元女性誌編集長、今、ア・ラ70歳。cokuricoのデュアルライフブログ -32ページ目

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10Apr
- 原田マハの超大作「風神雷神」読了！大興奮中！！
  原田マハの超大作「風神雷神」上下巻、ただいま読了！風神雷神、と書いてラテン語で「ユピテルアイオロス」と読む。何故かは種明かしになるので書けないけど、これは、原田マハ史上、最高に壮大な歴史美術ロマン小説です！主人公は、２人。少年時代の俵屋宗達と、少年遣欧使節団の一人としてローマ教皇に初めて謁見した四人の使節団の少年たち。中でも副使として選ばれ、のちマカオで没した原マルティナ。上巻では、宗達、なんと織田信長に絵師としての名前「宗達」を貰い、当代最高の絵師、狩野永徳との共同作業で、洛内洛外図屏風を描いてしまう！下巻では、遣欧少年使節団に加わってローマ、フィレンツェ、ミラノを回り、なんとカラヴァッジョと親友になってしまう！何という、とんでもない発想の飛躍！圧倒的なフィクション！！宗達は名前が知られている割に、実際の生涯がほとんど知られていない絵師。ただ、織田信長と狩野永徳と少年使節団とカラヴァッジョが生きた時代に宗達も生きていた、という同時代感だけが史実。そこに目を付け発想を限りなく飛ばし、こんな壮大な物語を構築した、原田マハの素晴らしさ！新聞小説だったらしく、何度も繰り返し出てくる表現が若干気になりますが、宗達、原マルティナ、この2人の主人公の友情、人柄の作り込み、書き分けがとてもよく、文章に疾走感があり、何度も胸を熱くしながら読み進められます。上下巻があっという間！この時代の絵師たちをテーマにした文学はとても面白くて、狩野永徳には山本兼一の「花鳥の夢」、長谷川等伯には阿部龍太郎の「等伯」そして、俵屋宗達にはこの原田マハの「風神雷神」この3冊をまとめて読むとますます興味深い読書体験になりますね。そして、どの本にも必ず出てくるのが織田信長！この稀代の天才の美意識、人の才能を見抜く力の高さ。この本の中でも、それがとても魅力的に描かれていて、天才フリークの私の心にひときわ響くのです。#原田マハ #風神雷神 #少年遣欧使節団 #ローマ教皇 #俵屋宗達 #織田信長
06Apr
- 南青山にらさわ豆腐店、今日で廃業になりました、、
  またまた悲報でした。。南青山の食の良心、と言える「にらさわ豆腐」本日で廃業となりました。南青山に住んで40年になりますが、にらさわ豆腐には、ほぼ毎週一度は通っていました。絹ごし豆腐、枝豆おぼろ、生揚げ、手揚げ油揚、湯葉、、どれもしっかりと大豆の旨味がある味で、本当に美味しかった。。廃業、なんて考えることもなく、今日買い物に行ったら、店先で大将が機材の廃棄をしており、女将が最後に残ったおぼろ豆腐をひとつ、お別れにプレゼントしてくれました。。悲しい。。明日からどこの豆腐を食べればいいの？？おぼろ豆腐に刻みネギを乗せて食べ始めて、ハタと気が付き、最後に写真を撮ってみました。。#廃業 #廃棄 #にらさわ豆腐 #南青山 #aoyama #おぼろ
04Apr
- 2020-21秋冬のファッションセミナー。今年はストリーミング配信で。
  ファッションジャーナリスト藤岡篤子さんの、2020-21秋冬NY・ロンドン・ミラノ・パリコレクションファッションセミナー。自宅のPCを立ち上げ、ストリーミングで受講します。いつもはホールに満杯の受講者を集めて行われるこのセミナー。今回初めて、コロナの影響でストリーミング配信になりました。内容等は一切、外に出さないように、という規約があるため、ここにアップできませんが、テクノロジーの進化はすごい！デジタル時代ならではの深掘りの内容で、最高に説得力あるセミナーでした。いつもながらエレガントで流麗な語り口も素敵です。ファッション界は、9.11の時も3.11の時も、結束して今起きている世界の状況のために何ができるか、「美」をもって、心を癒し、希望を提示してきました。ファッションの都を直撃している今日のこの災いに対して、きっとファッションにしかできないパワーで、何かを成し遂げていくはずです。アフター・コロナの世界で求められる新しい価値観や美。ファッションを見つめ続けることで、それが見えてくるような気がします。ファッションの力を信じて。。#ファッション #パリ #ミラノ #ロンドン #NY #コレクション＃ストリーミング #藤岡篤子
01Apr
- 加藤浩子著「オペラで楽しむヨーロッパ史」知的刺激に溢れてます！
  私のオペラの師、音楽評論家の加藤浩子先生の新刊「オペラで楽しむヨーロッパ史」、kindleにて読了！そうそう、こういうのが読みたかった！何しろ、「オペラは、歴史の鏡である」ーーこれこそ、私たちがオペラに惹かれる理由よね。そして単なる歴史の話ではなく、音楽がどのようにそれを表しているか、がきちんと書かれている。ものすごく知的好奇心を刺激される一冊でした！なので、読むのに思いがけなく時間がかかって。歴史と音楽が交差し、頭の中にアリアが鳴り響き、ウィーン、プラハ、パリ、、その時代の主要都市と、そこに生きる貴族階級から平民からアウトサイダーの人々、そして、音楽家達が横串になって立ち上がってきて。。特に、この本を書く一番大きな動機となった、と著者が書いている、クルレンツィスが指揮した2014年の「フィガロの結婚」との運命的な出会いから始まる、モーツァルトとフランス革命の章。先生の講義で一度聞いていたにも関わらず、なるほど、そうか、わくわく、、そして、私たちがクルレンツィスさまの指揮するモーツァルトに、何故こんなにも心揺さぶられるのか、改めてその理由がわかった気持ちです。去年のルツェルンで、クルさまが振った「ドン・ジョヴァンニ」に心酔した夜が蘇ります。。そのほかにも、ヴェルディとイタリア、ワーグナーとドイツ、蝶々夫人とジャポニズム、シェークスピアとオペラ、など興味深い話がいっぱいですが、中でも著者自身が実際に現地を訪れて詳細に取材した、ジャンヌ・ダルクの章は、一応フランス文学科出身でフランスに何度も行っている私ですら、今まで知らなかった事がいっぱいで、超面白いです！加藤先生たちとご一緒するはずだった4月半ばのクルレンツィスさまの来日コンサートも、コロナで中止になってしまい、宙ぶらりんな気持ちのやり場がない日々ですが、またいつか、完全な形でのクルさまの音楽が楽しめる日が戻ることを祈りつつ、しばらくはこの本に出てくる推薦ディスクを再生して待ちたいと思うのです。#加藤浩子 #オペラ #opera #kindle #オペラで楽しむヨーロッパ史 #クルレンツィス #クルさま #モーツァルト #ジャンヌダルク #パリ #ウィーン #プラハ
31Mar
- 日赤通りから恵比寿ガーデンプレイス、途中高級生食パンをかったりして。
  明日はまた雨らしいので#STAYHOME の可能性大。なのでまた、怪しい出で立ちで、黙々と8000歩散歩。今日は夫の日赤検査に合わせて、日赤前で夫と別れ、日赤通りを恵比寿ガーデンプレイス方面へ。恵比寿三越の来年閉店が決まり、寂しい限りではあるけれど、確かにお客様の姿は数えるほど。これは流石に厳しいわね。たまに来る恵比寿ガーデンシネマ、今は予約は取らず当日の受付しかしていなくて、コロナの状況に合わせていつでも閉館できる体制。なるほど、よく考えられている。恵比寿駅をかすめて、高級食パンの銀座に志かわ恵比寿店に立ち寄り。全然待たずに1斤ゲット。そうなの、閉鎖空間のカフェに入りたくないばかりに、このところパン屋さんばかりに立ち寄りしてる。もちろんすぐには食べきれないから、残ったパンは冷凍庫保存。だから冷凍庫が、パンパン(！)で、いっつも夫に怒られてる、悲しい。。ここのはこだわりのアルカリイオン水を使っていて、中はふわふわ、ほんのり甘味あり、焼かずにそのまま食べるのが一番美味しい、生食パンの王道。途中、明治通り、広尾一丁目交差点付近の桜並木の美しいことといったら！こんな交通量の多い広い道路の左右に桜が咲き乱れ、車の通り過ぎるたびにはらはらと舞い落ちて。曇り空の下、哀しいほど、美しい東京。今日は結局10981歩。
30Mar
- 徒歩でてくてく。新しくなった原宿駅まで。
  2日間のお篭りの後、運動不足で、やっぱり体が重い。。マスクに花粉症対策メガネ、UV帽子、スニーカー、という怪しい出で立ちで、地下鉄にも乗らず、表参道から原宿駅まで、歩く歩く。新しい原宿駅はシンプルモダンでこじんまりした特に特徴のない建物。2階にはガラス張りの猿田彦コーヒーカフェが。いつもなら絶対、入ってレポする性格だけど、やっぱり、閉鎖空間に入るのは怖いので、下から見上げるだけね。明治神宮側には直接出られる出口が。すごく動線が良くなったわ。しかも、千代田線とのコネクトもスムーズになり、かなり便利に。ついこの前まで、多くの人を吸い込み、吐き出していた旧原宿駅は、看板も取り払われ、すっかり鎮まって、美しい老伯爵夫人のような趣き。こんな日でもなお、若者が溢れる竹下通りは避け、大好きな女友達が住んでいたマンションの近くを通る閑静な道を歩いて、表参道まで戻りました。。この道は、女友達がお星さまになって以来、思い出が多過ぎて辛くてなかなか通れなかった道。よく待ち合わせに使ったピザハウスも消えてなくなり、あたり一帯が空き地になって、また大規模開発が行われる模様。ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。(方丈記)しみじみ、、
27Mar
- シャネルネクサスホールでの写真展、残念ながら、、
  前回アップした、シャネルネクサスホールでの、パリオペラ座をテーマにした写真展、なんと、今日で、終了になってしまいました〜、、先程、こんなメールが。「In Situ」ピエール=エリィドピブラック展は、この度の新型コロナウイルスの感染拡大防止に関する東京都の要請を受け、ご来場のお客様の健康や安全面を考えました結果、誠に残念ながら本日3月27日（金）をもちまして終了させていただくことになりました。仕方ないですが、残念ですね。。
26Mar
- パリオペラ座ガルニエ宮のバレエダンサーを撮った作品展。
  こんばんは！cokuricoのブログにきてくださってありがとうございます。1週間ぶりに銀座に出たついでに、シャネルネクサスホールで開催中のパリ・オペラ座ガルニエ宮をテーマにした写真展「in situ」へ。これが、また、本当に素晴らしい写真だったので、感激して1時間も居座ってしまいました。in situとはラテン語で、その本来の場所で、というような意味。フォトグラファーのピエール=エリィ・ド・ピブラック(その名が表す通り、上流階級の出身ね)が、オペラ座の中に入り込み、自らの存在感を透明にしてバレエダンサーたちの練習や日常に密着。長い間かけて撮りためた作品を、3部作として発表。その一部が今回展示されているのです。一番多いのが、第一部のモノクロの舞台裏を捉えた写真たち。出番を待つ緊張感と、舞台の上の華やかさの対比が際立つよう、踊り子の背中ごしにシャッターを切った写真たちは、光と影を、まるで人生のように切り取り、感動的。第二部の一連は、より抽象的にダンサーたちの心象風景に迫ったもの。そして第三部は、一転、カラーの大作！これがまた、ため息ものの素晴らしさ！パリ・オペラ座に深く入り込んだ人にしか撮れない特別な作品たち。シャガールの天井画の前でのポーズ、誰もいないオペラ座の真紅の椅子の背に立つ男性ダンサーが、ドレスサークルの上の女性ダンサーと呼応したポーズ、極め付けは、オペラ座ガルニエ宮の屋根の上のあちこちにペアのダンサーを配して、まるで泰西名画の大作を見るような構成の作品！ピエール=エリィは、いいとこのエリート男子らしく、一度は固い仕事に就職したものの、尊敬していた祖父が著名な写真家だったこともあり、独立して自分も写真家の道へ。婚約者とオペラ座を訪ねたことからオペラ座をテーマにドキュメント写真を撮りたいと思い、内部深くに入り込み、ダンサーをはじめ、芸術監督たちの協力のもと作品を創り上げたそう。その後、世界を旅し、いくつかの場所で、中に深く入り込みながら写真を撮り、発表し、何故か今年一年は、家族で京都に暮らしていて写真を撮り続けているらしい。どんな京都を切り取るのかしら？早くその作品も見てみたいわ。シャネルネクサスホールも、ちゃんと消毒液を完備。観客もまばらで、ゆったりと一点一点、距離を置いて鑑賞が可能。写真も自由に撮らせてもらえます。4月5日までの開催なので、これを見逃すのはあまりにももったいない！不要不急をどう解釈するか、人間性を問われる問題ですが、美しいものを見たり感じたりすることは、生きる力。万全の予防対策を取った上で、なんとか折り合いをつけて楽しんでいけたらいいな、と心から思うのです。#シャネル #ネクサスホール #写真展 #パリオペラ座 #バレエダンサー #京都 #家族
24Mar
- 家飲み応援セット、12本の赤ワインが届きました！
  こんばんは！cokuricoのブログにようこそ！ワインのテラス飲みが楽しい季節になりましたね。昨日は、穏やかで暖かな夕暮れ。コロナさえなかったらなぁ、、友人の新潟セトワイナリーZIOSETTOから、家飲み応援12本セットが届きました！11本のヴィーノ・ノヴェッロ2019(赤の新酒) 。これはメルローとツヴァイゲルトの混醸で、酸味を生かすように普通よりも少し弱めのアルコール11度。美しいルビー色。美味しいっ！ロールキャベツと合わせて早速いただきました！もう1本は、カベルネソーヴィニオンベースの人気商品ヴィーノ・ロッソ2018。こちらは、また明日、ガッツリ肉料理に合わせていただく予定♡一方、イタリアミラノの友人からは、またまた悪化のお知らせが。「今朝起きたら、領事館からの一斉メールで今日から又、規制強化。外で２人以上でいるのも禁止、他罰金は5000€,4月15日まで延期されました」あー、イタリア(涙涙)、、これはもう、世界的に長引くという事ね。まだまだユルい日本も、この後、4月5月、と何が起きてもおかしくない状況。きりきりしないで、ゆっくり冷静に長期戦に備えておくのが大切ね。こんな家飲み応援セットとか、とっても素敵なアイデア。家に居ても楽しめる様々なこと、ポジティブに探していきたい。。#ワイン #テラス飲み #瀬戸ワイナリー #ZIOSETTO #家飲み応援セット #イタリア #ミラノ
22Mar
- 桜は3分咲き。青山墓地を散歩です。
  ぽかぽか、すっかり春の陽気。桜を見に根津美術館交差点から青山墓地中央交差点へ約5500歩の散歩。中央通りの桜並木は、まだまだ3分咲き、でしょうか。内部の古木は、満開に。中央通りは、昔ほど桜の勢いが無くなってきているのが気掛かりです。。#桜 #花見 #青山墓地 #3分咲き #aoyama
20Mar
- 話題のバンクシー展@横浜アソビルに行ってきました！
  こんにちは！南青山に猫と夫と暮らすcokuricoのブログに来てくださって、ありがとうございます。今日は、今、世界中で話題のバンクシー展に行ってきました@横浜アソビル。いっぱい写真を撮れたので、一挙掲載しちゃいますね。上のこの写真は、覆面のアーチスト、バンクシーの創作現場！！これは、ケイト・モスをアンディ・ウォホール風味のオマージュで。これらはすべて、コップ(警官)のピースマーク。いっぱい連作になってます。ネズミは、バンクシーにとって、重要なモチーフ。最後に生き残るのは、なんと言ってもネズミ。イギリス人らしく、女王陛下をおちょくるのも忘れない。2017年の制作らしく、Brexitがテーマ。政治的テーマも、バンクシーにかかればアートになる。イギリスは、日本以上に監視カメラで撮られている国だそう！そんな社会を風刺してる？写真を見れば語りは要らないかも。#バンクシー #横浜 #アソビル
- 唯一無二の波乱の人生、デヴィ夫人の展覧会に行ってきました。
  こんにちは！南青山に猫と夫と暮らすcokuricoのブログに来てくださって、ありがとうございます。さて、ちょっと前ですが、傘寿記念「デヴィ・スカルノ展わたくしが歩んだ80年」@松屋銀座に行ってきました。最終日、最後の時間帯にダッシュ！あー、見られてよかった〜！80歳(驚)なんですって！デヴィ夫人。中卒の15歳から働き始め、19歳でインドネシアのスカルノ大統領と出会い、その美しさと、人並みはずれた努力と、強靭な魂とで戦後を生き抜き、今や歴史と伝説になった、その壮絶な人生。展覧会は、デヴィ夫人の実際に暮らしている家のサロンにある豪華なロココ調の応接セットから始まります。そして、スカルノ大統領から贈られた見事な宝石、手紙、電報の数々。インドネシアの華やかな民族衣装。パリやNYの社交界のパーティーで纏ったマダム・グレやニナ・リッチのオートクチュールのソワレローブデコルテの数々。それに合わせて付けた、ブルガリやカルティエのハイジュエリー。飴玉のように大きなエメラルドやサファイアの首飾り。そして、収集してきたカシニョールや藤田嗣治をはじめとする数々の絵画や、おまじない感のあるオブジェたち。70年代、パリに取材で行った時に、何故か社交界のパーティに紛れ込み、鮮やかな黄色のソワレに身を包んだ若き日のデヴィ夫人を見かけたことを思い出してしまいました。その頃パリでは、デヴィ夫人、なんだか椿姫のようなドゥミモンドの有名人、という扱いだったけど、、日本では第3夫人と必ず書かれていて、有名俳優と浮名を流す美貌の人、という見方が大勢だったけど、、時代は変わって、すっかり表の社会に受け入れられ、憧憬の目で見られ尊敬される人になったのですね。その証拠に、展覧会は大盛況！特に夫人の肉声ビデオが流れるコーナーは、ぎゅうぎゅう詰めで、他の人との距離が近すぎてコロナ、怖くなるほど。年配の方から若い女性まで、幅広く集客されていました。やっぱり、こんな劇的な人生を送ってきた人って、他にいない。唯一無二のスケール！過去も不幸も何もかもすべてを美化するチカラも超一流。100歳まで生きると決めているそう！！で今回出展出来なかった物がまだいっぱいあるのだそう。以降も節目ごとに展覧会を開催するそうなので、今回見逃した人も大丈夫。きっと次の機会があるはず。超絶興味深い、女の人生を追体験できますよ！#デヴィ夫人 #傘寿 #松屋銀座 #80歳 #ソワレ #ジュエリー
16Mar
- 閉塞感ある時代を打ち破る、恩田陸の最新刊「ドミノin上海」
  週末移動中の退屈な時間に、恩田陸の2月4日発売の最新刊「ドミノin上海」を。「蜜蜂と遠雷」とか読んでいる人には、はちゃめちゃ過ぎてびっくりのエンタテイメント！とにかく主役が、イグアナ、パンダ、風水師、ホラー映画の監督、ヤンキー上がりの起業家、アメリカ帰りの上海警察署長、博打で擦った有名彫刻家、、、なんだこりゃ。他にもひと癖ありそうなへんな人がいっぱい登場。そして、ジエンドに向かって様々な伏線が回収されていく、、快感！しかも回収され切れていない伏線もあるから、もしかしたら続編もすぐに出るのかも。文学的な香りはないけど、ひたすら面白く、文章の力技が楽しめる。個人的に好みではないけど、こういう閉塞感のある時期にはぴったりなのではないかしら。#恩田陸 #ドミノin上海 #蜜蜂と遠雷 #読書 #閉塞感
14Mar
- 長崎佐世保にて、曼陀羅絵師の友人がチベットタンカ展を開催します！
  九州のお友達に、お知らせとお願いです。長年の友人で曼陀羅絵師の馬場崎研二くんのチベットタンカ展が、3月14日から長崎佐世保にて開催されます。実は、私も女友達と3人で、彼の故郷凱旋展覧会を応援しに長崎佐世保に旅する計画を去年から立てていたのですが、このコロナ問題で、どうしても飛行機と電車に長時間乗るのがイヤで諦めてキャンセルしました。佐世保の港が一望できる山にある有名な弓張ヶ丘ホテルも予約して、準備万端にしていたのに、本当に残念です。。東本願寺別院という静謐な古刹での初の展覧会は、ダライラマさまのお膝元ダラムサラで修業して自分のものにしたチベット曼陀羅の王道のものはもちろんのこと、生まれ故郷の佐世保に居を移してから修得した日本の琳派の影響を受けたモダンなものまで、馬場崎くんの曼陀羅のすべてが一堂に会する集大成ともいえる力の入ったもの。もし、九州にこの時期ご縁のある方がいらっしゃったら、是非観て頂けたら、と思うのです。まだ修行時代、電気もない洞窟の中で描き続け、ヤクの脂に火を灯して明かりにしていた話、ずっと栄養失調でビタミンを摂取していなかったため、鳥目になってしまった話、チベット医者だった奥様が調合する薬草の丸薬しか、薬は飲んだことがなかった話、、同い年なのに、それ、いつの話かよ、と思うようなエピソードも、きっと話してくれますよ。#長崎 #佐世保 #馬場崎研二 #曼陀羅 #絵師 #ダラムサラ #ダライラマ #チベットタンカ #鳥目 #栄養失調 #弓張ヶ丘ホテル
11Mar
- 私の運命を変えたanan、創刊50年記念展、京都にて開催中！！
  3月7日から4月5日まで、京都駅伊勢丹にある、えき美術館にて、「anan創刊50周年記念特別展」が開催されます。前々から楽しみにしていて、anan展覧会を観たりしつつ、久しぶりに春の京都の花を堪能したかったのだけれど、、長時間、新幹線に乗るのが、コロナの今、ちょっと怖いので、今回は諦めましたー。。50年前の創刊日、この日にananと出会ったことが私の将来を決めたのでした。これから約1年後、non・noが創刊されます。いろいろな思いが溢れてくる50年前の出会い。京都に住んでいるお友達、京都に遊びに行くお友達にお願い。是非、この展覧会を観に行って感想をアップしてください！！東京ではやらないみたいなので。。ananに、心からのオマージュを込めて。#anan #創刊50周年 #nonno #京都 #えき #美術館
10Mar
- 入場無料、この状況でも毎日開館。國學院大学博物館はエライのです。
  ぽかぽか陽気に誘われて、怖がりの私は電車もバスも乗りたくなく、徒歩8000歩目標でお出掛け。目指したのは、國學院大学博物館。以前から車で通るたびに、綺麗でモダンでオシャレな建物、とっても気になっていた場所。表参道からも渋谷駅からも広尾駅からもアクセスでき、しかも、入場無料！國學院大学、太っ腹！！入り口にはちゃんと消毒薬が置かれ、中も広々、換気も大丈夫。こちらは考古学が得意らしく、今期の特別展は「好古家」これはまあ、好きな人しか楽しめないかな。写真も不可だし。他の小さな特別展示として、おひなさまとポチ袋がひっそりと。これもまた大したことない、のだけれど。なんと言っても良いのが常設展。國學院大学がふんだんに収集している縄文土器や黒曜石のヤジリや翡翠色の勾玉、それに加えて三種の神器の一つである鏡も大小いっぱい。これでもか、と所狭しと並んでいる！これはものすごくいいわね！満足。また、神道バリバリだから、新嘗祭や大嘗祭の様々な決まりごとやお供物などのレプリカが分かりやすく並んでいて、なんだかそこは不思議なパワーを発している。。逆サイドには、國學院大学の歴史を展示する部屋もあり、その一角には有栖川宮家に伝わる立派な勲章から、宮家で使用していた食器などを飾った展示も。これが随時無料で見れちゃうのは、すごいでしょう。しかも、素敵な校舎に3カ所ある大学食堂やカフェもご案内してくれるの。素晴らしい！私が青学の学生時代には、近所の國學院大学は古風蒼然とした建物で、近寄り難い雰囲気だったけど、今はもう全く違う。歴史は残しながらもどんどん脱皮している感じ。こんなチャンスがなかったら一生足を踏み入れなかったかも知れない場所。なかなか素敵なので、これからもちょくちょく足を運びたいと思ったのでした。#國學院大学 #博物館 #入場無料 #常設展 #青山学院大学
09Mar
- 塩田武士4作目に突入、「女神のタクト」どうでしょう？
  ずっと前からすごく楽しみにしていたダンスグループDAZZLEの公演「NORA」も中止に(涙涙)。。なので、もう乗り掛かった舟、塩田武士の次なる作品を。その名も「女神のタクト」。塩田武士作品を読んでいると、彼がオーケストラが好きで音楽に造詣が深いことがわかってきたので、もしかしたらいいかも、と中味も吟味せずにジャケ買い、いやタイトル買い。結論から言うと、今まで読んできた「罪の声」はじめ3冊に比べてだいぶ作品としては落ちるのだけれど、でも十分に面白い。描かれている内容は、失敗して世間から姿を消していた天才指揮者を再びステージに戻らせ、弱小のオーケストラを立て直すという、割とよくある再生の物語。でも、知らなかったけど興味深いことがいくつも出てきてとても楽しめたのでした！例えばオーケストラの経営とは？ステージマネージャーの仕事とは？マエストロの役割とは？コンマスのチカラとは？そして何より素晴らしいのは、音楽を言葉で表現することに果敢に挑戦していること！その、音楽を言葉化する、最高峰が2年前に直木賞本屋大賞をダブル受賞した恩田陸の「蜜蜂と遠雷」なんだけど、塩田武士が描くラフマニノフピアノ協奏曲第三番や、ニムロッドの描写の素晴らしさも、負けていない。読んでいる途中で頭の中いっぱいに音楽が溢れて、文字がなかなか追えなくなってしまうので、「女神のタクト」は短い作品なのにもかかわらず、読了するのに3日もかかってしまったわ。しかも、最終章では不覚にも涙。。でもねー、塩田武士の人物造形、私はまったく好きになれないわあ、特にこの作品のヒロイン。いったいどうしたらこんな女性を主役にしようと思いつくのかしら。特に前半。少しも感情移入できない。。というわけで、1週間で4冊塩田武士を堪能したので、次の作家に行かせていただきます！#塩田武士 #女神のタクト #ラフマニノフ #ピアノ協奏曲 #ニムロッド
08Mar
- 塩田武士にはまってます。3作目は「罪の声」
  塩田武士著「罪の声」読了。Kindleで5863頁、読了まで5時間半以上、と最初に出たときには、ちょっとめげそうになったけど、いやあ、なかなかのチカラワザ。どんどん引き込まれて、昨夜は深夜まで時を忘れて読み耽りました。推薦してくださった皆さま、ありがとうございました。ネタバレになるから詳しくは書かないけど、小栗旬と星野源共演で今年映画化されるのね。kindleは親切で、というかAIの恐ろしさで、すぐに関連情報を配信してくれるから、読み終わってから配役を見たら、あー、なるほどぴったりなキャラクター、さすがキャスティングプロデューサーなかなかやるねー、と思ったほど。この映画は見たいわ！ロンドンやヨークも出てくるし、何より、事件記者として追ううちに、人間としての成長物語になっているところがいい。塩田武士の人間造型には共感できにくいものが多かったけど、この「罪の声」にはちゃんと共感できるキャラクターが書き込まれていて、読後感がとてもいいのよね。それにしても、家とその周りで過ごしていると、必要なものはkindle、dマガジン、Hulu、Amazon prime、これだけで過ごせちゃう。あとは生鮮食品の買い物くらいか。ライフスタイルが変わると、必要なもの、欲しいものが変わる。ファッションも変わる。ビューティも変わる。雑誌のタイトルをdマガジンでざっと見ていると、もちろんこんな新型コロナがない頃に企画して作っていて時差があるから、あまりに能天気なタイトルを見ると苦笑してしまう。テレワークで会社に出なくても通勤しなくても何とか業務は回っていくことが、うっすら、どころか完璧に分かってしまう、この1ヶ月あまりの体験。特にファッション誌、女性誌には難しい時代。さあ、どうする？私ならどうする？#罪の声 #塩田武士 #映画化 #小栗旬 #星野源 #kindle #dマガジン #Hulu #amazonprime
06Mar
- 不要不急の外出をやめて、読書に邁進。今日は「歪んだ波紋」
  「騙し絵の牙」に次いで、塩田武士著「歪んだ波紋」読了。いやー、なかなかの骨太な社会派人間ドラマ。「誤報」から全てが繋がっていく。フェイクニュース、ワイヤードを思わせるウェブニュースの裏側、レガシーメディアと言われる新聞、テレビ、雑誌の第4権力を超える、第5のメディアの構築。短編を積み重ねて、最後で全ての伏線が回収される構成力も見事。ただ、どの1人にも感情移入できない人間造型が、ちょっと辛いかな。去年NHKでドラマ化されていたんですね、あまりTV番組を見ないから知らなかったけど。塩田武士、この連休のうちに他の本も読んでみようかな。どれがオススメですか？#塩田武士 #歪んだ波紋 #メディア #第4権力 #レガシーメディア
03Mar
- 夫の実家のおひなさま。古風で気品があります。
  夫の実家のおひなさま。#3月3日 #おひなさま #桃の節句