セラピストのためのこの研修を通して、パーツワークを用いながら自身の傷ついた愛着関係を紐解いていきます。

主に親との間でできた関係性のほころびは、それができた時期が乳幼児期までさかのぼるため、私たちのシステムの奥深くに浸み込んでしまっています。

ですので、知らず知らずに選択した行動が、実は愛着関係のもつれからきているだなんて、なかなか気づけようがないのが一般的です。

でも、なんか生きづらい。。いつも孤立しちゃう。。せっかく好きな人ができてもいつも不安。。ついには、身体にまで症状が出てきてしまう、そんなことも実際に起こってきます。

そこで、主にパーツワークを用いて傷ついた子どもの自分を救い出し、滞っていたエネルギーを解放して、心身ともに健康で今を生きやすくする、っていう目的の講座なんです。


やっぱりね、多くのクライアントさんもいろんなところで感じていらっしゃるかもしれませんが、セラピストや医者がね、本人が十分に癒されていないと、セラピーも治療もうまくいかないんですよね。

急に怒り出すセラピストさん、否定的なことばかり高圧的に指摘してくるセラピストさんのことなど、よく耳にします。確かなことはわからないのですが、まだご自身のケアが十分でないのかなあなんて思ったりします。

セラピストの器が狭いと、クライアントさんをホールドできないんですよね。。


ということもあって、花丘ちぐささんが考案された研修の、栄えある一期生として参加させていただきました、というわけです。

日本のトラウマ界を牽引するおひとり、花丘ちぐささんが初めてデザインされたオリジナルワーク、「Dynamic Embodiment and Attachment for Personal Transformation」の研修に参加させていただきました。

(以下、国際メンタルフィットネス研究所のHPより引用)

DEAPESTは、花丘ちぐさによるセラピストのための気づきと癒し、成長を促す講座です。自己変容のための身体に根差した生き方と自分との豊かな愛着形成を目指しています。

自分の身体に深く根差して、自分自身のSelfと安定的な愛着を築き、自己変容を体感することによって、人は癒しと成長を遂げることができます。これはセラピストにとって特に大切です。しかし、セラピストに技法を教える講座は多数ありますが、セラピストがまず癒されて、それをクライアントに応用していくための癒しと成長のための講座はあまりみることがありません。

花丘ちぐさは日本で初めてのソマティックエクスペリエンシング®のファカルティであり、創設者のピーター・ラヴィーンからも直接指導を受けています。さらに、IFS(内的家族システム)のレベル2を修了し、IFSのカップルセラピー、嗜癖、セルフエネルギーの強化、世代間伝搬トラウマに働きかける技法などを学んでいます。加えて、ポリヴェーガルインスティテュートのインターナショナルパートナーとして、ポージェス博士から直接、ポリヴェーガル理論の真髄について指導を受けています。この三つの技法をこのレベルまで体得している指導者は、世界でも花丘ちぐさだけです。

本講座を習得することで、愛着に働きかけ、癒しと成長を遂げ、スマートヴェガス®を活用した、ポリヴェーガルリーダーシップを実践することができるようになります。また、本講座で学んだ技法を、各自がセラピストとしてクライアントにセッションとして提供することができます。




#DEAPEST #愛着 #愛着障害 #アタッチメント #IFS #パーツワーク #ポリヴェーガル  #ブループリント #クラニオセイクラルセラピー  #ソマティック


今回参加した「慢性疼痛/シンドローム トラウマの身体症状に働きかける」で、印象的なスライドがありました。


「抱っこされて慰めてもらえないと慢性的な交感神経状態になる…」



赤ちゃんにはまだ自己調整の力がないので、なにかストレスを感じると親などの養育者になだめてもらって「調整」してもらう必要があるんですね。

この協働調整をとおして、自己調整能力がついてきます。


例えば、おむつが濡れて気持ちが悪い。。替えてく~ださい、って呼ぶわけですよね。。おぎゃあおぎゃあと言って。。これ、交感神経です。

で、お母さんが来て、ただ機械的におむつを替えてくれたとします。生理的な不快感はなくなったかもしれませんが、心理的には不満が残りそうです。→交感神経のままです。

自分は愛されていないのかもしれない。ここにいちゃいけないのかもしれない。→筋肉や内臓を固めて防御に入ります。 お空に帰りたい。。→解離の始まり。。

赤です。


逆にお母さんがにこにこ笑いながら近づいてきてくれて、まず抱っこしてくれて「どうしたの?あ、おむつね。今替えてあげましょうね~」なんて抑揚に富んだ楽し気な口調で話しけてくれたとしたら、自分は愛されている。ここに歓迎されている。→身体を緩めて安心してくつろいでいられます。→しっかりとグラウンディングできます。この世界に安全を見出しているので、自由に冒険に繰り出します。

緑です。


そしてより長い期間、抱っこされなかったり慰めてもらえなかったりすると、深い副交感神経(背側迷走神経複合体)に入り込み、反応の少ない、低エネルギーの状態に入ります。いわゆる鬱状態です。

青です。



ですので、「あなたは大人しくていい子だった」と聞くと言葉通りには受け取らず、実際にはどの神経ゾーンにいたのだろうか?と興味がわきます。



人生の初期においてのストレスパターンは深く刻み込まれて、大人になっても影響し続けているかもしれません。



そこに、変更/修正を加えていくのが「ここ・から レジリエンス 神経育みプログラム」10回 79000円です。




SEマスタークラス「シンドローム」が今日終わりました。

シンドロームというのは、同時多発的にいろいろと症状が出ている状態のこと。

過敏性腸症候群、偏頭痛、線維筋痛症、慢性疲労、うつ、コロナ後遺症、慢性疼痛、不安神経症、緊張、骨盤底機能障害、パニック、過呼吸、などなど…

盛りだくさんでした。

一番前の席で聞くと、吸収力が違います。


さて、今回も学びが多かったです。

自分のことにも当てはまるのですが、人は何か必要なもの、欲しいものが得られない時、その衝動や感情を抑え込みます。

あらゆる関節、内臓、隔膜を固めて、沸き起こる欲求に蓋をするパターンが出来上がります。

顎を固めて言葉を飲み込んだり、ね。。

すると、ライフフォース(生命力)が流れなくなります。エネルギーの循環が隔てられていますからそりゃそうですよね。。

身体を固める、というのは交感神経系の働きです。それをずっと続けていると、慢性疲労、慢性疼痛、胃腸や神経系の炎症が起こります。

繰り返しになりますが、赤ちゃんのころには耐性がないので、ちょっとしたことで固めやすくて(防衛)、それがパターンとして大人になっても続きます。

そこを解放してあげると、ライフフォースが流れ始めます。あなたらしさが輝き始めます。



【診たてについて】

例えば喉に違和感を感じたとします。

・一般的にはウイルスなどによる感染症を疑うでしょう。

・ヒーリングでは言いたいことを言えないコミュニケーションのチャクラのブロックと捉えるかもしれません。

・ソマティック(身体的心理療法)では、喉は生命維持に必要な栄養素を最初に取り込むところだという点から、「必要なもの/こころの底から欲しいものを、必要なタイミングに、必要な量を与えられない、あるいは求めることができない」深いレベルでのエネルギーブロックに気づかされるかもしれません。

そらとりでは、上記3つとも考慮に入れながらセッションを進めていきます。

ある1つの症状でも、そこに至る要因は多岐にわたると思います。

自律神経の調整不全もその中の1つでしょう。


うまく調整が取れていると、多少のストレスがかかってもうまく立ち回れます。

幼少期の生活環境が厳しいと、自律神経の調整不全が起こりやすいのですが、そこを育み直していくのが「ここからレジリエンス神経育みプログラム」です。

幼少期の頃から何年も何十年も積み重ねられてきた神経系のパターンは、1回や2回のセッションではどうにもなりません。

適切な刺激を少しずつ加えていくことで、新しい神経系のパターンが養われていきます。そのための10回コースです。

世界でも最先端の手法をどんどん盛り込んでいきますので、かなり、お得だと思います。

近々、料金の見直しがあるかもしれませんので、ご興味のある方はお早めにお申し込みください。




7月27,28日 ソマティック・エクスペリエンシングのアシスタントのためお休み

8月3,4日 ソマティック・エクスペリエンシングのアシスタントのためお休み

8月11日 AM パーツワーク研修 午後は〇

8月18日 AM パーツワーク研修 午後は〇

8月28日~9月2日 SEマスタークラス「シンドローム」研修のためお休み 


お盆は営業しています。


その他は、通常どおりです。(週に1~2日不定期にお休みをいただいています。)


週末の予定がふさがっていてご迷惑をおかけしています。

平日お仕事終わりの夜など対応させていただきますのでよろしくお願いいたします。


夏休みということもあり、お子さんを連れて来られる方もいらっしゃるかもしれません。

お早目のご予約をお願いいたします。


「ここ・から レジリエンス神経育みプログラム」などの継続プランの方は、2回分ご予約いただけます。



そろそろ夏本番ですが、水分、塩分を摂りながら、しっかり休養もして、乗り切りましょう。



いつもありがとうございます。




いずれも

・朝寝起きが悪い

・疲れやすい

・午後の方が調子が良くなる

・立ちくらみ

などの症状を伴います。

本来、私たちの体はストレスが加わった時に内分泌系、自律神経系、免疫系の調節システムがバランスをとることで恒常性を保つことができるとされています。


このうち内分泌系では副腎からコルチゾールと呼ばれる抗ストレスホルモンを分泌することでストレスに対処することができます。

コルチゾールには抗ストレス作用の他に血糖調節作用や脂肪分解促進作用、抗炎症作用などがあります。

ただし、コルチゾールの分泌は短期間のストレスには対応できますが、長期のストレスや、複数のストレスが一度にかかった時には、対処しきれなくなりいわゆる「副腎疲労」の状態となります。

「副腎疲労」の状態では例えば慢性炎症が体内に存在してもコルチゾール本来の作用である抗炎症作用が低下するため炎症がくすぶることとなります。

次に自律神経系ではストレスに対して、交感神経を優位にさせることによりアドレナリンを放出します。

このアドレナリンの作用により血圧を上げ、脈拍をあげ、そして血糖を上げます。

この反応のおかげで私たちの先祖は、狩りでもうまく収穫ができたり、危険を回避したりすることができたのでしょう。

そこにストレスが持続したり、大きなストレスが一度に加わる場合は自律神経の失調を起こすようになり、その一症状が起立性調節障害と考えられています。

これら自律神経系や内分泌系がそれぞれ単独で働くことはなく、どのような状況においてもストレス下では相互作用を及ぼしながら調節していると考える方が自然です。

と考えると

副腎疲労も起立性調節障害も同時に共存するケースが多くあります。

ですから起立性調節障害と診断された場合も副腎疲労がベースにあると考えた上で、副腎のケアを念頭に置いたタッチ療法やストレス緩和療法、及び食事療法や場合によってはサプリメントなども効果が期待できると思います。

副腎疲労の側面から見た場合、ストレス対策や手技療法、栄養面からのサポートを重視しますから起立性調節障害の場合も副腎疲労に準じたアプローチが望ましいと思われます。

そらとりで提供するクラニオセイクラルセラピー・バイオダイナミクス、ソマティック・エクスペリエンシング、ソマティック・レジリエンス&レギュレーションなどで対応可能です。

特に思春期には学校生活でも求められるものが多くなり、もともとストレス耐性の低いお子さんでは副腎疲労や起立性調節障害の症状が出やすく栄養面だけでなく、心理面、身体面(運動など)からのアプローチも必要な場合も少なくありません。

気になる症状があればご相談ください。

#起立性調節障害 #副腎疲労 #薬なし #ソマティック #身体的心理療法 #クラニオ  #自律神経 #ポリヴェーガル理論 #疲労 #倦怠感 #立ち眩み #愛知県 #一宮市  #不登校 


いずれも

・朝寝起きが悪い

・疲れやすい

・午後の方が調子が良くなる

・立ちくらみ

などの症状を伴います。

本来、私たちの体はストレスが加わった時に内分泌系、自律神経系、免疫系の調節システムがバランスをとることで恒常性を保つことができるとされています。


このうち内分泌系では副腎からコルチゾールと呼ばれる抗ストレスホルモンを分泌することでストレスに対処することができます。

コルチゾールには抗ストレス作用の他に血糖調節作用や脂肪分解促進作用、抗炎症作用などがあります。

ただし、コルチゾールの分泌は短期間のストレスには対応できますが、長期のストレスや、複数のストレスが一度にかかった時には、対処しきれなくなりいわゆる「副腎疲労」の状態となります。

「副腎疲労」の状態では例えば慢性炎症が体内に存在してもコルチゾール本来の作用である抗炎症作用が低下するため炎症がくすぶることとなります。

次に自律神経系ではストレスに対して、交感神経を優位にさせることによりアドレナリンを放出します。

このアドレナリンの作用により血圧を上げ、脈拍をあげ、そして血糖を上げます。

この反応のおかげで私たちの先祖は、狩りでもうまく収穫ができたり、危険を回避したりすることができたのでしょう。

そこにストレスが持続したり、大きなストレスが一度に加わる場合は自律神経の失調を起こすようになり、その一症状が起立性調節障害と考えられています。

これら自律神経系や内分泌系がそれぞれ単独で働くことはなく、どのような状況においてもストレス下では相互作用を及ぼしながら調節していると考える方が自然です。

と考えると

副腎疲労も起立性調節障害も同時に共存するケースが多くあります。

ですから起立性調節障害と診断された場合も副腎疲労がベースにあると考えた上で、副腎のケアを念頭に置いたタッチ療法やストレス緩和療法、及び食事療法や場合によってはサプリメントなども効果が期待できると思います。

副腎疲労の側面から見た場合、ストレス対策や手技療法、栄養面からのサポートを重視しますから起立性調節障害の場合も副腎疲労に準じたアプローチが望ましいと思われます。

そらとりで提供するクラニオセイクラルセラピー・バイオダイナミクス、ソマティック・エクスペリエンシング、ソマティック・レジリエンス&レギュレーションなどで対応可能です。

特に思春期には学校生活でも求められるものが多くなり、もともとストレス耐性の低いお子さんでは副腎疲労や起立性調節障害の症状が出やすく栄養面だけでなく、心理面、身体面(運動など)からのアプローチも必要な場合も少なくありません。

気になる症状があればご相談ください。

#起立性調節障害 #副腎疲労 #薬なし #ソマティック #身体的心理療法 #クラニオ  #自律神経 #ポリヴェーガル理論 #疲労 #倦怠感 #立ち眩み #愛知県 #一宮市  #不登校 


自分だけの花をどこで咲かせようか、まだ旅の途中でしょうか?

探し求めて歩き続けるのもいいですね。

もしかしたら、遊牧民だったころ、ジプシーだったころ、あるいは巡礼者だったころの余韻を今楽しんでいるのかもしれません。


ここじゃないどこかを探し求めるのも楽しいものです。

かつての僕も、26歳のときに日本を出て、12年もの間、メキシコを中心に中南米を歩き回っていました。

今の僕のアイデンティティを支える、かけがえのない体験です。


ここで、心理的な観点を加えて見てみると、主に周産期において周囲の環境があなたにとって居心地が悪いと、この地上にちゃんと着地することができずに、少し浮足立った状態で過ごします。


その後の体験や出会いによって、徐々に「着地」してくることもありますが、まるで根無し草のようにその場にとどまることができずに、住む場所や仕事を転々としたり、理想の桃源郷を求めるあまり、気持ちの面でも「今ここ」に落ち着いていることができない、という状態が長く続くことがあります。


その場合、周産期、愛着に特化したトラウマ療法が改善の早道です。


よく、「「今ここ」の感覚がつかみにくい。」、「グラウンディングができない」などという声が聞こえてきますが、もしかしたらその原因ははるか昔、まだ赤ちゃんだったころかもしれません。


よく、「1人でなんとかします」って人がいます(僕もそのうちの1人です。。(笑))が、これも実はトラウマ反応の現れなんです。

周産期や愛着トラウマにおいて、「誰かと一緒にいて安心」「見てもらえてる」「聴いてもらえてる」「感じてもらえてる」っていう体験が欠落していてトラウマになっているわけで、癒しの過程において必ず「相手」が必要なんです。


関係性が良好なパートナーや、深いつながりがある友人などがいると、徐々に癒されてくることもあるかもしれませんが、相手もトラウマを抱えている場合、そこが共鳴してしまってお互いにしんどくなり、関係性が危うくなることもあり得ます。

そういった点から、専門のセラピストとの間で進めていった方がいいのです。

最近は、愛着に関する情報は本やネットで手に入りやすくなりましたが、周産期はまだまだ少ないようですね。

相性のいいセラピストとのいい出会いがありますように。


で、「今ここ」というのは、最近のマインドフルネスの影響もあって、多くの人が知るようになりました。でも深いレベルで、「今ここ」を生きている人はどれくらいいるでしょうか?

「今ここ」というのは、過去でもない、未来でもない、「今」です。あっちでもない、どっちでもない、ここです。過去の失敗からくる恐れからも、まだ来ぬ未来への不安からも解き放たれていて、今、自由です。

パワースポット巡りもいいですけど、最大のパワースポットは「今ここ」、自分の中心です。「呼ばれたから」といって神社巡りするのもいいですけど、「今ここ」からでもその神社と繋がれます。


今世の課題によって最終目的地は各々違ってくるのでしょうけど、もしまだはっきりと見えていないなら、今いるこの場所で、最初の花を咲かせてみるのもいいかもしれません。そのために集中するんです。過去にも未来にも理想郷にも目をくれず。。今、与えられているこの場所で、自分の手が届く範囲で行動に移すんです。

動くと、周りも変化します。花を咲かせる栄養素が自然に集まってきます。時間はかかるかもしれないけど、そのときがくれば花は咲くでしょう。


そしたらね、しばらくその花を楽しんでください。

もし、あなたが望むなら、その花から落ちたタネが次の場所を示してくれると思います。

最終目的地を、「今ここ」に定めてみる、これを選択肢の中の1つに加えてみるのはいかがでしょうか?

#周産期 #愛着 #グラウンディング #着地 #求道者  #巡礼者 #自己探求 #今ここ #パワースポット #神社巡り #世界に1つだけの花  #トラウマ #クラニオ #ソマティック 


スーザン・マコーネル・著の「ソマティックIFSセラピー」が面白い。


IFSというのは、最近よく話題にするパーツワークのことです。

Internal Family System(内的家族システム) を略したもの。


「実践における気づき・呼吸・共鳴・ムーブメント・タッチ」というサブタイトルに惹かれて思わず買ってしまいました。


で、今、第3章の「意識された呼吸」を読んでいるのですが、なかなか面白い。

前回のブログでも少し触れましたが、少し引用してみますね。


空気の要素と結びつくことは、私たちを取り巻いている無限の宇宙からの贈り物を受け取れるように、自身を開くことでもあります。

宇宙との関連において、そこには「私」と「私ではない」という二元性はありません。そこには1つのエネルギーフィールドという基盤があるだけです。そのフィールドは、私たちのこころの最も高い機能と呼応しており、その情報の源は、私たちの成長を導いています。そのフィールドは力であり、私たちが健康でいられるか病気になるかを最終的に決定するのは細菌や遺伝子ではなく、この力によります。・・・(←ってこれ、バイオやね。。?一次呼吸にアクセスして、静寂を待ちます。すると自ずと調整が始まります。)


いかにして呼吸が、私たちの苦の根源である信念からくる負荷を降ろすように導くのか。。鈴木俊隆の著書「初心禅心」の中のフレーズも引用されていました。

私たちが息を吸うとき、空気は私たちの内的世界に入ります。私たちが息を吐くとき、空気が外界に出ていきます。あなたのこころが、ただこの動きに従っており、純粋で静寂ならば、そこは空であり、私もない、世界もない、こころもない、身体もないのです。私たちは、ただ、開閉する扉となります。・・・(←般若心経ですね。バイオのセッション中もここに入ります。こころも身体もない「空」のとき、不安や恐怖、妬みや痛みからも解放されます。)


古代から、呼吸を意識することは瞑想の修練の最重要課題とされてきました。呼吸の訓練を通して、過去の恐怖や未来への不安という呪縛から解き放たれ、個人と宇宙は、ただお互いを鏡に映して見ているだけになり、お互いの存在を内包します。二元論は、私たちにとってなじみのある考え方で広く浸透していますが、この状態において私たちは、この二元論という幻想を超越します。



「空」や「非二元性」からは、愛とか光しか感じることができません。



呼吸を意識すると、パーツが刺激されることもあるかもしれませんが、やさしく丁寧に負荷を降ろして、セルフが出てくるスペースを広げてあげます。

不安や恐怖のパーツ主導から、穏やかで慈愛に満ちたセルフ主導に導いていくのがIFS、内的家族システムのパーツワークです。




#IFS #内的家族システム #ソマティック #ソマティックIFSセラピー #クラニオ  #バイオダイナミクス #呼吸 #空 #非二元性  #ホワイトマジック #白魔術 #ポリヴェーガル理論 #健康 #癒し #慈愛 


スーザン・マコーネル・著の「ソマティックIFSセラピー」が面白い。


IFSというのは、最近よく話題にするパーツワークのことです。

Internal Family System(内的家族システム) を略したもの。


「実践における気づき・呼吸・共鳴・ムーブメント・タッチ」というサブタイトルに惹かれて思わず買ってしまいました。


で、今、第3章の「意識された呼吸」を読んでいるのですが、なかなか面白い。

前回のブログでも少し触れましたが、少し引用してみますね。


空気の要素と結びつくことは、私たちを取り巻いている無限の宇宙からの贈り物を受け取れるように、自身を開くことでもあります。

宇宙との関連において、そこには「私」と「私ではない」という二元性はありません。そこには1つのエネルギーフィールドという基盤があるだけです。そのフィールドは、私たちのこころの最も高い機能と呼応しており、その情報の源は、私たちの成長を導いています。そのフィールドは力であり、私たちが健康でいられるか病気になるかを最終的に決定するのは細菌や遺伝子ではなく、この力によります。・・・(←ってこれ、バイオやね。。?一次呼吸にアクセスして、静寂を待ちます。すると自ずと調整が始まります。)


いかにして呼吸が、私たちの苦の根源である信念からくる負荷を降ろすように導くのか。。鈴木俊隆の著書「初心禅心」の中のフレーズも引用されていました。

私たちが息を吸うとき、空気は私たちの内的世界に入ります。私たちが息を吐くとき、空気が外界に出ていきます。あなたのこころが、ただこの動きに従っており、純粋で静寂ならば、そこは空であり、私もない、世界もない、こころもない、身体もないのです。私たちは、ただ、開閉する扉となります。・・・(←般若心経ですね。バイオのセッション中もここに入ります。こころも身体もない「空」のとき、不安や恐怖、妬みや痛みからも解放されます。)


古代から、呼吸を意識することは瞑想の修練の最重要課題とされてきました。呼吸の訓練を通して、過去の恐怖や未来への不安という呪縛から解き放たれ、個人と宇宙は、ただお互いを鏡に映して見ているだけになり、お互いの存在を内包します。二元論は、私たちにとってなじみのある考え方で広く浸透していますが、この状態において私たちは、この二元論という幻想を超越します。



「空」や「非二元性」からは、愛とか光しか感じることができません。



呼吸を意識すると、パーツが刺激されることもあるかもしれませんが、やさしく丁寧に負荷を降ろして、セルフが出てくるスペースを広げてあげます。

不安や恐怖のパーツ主導から、穏やかで慈愛に満ちたセルフ主導に導いていくのがIFS、内的家族システムのパーツワークです。




#IFS #内的家族システム #ソマティック #ソマティックIFSセラピー #クラニオ  #バイオダイナミクス #呼吸 #空 #非二元性  #ホワイトマジック #白魔術 #ポリヴェーガル理論 #健康 #癒し #慈愛 


些細なことで周囲に対して壁を作ったり、「敵」を作りだして自身の身の安全を心配したり。。


以前にもこれと似たようなブログを書いたことがありました。

そのときは、世代間トラウマや戦争トラウマをテーマにしました。

https://sora-tori.amebaownd.com/posts/39489387


今日は愛着と周産期のトラウマをテーマに書いてみようと思います。

(少し重たいテーマなので、こころに余裕があるときにお読みください)


「おぎゃー」と生まれたこの世界で、「自分は歓迎されていない。。」という状況が続いたら。。


例えば、

・両親の仲が冷え切っていたり。。

・望まれない妊娠だったり。。

・母親が産後鬱を患っていたり。。

・家族が入退院を繰り返すなどで家の中が慌ただしかったり。。

・母親が地方から出てきたばかりで、出産時に周りのサポートが得られず不安だったり。。

・自身の健康状態がよくなくて、手術や入院を繰り返していたり。。


大人であれば状況を理解できたり、うまく対処できることでも、生まれたばかりの赤ん坊は無力です。


「この世界は脅威だ」と感じ、息をひそめて周囲に危機はないか、神経をとがらせているかもしれません。


その結果、「不快」「恐れ」に反応する扁桃体が活性化し、それがデフォルト(初期設定)となり、大人になってもそのままのことがあります。


すると、他の人にとっては何ともない出来事や言葉にも過剰に反応して、「攻撃された!」となってしまいます。防衛パーツが大活躍してくれるんです。傷ついた幼い自分を守るために。


そう、まずいち早く敵を見つけます。自分の安全を守るために。はたから見ていると、自ら敵を作り出しているようにも見えます。

「あ~、あの人、またやってるなあ」って場面に出くわすことありませんか?


でもこれ、決してその人が悪いのではなく、そのような環境で育ってこられた結果、そのように反応する脳になってしまった、というだけなんです。一番つらいのはご本人のはず。行く先々で孤立してしまうでしょうから。。見捨てられ不安も加わるとさらに複雑になります。


で、私たちが注目するのは、「脳は変化できる」というところです。神経可塑性といいます。

適切な刺激を入れてあげることで、脳や神経系の育ちなおしができるんですね。


愛着とか、周産期とか、影響は計り知れないです。

でもここが癒されると、ぐっと生きやすくなりますよね。


パーツの負荷を降ろして、傷ついた幼い自分を癒してあげて、パーツ主導からセルフ主導に導いていきます。

もちろん、タッチも添えて。「あなたはあなたのままでいい」


ただ横たわって、そっと触れてもらっているだけで何故こんなに変わるのか?


それは、今まで気づかないうちにまとってきた鎧から、これまた気づかないうちに解放されてくるからです。


ありのままの素の姿で横たわるあなたという存在全てを包み込む、なんの意図も介入もない静かなタッチによって、「素の自分でいいんだ」「なにも身構えなくていいんだ」って、身体の深いところから安心安全を感じてもらえているからだと思います。


また、そうなるよう自分自身のワークも深めていきます。




#愛着 #愛着障害 #アタッチメント #周産期  #発達性トラウマ #見捨てられ不安 #被害妄想 #不安  #恐れ #キツネリス #風の谷のナウシカ #IFS #内的家族 #パーツワーク #共感 #共鳴 #呼吸