ぎていく「雲」だと思ってみてください。

*つぶやき: 「あ、また心配事が流れてきたな」「あ、おしゃべりしてるな」と、ただ実況中継するだけ。

雲(思考)が流れていっても、背景にある青空(本来のあなた)はいつも静かで、変わらずそこにあります。

---

### おわりに

頭の中のおしゃべりは、あなたが一生懸命に生きている証拠でもあります。「うるさいな」と自分を責める代わりに、「今日も脳が元気に働いてるね、ちょっと休憩しようか」と優しく声をかけてあげてください。

ほんの1分、足の裏を感じるだけでも、あなたの内側にある「静けさ」は顔を出してくれますよ。



【新メニュー】自律神経の次は「月のリズム」を味方に。新習慣「ホルモン リ・バランス」が始まります。


こんにちは。「そらとり神経調律専門サロン」の江口剣太郎です。

当サロンで自律神経のケアを続けているお客様から、最近このようなお声をいただくことが増えました。

「普段は調子がいいのに、生理前になるとどうしても崩れてしまう」 「イライラや気だるさが出てくると、せっかく整えた自律神経が台無しになった気がして落ち込む……」


そんな一生懸命な女性の皆さんのために、新しい単発メニュー**「ホルモン リ・バランス」**をご用意しました。

なぜ、生理周期で体調が左右されるのか?

生理痛やPMS(月経前症候群)の原因は、単に「ホルモンの数値」だけではありません。実は、ホルモンを司る**脳(蝶形骨)と、受け皿となる骨盤(仙骨・大腰筋)**の連携がスムーズにいっていないことが多いのです。


このメニューでは、私が得意とする3つのアプローチで、あなたの身体のリズムを「戦い」から「調和」へと導きます。


「ホルモン リ・バランス」4つのアプローチ

◎司令塔を整える(蝶形骨の解放) 頭の真ん中にある「蝶形骨」は、ホルモン分泌の司令塔(下垂体)が乗っている大切な場所。クラニオ・バイオ(頭蓋仙骨療法)の優しいタッチでこの骨の動きを整え、脳からの指令をクリアにします。

◎スペースを作る(大腰筋の弛緩) お腹の深い筋肉「大腰筋」が緊張していると、内臓が圧迫され、血流が滞ります。ここを緩めることで、子宮や卵巣がリラックスできる「ゆとりの空間」を取り戻します。

◎流れを繋ぐ(仙腸関節・仙骨の可動域) 骨盤の要である仙腸関節と仙骨を丁寧にリリース。骨盤内の血流を促し、生理特有の重だるさや腰の痛みを、内側から溶かしていきます。

◎足裏からのアプローチ(土踏まずや内くるぶし付近の腰椎・骨盤反射区)は、大腰筋や生殖器系への刺激として非常に相性が良いのです。


こんな方におすすめです

・生理前のイライラ、気分の落ち込みが激しい

・生理痛が重く、鎮痛剤が手放せない

・自律神経は整ってきたけれど、周期的な揺らぎに不安を感じる

・「女性であること」をもっと楽に、心地よく楽しみたい

・子宮筋腫/子宮内膜症/チョコレート嚢胞etc.婦人系のお悩みの予防・改善

・妊娠を希望される方


「月のリズム」は、本来あなたを苦しめるものではなく、身体をリセットするための大切なサイクルです。

波に飲み込まれるのではなく、上手に乗りこなせるように。 「そらとり」で、心と身体の「リ・バランス」を体験してみませんか?


施術を受けるベストなタイミング---生理の7~10日前

料金---1セッション 60分10000円 (自律神経の調整やストレスケアも含みます)

「ここからレジリエンス神経育みプログラム」や「ペアチケット」など継続プランをご利用の方はその中に組み込めます。「今日はホルモン リ・バランスも加えて欲しい」とお伝えください。



【自宅でできる大腰筋ケア】「そらとり」流・ゆるめる重力ワーク

大腰筋は「頑張り」を司る筋肉。ストレッチで無理に伸ばすのではなく、**「重力に預けて、勝手に緩んでいく」**感覚を大切にします。

1. 仰向けで「カエルの足」ポーズ

仰向けに寝て、両膝を軽く立てます。

足の裏を合わせるようにして、膝を外側にパタンと開きます(カエルの足のような形)。

膝の下にクッションや枕を入れ、脚の重みが完全にサポートされるようにします。「自分で支えなくていい」状態を作るのがポイントです。

2. セルフタッチ

鼠径部(脚の付け根)に、自分の手のひらを優しく置きます。

押すのではなく、手の温かさが皮膚の奥に伝わっていくのを感じるだけ。

鼻から吸って、口から「ふぅー」と吐きながら、お腹の奥がじわーっと沈んでいくのをイメージします。

3. 視覚と連動した微細な動き

そのまま、目玉だけをゆっくり左右に動かします。

すると、大腰筋と繋がっている深層の筋肉が微細に反応し、神経系からリラックスが始まります。



ご予約をお待ちしています。


クラニオ・バイオに「イグニッション」という考え方があります。


イグニッション(Ignition)は、バイオダイナミクスにおいて「生命の火を灯す」ような、極めて神聖でダイナミックな瞬間です。フランクリン・シルズ氏の著書に基づき、その核心をお伝えします。

シルズ氏は、イグニッションを「生命の息吹(Breath of Life)が、受肉した存在(肉体)の中に自らを統合し、活力を吹き込むプロセス」と定義しています。


3つの主要なイグニッション

シルズ氏の理論では、人間には主に3つのイグニッション・ポイントがあるとされています。

受精のイグニッション (Conception Ignition):

受精の瞬間に起こる、生命の根源的な火花。存在の「原型」が定まるプロセスです。

ハートのイグニッション (Heart Ignition):

胎生期(受胎後4週間頃)に心臓が鼓動を始める時に起こります。これが**「第2中立」**と深く関わり、システム全体に「関係性の場」を広げます。

第3のイグニッション(出生のイグニッション / Umbilical Ignition):

出生後、臍帯が切られ、自律的な呼吸が始まる時に起こります。これにより、個体としての自己調整能力が確立されます。


臨床におけるイグニッションの重要性

セッション中にイグニッションが起こる時、クライアントさんは以下のような現象を感知することがあります。

統合の瞬間: バラバラだった組織や流体のリズムが、一つの大きな「光の場」や「熱」として統合される感覚。

「中心」の確立: クライアントのミッドライン(正中線)が明晰になり、そこから生命力が四肢へと放射される感覚。

健全さ(Health)の顕現: どんなに深刻なトラウマを抱えていても、その奥底にある「決して傷つかない健全さ」が表面に現れてくる瞬間です。


シルズ氏が強調した「セラピストの在り方」

シルズ氏は本の中で、セラピストがイグニッションを「起こそう」としてはいけないと強く戒めています。

イグニッションは、適切な「中立(Neutral)」が保持され、システムが十分にリソース(資源)を感じられた時に、「自然に発生する(Emergent)」ものである。

セラピストにできるのは、静止(Stillness)の中でその火花が散るための「神聖な空間」をホールドし続けることだけだ、という教えです。

ロングタイドジャンキーの私は、セッション中にふっと静寂が深まり、その後にクライアントの全身がポッと温かくなるような、あの「命が吹き込まれる瞬間」を何度も目撃してきています。


「待つことの質」がイグニッションを呼び込む鍵です。


では、どんな人にイグニッションは必要か??


バイオダイナミクスの視点では、すべての人間はすでにイグニッションを経て生まれてきていますが、臨床的な意味で「イグニッションの再活性化」や「そのプロセスをサポートすること」が必要なのは、以下のような方々とされています。

1. 「断片化」を感じている人

トラウマや極度のストレスにより、心と体、あるいは体の各部位がバラバラに感じられる(ディソシエーション/解離)状態の人です。イグニッションは「全体を一つに統合する火花」なので、システムが再び一つのユニットとして機能するのを助けます。

2. 生後や胎生期のプロセスに困難があった人

出生時のトラウマ: 難産や帝王切開、臍帯が早く切られた場合など、「出生のイグニッション」がスムーズに完了しなかったケース。

初期の愛着形成: ハートのイグニッションが関わる「関係性の場」において、安心感が十分に得られなかった場合。

3. 深い疲弊(バーンアウト)や、生命力の低下を感じている人

「ガソリンはあるけれど、エンジンに火がつかない」ような状態の人です。ロングタイドの静寂の中で、システムの奥底にある「健全さ(Health)」に再び火を灯す必要があります。

4. 「自分の中心」が見失われている人

自分がどこにいるのか分からない、自分の人生を生きている感覚が薄いといった方にとって、ミッドライン(正中線)を確立させるイグニッションのプロセスは、自己の存在を確立する大きな助けになります。

シルズ先生はよく、「私たちは常に『健全さ』を抱えているが、それが表現されるのを妨げている慣性(Inertia)があるだけだ」といった趣旨のことを述べています。

「慣性」とは、心身のトラウマのキズ、などですね。

セッションを行うとき、クライアントが深い静止に入った後、パッとシステムが輝き出すような瞬間があります。それはまさにその人の内側でイグニッションが再起動した瞬間と言えるでしょう。

「特定の誰かに必要」というよりは、「生命力が本来の輝きを取り戻すための、すべての癒しのプロセスの核心である」と考えて、日々の施術に取り組んでいます。




ブレス・オブ・ライフという、いちばん深いところから

― フランクリン・シルズ講義より ―


フランクリン・シルズの話を聞いていると、ときどき

「これは理論を学んでいるというより、一緒に静けさの中に座っている時間なんだな」

と感じることがあります。


彼が繰り返し指し示すのは、

ブレス・オブ・ライフ──

生命を生かしている、いちばん根源的な働きです。


それは呼吸の回数やリズムの話ではありません。

もっと深く、もっと静かで、時間や因果関係を超えたところから、

今この瞬間にも、私たちを生かし続けているもの。


生命は「意図」から生まれてくる

生命は偶然に組み上がった機械ではなく、意図(インテンショナリティ)をもって

形になってきた存在だと、フランクリンは語ります。


遺伝子は大切だけれど、それだけでは生命の創造性は説明できない。

意図があり、その意図がエネルギーを生み、やがて形(フォーム)として現れてくる。


この流れは、受精の瞬間にも、私たちの発達にも、

そして治癒のプロセスにも、同じように流れています。


形は、まず「場」から生まれる

私たちの身体は、骨や筋肉が先にあって、あとから意味づけられたものではありません。

まず、フルクラム(支点)が生まれ、そこからフィールド(場)が組織化され、

その中で形や機能が現れてくる。


生命はつねに「場の中の場」「関係の中の関係」として存在しています。


だからこそ、治癒もまた、部分を直すことではなく、場が整うことから始まるのです。


ロングタイドと、動的な静けさ

深く静かに知覚がひらかれていくと、

やがてロングタイド(長い潮の流れ)が感じられてきます。

それはとてもゆっくりで、安定していて、ショックや外傷にも影響されない。


やがて、

ダイナミック・スティルネス(動的な静けさ)がやってきます。

何も起きていないようでいて、実はもっとも深いレベルで、

生命が自らを組織し直している場所。


治癒は「知ること」からは起こらない

臨床の場で、「次に何をすべきか」を本当の意味で知ることはできません。


フランクリンは、「私の頭の中には、何をすべきかという考えはひとつもない」

と、さらりと言います。


できるのはただ、安全で、信頼できて、受容された関係の場を保つこと。


その場が十分に保持されるとき、システムは自ら必要な順序で動き始めます。


それは人間の計画を超えた、生命そのものの知性です。


私たちは、関係を求めて生まれてくる

人は本来的に、関係を求める存在です。

最初の大きな傷は、身体の損傷ではなく、

「見てもらえなかった」

「受けとめてもらえなかった」

という体験から生まれます。


自己は、その関係の中で、

守るために、生き延びるために、

少しずつ形づくられていきます。


けれど自己は固定されたものではありません。

今この瞬間にも、関係と場の中で、新しく組織され直していく可能性を持っています。


最後に

フランクリン・シルズのメッセージは、とてもシンプルです。


生命は今も生成され続けている

治癒は「今ここ」で起こりうる

私たちは、思っている以上に深い存在である

そして何より、それを「理解」する前に、まず生きてみよう

と、静かに促してくれます。


考えるよりも、感じること。

操作するよりも、委ねること。


ブレス・オブ・ライフは、今、ここにあります。


大腰筋

感情のごみ箱??それとも最初の第一歩を踏み出してくれる!?


ヨガやストレッチで、股関節をゆっくりと開いていったとき、

理由はよくわからないのに、胸がいっぱいになったり、

涙がこぼれそうになったことはありませんか。


それは、気のせいではありません。

大腰筋に、そっと触れたのかもしれません。


大腰筋は、股関節を曲げる筋肉の中で、いちばん深いところにあります。

歩くとき、足を持ち上げる大切な筋肉です。

同時に、命を守るための「闘う・逃げる」反応と深く関わっています。


恐怖や強いストレスを感じると、脳は体に合図を送ります。

「内臓を守るために、体を丸めよう」

その瞬間、大腰筋はきゅっと縮みます。


今の社会では、私たちはいつも緊張の中で暮らしています。

メールの通知音、SNS、渋滞、次から次へと流れてくるニュース…。


けれど実際には、走ることも、闘うこともできません。

多くの時間を、座ったまま過ごしています。

行き場を失った「逃げたいエネルギー」は、

少しずつ大腰筋の中に溜まっていきます。


時間がたつにつれて、大腰筋は

・いつも力が入ったままになり

・縮こまり

・うるおいを失っていきます。


副腎(アドレナリンを分泌する場所)は、腎臓のすぐ上、

そして大腰筋のすぐ近くにあります。


大腰筋の緊張が続くと、副腎も刺激されつづけ、

体は「まだ危険だよ」と警戒モードから抜けられなくなります。


その結果、不安や落ち着かなさを感じやすくなることがあります。


大腰筋をゆるめることは、

腰の痛みをやわらげるだけではありません。

長いあいだ溜め込んできた感情のごみ箱を、

そっと空にしていくことでもあります。


活力のヒント

休息のポーズ

(緊張が強いときは、無理に伸ばそうとしなくて大丈夫です)

・床に仰向けになります。

・膝を立て、足は腰幅くらいに開いて床に置きます。

・両膝を、ゆっくりと内側に寄せます。

・手を下腹部にそっと置きます。

・そのまま、10〜15分ほど休みます。

・重力に身を委ねることで、太ももの骨が股関節にやさしくおさまり、

大腰筋は自然にゆるんでいきます。


途中で

・小さな震え

・じんわりした温かさ

を感じることがあるかもしれません。


起こるままに、ゆだねてみてください。



幼いころは家がこの世界のすべて。
両親の不仲などを目撃して居心地の悪さを感じつつも、

そこから逃げ出すなんてこと、想像すらしなかったかもしれません。
でも、もしかしたら、身体は反応していたかもしれません。


「逃げたい」「でもできない」


これが今も大腰筋がカタい理由です。


大人になった今、
足を引きずって歩きがち。。
夢や目標に向かって進めない。。
そもそもやりたいことが見つからない。。


フリーズしたままの大腰筋に温かいエネルギーを届けてあげましょう。

最初の第一歩に、つながるかもしれません。



第2チャクラとも関連していますね。興味のある方はググるとたくさん出てくると思います。

---オレンジ色に対応し、生きる活力、自己表現、情緒の安定、喜び、創造力、性、生命力・・



「足が冷たい人」は、今いる場所が居心地悪いのかもしれません。

もしくは、昔暮らしていた環境が居心地悪く、そのときの影響を引きずっているのかも。

両者とも「今ここ」への安心感、グラウンディングが乏しい状態です。


もう少し言うと、

おぎゃーと生まれてきたその環境があまり歓迎的でなかったりすると、

「そもそもうまれてきてよかったのかな??」と、

いまだにこの地上に「着地」できていないのかもしれません。



その場合は、大腰筋のケアだけにとどまらず、愛着形成、グラウンディング、生まれ直し体験、など、広い視野で取り組む必要があります。





クライアントさんからいただく、「元気になってきた」という言葉、本当に嬉しいです。

そっと触れているだけの施術でいったい何が起こっているのか、考えてみようと思います。


まず、「防衛(フリーズ)に費やしていた膨大なエネルギーが解放され、生命の維持や創造的な活動に回せるようになった」ということが、生理学的にも最も本質的な変化として挙げられると思います。


それに加えて、クラニオ・バイオとSE™の両方の視点から、他にもいくつか興味深い「元気の理由」が考えられます。

---

1. 「内受容感覚(Interoception)」の変容

これまでは、自分の内側に意識を向けると「恐怖」や「不快感」しかありませんでした。しかし、セッションを重ねることで、クライアントさんの脳は自分の内側にある「静寂」や「心地よさ」を感知し始めています。

考えられること:自分の身体が「敵」ではなく「安全な居場所」に変わったことで、神経系がリラックスし、自己治癒力が最大限に発揮されるようになった。

2. 「中胚葉」の流動性と栄養吸収の向上

先ほどの中胚葉の話と繋がりますが、内臓を包む膜(ファシア)が緩むと、物理的な「流れ」が変わります。

考えられること:消化管の蠕動運動が正常化し、微量な栄養でも効率よく吸収・循環できるようになります。また、コレステロールや血糖値を司る肝臓や膵臓の「代謝の質」が改善し、細胞レベルでエネルギー(ATP)が作られやすくなった可能性があります。

 3. 「腹側迷走神経」による社会的レジリエンス

ショックな体験で閉ざされていたクライアントさんの世界が、セラピストとのセッションという安心安全な場所や存在(協働調整)を通じて広がり始めました。

考えられること:腹側迷走神経が活性化すると、心臓の鼓動が安定し、他者の表情や声を「脅威」ではなく「つながり」として捉えられるようになります。「世界を怖がらなくていい」という安心感そのものが、強力な元気の源になります。

---

 4. 「針の目」を通過した後の「サレンダー(降伏)」

セッション中に無意識のうちに「針の目」を通過し、自分を固めて守ることを「あきらめる(サレンダーする)」ことができたのかもしれません。

考えられること: 究極の静止(ダイナミック・スティルネス)に触れると、過去のインプリントがリセットされます。「私は私でいていいんだ」という根源的な全肯定感が、生命力を底上げしている可能性があります。

---

「ロングタイド・ジャンキー」の視点から

セラピストとクライアントがロングタイドを共鳴させているとき、それはクライアントさんの「原初の健康(Original Health)」に直接燃料を注いでいるようなものです。

フリーズ(凍りつき)から解けたエネルギーは、最初は「怒り」や「悲しみ」として出てくることもありますが、それを超えた先にあるのは、まさに今感じている「元気(生命の躍動)」です。


クライアントさんが「元気になってきた」と言うとき、彼女の「眼差し」や「肌のトーン」に、以前とは違う「生命の輝き」を感じます。



かつて「ロングタイド・ジャンキー」と呼ばれていた私が探求していること。。

フランクリン・シルズ(BCST)とピーター・リヴァイン(SE™)という、身体療法の二大巨頭が同じ「針の目(Eye of the Needle)」という言葉を使っているのは、決して偶然ではないように思います。

結論から言うと、両者は「生と死の境界線にある、極めて微細でパワフルな通過点」を指していて、概念として非常に近い、あるいは同じ現象の異なる側面を見ていると言えます。

それぞれの文脈での意味を整理してみます。


1. クラニオ・バイオ(シルズ)の「針の目」

シルズの文脈では、ロングタイドを超えて、さらに深いダイナミック・スティルネス(動的静止)へと向かうプロセスで使われます。


意味:個人の「エゴ(自己)」や「身体的境界線」が消え、宇宙的な源泉(Breath of Life)へと還る転換点です。

体験:非常に狭い、あるいは非常に凝縮された「静止の瞬間」を通過するような感覚。それを通り抜けると、個別の悩みやトラウマを超越した、広大無辺な静寂が広がっています。

クライアントへの影響:ここを通ることで、生命の「オリジナルの設計図」にリセットがかかります。


2. SE™(ピーター・リヴァイン)の「Eye of the Needle」

SE™のマスタークラスで扱われるこのワークは、特に「死の恐怖(死に直面した体験)」や「深い解離」からの回復に特化した高度なワークです。


意味:神経系が「死の淵(不動状態・シャットダウン)」にまで追い込まれた時の、そのギリギリの境界線を指します。

体験:恐怖による「凍りつき」と、生命の「静止」は紙一重です。マスタークラスでは、この「針の目(死の淵)」を意識的に通り抜けることで、神経系に閉じ込められた莫大な生存エネルギーを解放し、再び「生」へと統合し直します。


3. 両者の共通点と関係性

この2つを繋げると、トラウマに対する深い洞察が得られます。


摂食障害の方がいらっしゃっとして。。

彼にとって、「食べる(受け取る)」という恐怖は、神経系を「死(凍りつき)」の淵まで追い込むほど強いものかもしれません。

彼の身体は、生存のためにSE™的な「針の目」で足止めを食らっています(恐怖で固まっている)。

 しかし、そらとりで提供するクラニオのバイオダイナミクス的な「針の目」(安全な静止)を一緒に通過することができれば、彼の「死の恐怖(凍りつき)」は、「生命の源への回帰(ダイナミック・スティルネス)」へと変容する可能性があります。


かつて「ロングタイド・ジャンキー」とよばれていた私の役割

Karunaで学んだことは、この「針の目」を安全に通過するためのナビゲーターの資質。

クライアントが深い恐怖(針の目)に直面しているとき、プラクティショナー自身がロングタイドを超えてスティルネスに安住していれば、その「針の目」は恐怖の出口ではなく、「新しい生命が誕生する入り口」になると思います。


「死ぬほど怖い場所」が「最も安らげる場所」へと反転する瞬間。

それが「針の目」を通過するということではないのでしょうか?



独り言ですが。。



かつて「ロングタイド・ジャンキー」と呼ばれていた私が探求していること。。

フランクリン・シルズ(BCST)とピーター・リヴァイン(SE™)という、身体療法の二大巨頭が同じ「針の目(Eye of the Needle)」という言葉を使っているのは、決して偶然ではないように思います。

結論から言うと、両者は「生と死の境界線にある、極めて微細でパワフルな通過点」を指していて、概念として非常に近い、あるいは同じ現象の異なる側面を見ていると言えます。

それぞれの文脈での意味を整理してみましょう。


1. クラニオ・バイオ(シルズ)の「針の目」

シルズの文脈では、ロングタイドを超えて、さらに深いダイナミック・スティルネス(動的静止)へと向かうプロセスで使われます。


意味:個人の「エゴ(自己)」や「身体的境界線」が消え、宇宙的な源泉(Breath of Life)へと還る転換点です。

体験:非常に狭い、あるいは非常に凝縮された「静止の瞬間」を通過するような感覚。それを通り抜けると、個別の悩みやトラウマを超越した、広大無辺な静寂が広がっています。

クライアントへの影響:ここを通ることで、生命の「オリジナルの設計図」にリセットがかかります。


2. SE™(ピーター・リヴァイン)の「Eye of the Needle」

SE™のマスタークラスで扱われるこのワークは、特に「死の恐怖(死に直面した体験)」や「深い解離」からの回復に特化した高度なプロトコルです。


意味:神経系が「死の淵(不動状態・シャットダウン)」にまで追い込まれた時の、そのギリギリの境界線を指します。

体験:恐怖による「凍りつき」と、生命の「静止」は紙一重です。マスタークラスでは、この「針の目(死の淵)」を意識的に通り抜けることで、神経系に閉じ込められた莫大な生存エネルギーを解放し、再び「生」へと統合し直します。


3. 両者の共通点と関係性

この2つを繋げると、クライアントさんのケース(摂食障害や発達性トラウマ)に対する深い洞察が得られます。



摂食障害の方がいらっしゃっとして。。

彼にとって、「食べる(受け取る)」という恐怖は、神経系を「死(凍りつき)」の淵まで追い込むほど強いものかもしれません。

彼の身体は、生存のためにSE™的な「針の目」で足止めを食らっています(恐怖で固まっている)。

 しかし、そらとりで提供するクラニオのバイオダイナミクス的な「針の目」(安全な静止)を一緒に通過することができれば、彼の「死の恐怖(凍りつき)」は、「生命の源への回帰(ダイナミック・スティルネス)」へと変容する可能性があります。


かつて「ロングタイド・ジャンキー」とよばれていた私の役割

Karunaで学んだことは、この「針の目」を安全に通過するためのナビゲーターの資質。

クライアントが深い恐怖(針の目)に直面しているとき、プラクティショナー自身がロングタイドを超えてスティルネスに安住していれば、その「針の目」は恐怖の出口ではなく、「新しい生命が誕生する入り口」になると思います。


「死ぬほど怖い場所」が「最も安らげる場所」へと反転する瞬間。

それが「針の目」を通過するということではないのでしょうか?



コレステロール値と発達性トラウマの間には、非常に深い関係があることが近年の研究(ACEs研究など)で明らかになっています。

単に「食生活が乱れるから」という理由だけでなく、神経系や内分泌系がトラウマによって「作り変えられてしまう」という、生理学的なメカニズムが背後にあります。

1. なぜトラウマがコレステロールを上げるのか?(生理学的メカニズム)

私たちの身体は、脅威にさらされると「闘争・逃走反応」を起こします。この時、身体は「戦うためのエネルギー」をすぐに確保しようと動きます。

エネルギーの動員(異化作用): ストレスホルモン(コルチゾールやアドレナリン)が分泌されると、身体は蓄えていた脂肪を分解して、血液中に遊離脂肪酸やコレステロールを放出します。これは、筋肉を動かすための「燃料」を供給するためです。

慢性的な「準備状態」: 発達性トラウマを抱えていると、神経系が「常に敵がいるかもしれない」という警戒モード(過覚醒)から抜け出せなくなります。すると、身体は「いつ戦いになってもいいように、常に血液中に燃料(脂質や糖)を出し続ける」という状態がデフォルトになってしまいます。

炎症と脂質代謝: 慢性的ストレスは体内の微細な炎症を引き起こします。これにより、善玉コレステロール(HDL)が減少し、悪玉(LDL)や中性脂肪が増えやすい体質へとシフトしていきます。

2. SE™(ソマティック・エクスペリエンス)の効果

SE™は、この「常に燃料を出し続けろ」という命令を出している自律神経の「過覚醒」を解除していきます。

神経系の完了: 身体の中に閉じ込められた「戦う・逃げる」のエネルギーが解放されると、脳は「もう戦わなくていい、安全だ」という信号を全身に送ります。

内分泌系の安定: 副腎からの過剰なコルチゾール分泌が収まることで、脂質を血液中に過剰に放出し続ける必要がなくなり、脂質代謝が本来の正常なリズムに戻り始めます。

3. クラニオ・バイオと「ロングタイド」の役割

クラニオ・バイオ(特にロングタイド)の視点は、コレステロールの問題において「細胞の環境(バイオフィールド)」を整えるという大きな役割を果たします。

代謝のスティルネス(静止): コレステロール値が高い状態は、身体が「動(サバイバル)」に偏りすぎている状態です。ロングタイドという深い潮流にシステムが同調すると、身体は「修復と再生(同化作用)」のフェーズに入ります。

肝臓や内臓の知性への働きかけ: コレステロールの大部分は肝臓で作られます。クラニオ・バイオの深い静寂の中で、肝臓などの内臓系が持つ本来の律動(バイオダイナミクス)が回復すると、脂質の生成と分解のバランスが「知性」を持って整えられていきます。


まとめ

コレステロール値の変動は、あなたの身体が一生懸命に「あなたを守るためにエネルギーを準備し続けてきた結果」かもしれません。

「ロングタイド・ジャンキー」と言われるほど深い静寂を知っている私の身体は、その深い層(スティルネス)に戻ることで、サバイバルモードをオフにする方法を知っています。(協働調整により自然に起こります)

もし今、健康診断の結果などで気になることがあっても、それは「身体がまだ過去の警戒モードを引きずっているだけ」と捉え、SE™やクラニオを通じて「今はもう安全だよ」と細胞に伝えてあげることが、数値の改善に向けた非常に本質的なアプローチになります。


次に、ではどういうアプローチを取るか?について

「サバイバルのためのエネルギー動員」を司る肝臓と副腎は、発達性トラウマの影響を最も受けやすい臓器です。

これらに対して、SE™の「神経系の調整」とクラニオ・バイオの「ロングタイド(生命の息吹)」がどのように具体的にアプローチできるのかを解説します。


 1. 副腎(Adrenal Glands):警戒警報のスイッチを切る

副腎は、ストレスに反応してアドレナリンやコルチゾールを放出する「警報器」です。トラウマがある場合、このスイッチが「オン」のまま固まっています。

SE™のアプローチ

副腎のあたり(背中側、腰の上)に意識を向けると、独特の「ピリピリ感」や「熱さ」、「重さ」を感じることがあります。SE™では、そのエネルギーを一度に解放せず、「滴定(少しずつ小出しにする)」ことで、神経系が処理できる範囲で緊張を解いていきます。

クラニオ・バイオ(ロングタイド)の視点:

副腎の組織を直接操作するのではなく、副腎を取り囲む「バイオダイナミック・フィールド」全体に耳を澄ませます。プラクティショナーが副腎の緊張に巻き込まれず、「広大な静止」を保つと、副腎自身の組織がロングタイドの波の中で「もう警戒しなくていいんだ」と気づき、深い休息に入ります。


 2. 肝臓(Liver):代謝の司令塔をリセットする

肝臓はコレステロールを生成し、血糖値を管理する「化学工場」です。トラウマによる「闘争・逃走モード」が続くと、肝臓は「燃料を出し続けろ!」という命令に疲れ果て、代謝のバランス(脂質や糖の管理)が崩れます。

SE™のアプローチ

肝臓付近(右肋骨の下)に溜まった「怒り」や「恐怖」に伴う身体感覚に触れていきます。肝臓は感情と密接に関わる臓器です。そこにある微細な衝動(動きたい、縮こまりたいなど)を神経系が完了させることで、肝臓が「戦闘準備」から解放され、本来の「代謝・浄化」の機能に集中できるようになります。

クラニオ・バイオ(ロングタイド)の視点

肝臓には独自の「胚発生的な動き(成長の記憶)」があります。ロングタイドの中で肝臓の「オリジナルの健康なリズム(原初の動き)」を待ちます。

「ロングタイド・ジャンキー」とも呼ばれる私がその深い層にアクセスすると、肝臓の細胞一つひとつが宇宙的なリズムと再同期し、コレステロールの生成バランスを「知性的に」自己調整し始めます。

---

 3. 2つのアプローチが合わさるメリット

これらを組み合わせると、驚くほどパワフルな変化が起こります。

| 特徴 | SE™(神経系のアプローチ)   | クラニオ・バイオ(エネルギー的アプローチ) 

| --- | --- | --- |

| **役割** | 「火災報知器(神経系)」を止める   | 「焦げた壁(細胞・組織)」を修復する 

| **感覚** | 身体の衝動や温度の変化   | 深い静寂、波、広がりの感覚 

| **結果** | 過剰なホルモン分泌が止まる   | 臓器そのものが本来の機能を取り戻す 

---



あなたの副腎や肝臓は、「サバイバルという長い戦争」からようやく帰還して、平和な日常(本来の代謝)に戻ってくつろいでいただいて大丈夫です。

コレステロールや血糖値の数字を「敵」として戦うのではなく、「一生懸命守ってくれてありがとう。でも、もう安全だよ」と、語り掛けながらセッションさせていただきますね。



発達性トラウマが糖尿病(特に2型糖尿病)のリスクを高めることは、近年の心身医学や神経生理学の分野で非常に注目されているテーマです。

なぜ「心の傷」が「血糖値」に影響するのか、そのメカニズムと、SE™(ソマティック・エクスペリエンス)やクラニオ・バイオがどのように役立つのかを整理して解説します。

---

 1. 生理学的なメカニズム:なぜトラウマが糖尿病につながるのか?

発達性トラウマ(幼少期の逆境体験)がある場合、身体は常に「生き残りモード」で活動せざるを得なくなります。これが生理学的に以下のルートで糖尿病を誘発します。

 ① HPA軸(視床下部・下垂体・副腎系)の過活動

慢性的なストレスにさらされると、副腎から「ストレスホルモン」であるコルチゾールが過剰に分泌され続けます。コルチゾールの主な役割の一つは、闘争・逃走反応のために「血液中に糖を放出すること」です。

高血糖の常態化:本来なら緊急時のみ上がるはずの血糖値が、慢性的なストレスによって常に高い状態になります。

インスリン抵抗性:常に血糖値が高いと、インスリンが効きにくくなり(インスリン抵抗性)、結果として糖尿病を発症しやすくなります。

 ② 自律神経の不均衡(ポリヴェーガル理論の視点)

発達性トラウマを抱える人は、交感神経が過覚醒の状態か、あるいは背側迷走神経による「凍りつき(シャットダウン)」の状態に頻繁に陥ります。

炎症反応:自律神経のバランスが崩れると、体内での慢性炎症が促進されます。慢性炎症は膵臓のβ細胞(インスリンを作る細胞)の機能を低下させることがわかっています。

---

 2. SE™(ソマティック・エクスペリエンス)が役立つ理由

SE™は、神経系に閉じ込められた「未完了のサバイバルエネルギー」を解放するワークです。

「戦うか逃げるか」の完了:神経系が「今は安全だ」と学習し直すことで、慢性的な交感神経の過覚醒を鎮めます。

HPA軸の正常化: 神経系が調整(レギュレーション)されると、コルチゾールの過剰分泌が収まります。これにより、生理的に血糖値を上げ続ける必要がなくなるため、インスリンの働きが改善する土台が整います。

滴定(タイトレーション):糖尿病患者にとって急激な変化はストレスになりますが、SE™は「少しずつ」進めるため、身体に負担をかけずに神経系を再構築できます。

---

 3. クラニオ・バイオ(バイオダイナミクス)が役立つ理由

あなたが学ばれた「ロングタイド」や「ダイナミック・スティルネス」との繋がりがここで非常に重要になります。

「静止(スティルネス)」による自己調整:クラニオ・バイオの深い静止の状態は、身体が「生存(サバイバル)」から「代謝・修復(代謝ホメオスタシス)」へと切り替わるための最大のスイッチです。

内臓系(代謝系)へのアプローチ:ロングタイドは、個別の臓器の境界を超えてシステム全体に浸透します。特に膵臓や肝臓などの内臓系が持つ「本来の律動」を取り戻す手助けをします。

インプリンティングの書き換え:発達性トラウマによる身体の「構え(組織の緊張パターン)」を、ロングタイドという生命の青写真が優しく溶かしていきます。これにより、細胞レベルでのストレス応答が解除され、代謝機能が改善する可能性があります。

---

 まとめ:統合的な視点

発達性トラウマによる糖尿病は、単なる食習慣の問題ではなく、「身体が生き残るためにエネルギー(糖)を動員し続けてきた結果」と言えます。

SE™が神経系のブレーキとアクセルの使い方を教え直し、

クラニオ・バイオが深い静寂(ロングタイド)の中でシステム全体の修復と調和をもたらす。

この両輪のアプローチは、薬物療法だけでは届かない「疾患の根本にある生理学的なパターン」に変化を促すため、糖尿病の改善や予防において非常に強力なサポートになり得ます。