こんにちは!
南青山に猫と夫と暮らす
cokuricoのブログに
来てくださって、
ありがとうございます。


さて、ちょっと前ですが、
傘寿記念
「デヴィ・スカルノ展 
わたくしが歩んだ80年」
@松屋銀座に
行ってきました。

最終日、最後の時間帯に
ダッシュ!
あー、見られてよかった〜!

80歳(驚)
なんですって!
デヴィ夫人。

中卒の15歳から働き始め、
19歳でインドネシアの
スカルノ大統領と出会い、

その美しさと、
人並みはずれた努力と、
強靭な魂とで
戦後を生き抜き、

今や歴史と伝説になった、
その壮絶な人生。


展覧会は、
デヴィ夫人の
実際に暮らしている家の
サロンにある
豪華なロココ調の
応接セットから始まります。


そして、
スカルノ大統領から
贈られた見事な宝石、
手紙、電報の数々。
インドネシアの
華やかな民族衣装。

パリやNYの社交界の
パーティーで纏った
マダム・グレや
ニナ・リッチの
オートクチュールのソワレ
ローブデコルテの数々。

それに合わせて付けた、
ブルガリや
カルティエの
ハイジュエリー。

飴玉のように大きな
エメラルドや
サファイアの首飾り。

そして、
収集してきた
カシニョールや
藤田嗣治をはじめとする
数々の絵画や、
おまじない感のある
オブジェたち。

70年代、
パリに取材で行った時に、
何故か
社交界の
パーティに紛れ込み、
 
鮮やかな
黄色のソワレに身を包んだ
若き日のデヴィ夫人を
見かけたことを
思い出してしまいました。

その頃パリでは、
デヴィ夫人、
なんだか椿姫のような
ドゥミモンドの有名人、
という扱いだったけど、、

日本では
第3夫人と
必ず書かれていて、
有名俳優と浮名を流す
美貌の人、という見方が
大勢だったけど、、

時代は変わって、
すっかり表の社会に
受け入れられ、

憧憬の目で見られ
尊敬される人に
なったのですね。

その証拠に、
展覧会は大盛況!


特に夫人の肉声ビデオが
流れるコーナーは、
ぎゅうぎゅう詰めで、
他の人との距離が近すぎて
コロナ、怖くなるほど。

年配の方から若い女性まで、
幅広く集客されていました。

やっぱり、
こんな劇的な人生を
送ってきた人って、
他にいない。

唯一無二のスケール!

過去も不幸も何もかも
すべてを美化するチカラも
超一流。

100歳まで生きる
と決めているそう!!で
今回出展出来なかった物が
まだいっぱい
あるのだそう。


以降も節目ごとに展覧会を
開催するそうなので、
今回見逃した人も大丈夫。
きっと次の機会があるはず。

超絶 興味深い、
女の人生を
追体験できますよ!


#デヴィ夫人 #傘寿 #松屋銀座 #80歳 #ソワレ #ジュエリー