お茶時間
ある党幹部の奥様の、
毎日飲むお茶は中国以外のお茶。
と、噂で聞いて以来、
とんと中国茶からご無沙汰していたワタクシ。
そんなに自国のお茶に信頼が置けないのか?!
お茶の良し悪しの判断に自信が無いこともあり、
毎日飲むお茶は、日本産・・を愛飲していたのだが、
ついに中国茶解禁。
先日ふらりと立ち寄ったお茶屋さんのお茶が
かなり美味しかったので、茶器と一緒に購入。
見よう見まねの我流作法で
早速いただきましたー。
①蓋碗に茶葉を入れる
②お湯を注ぐ
③一度お湯を捨て、二度目のお湯を注ぎ、
茶海へ
④茶杯に注ぐ
・・
お作法を習っていないので
これが正しいのかどうかは謎。
でも美味しくいただけるのであれば
作法なんて関係ない!
ほっとする時間になりさえすれば!!
ちなみに今飲んでいるお茶は
白豪銀針
ふわふわの産毛に覆われた
新茶の新芽部分だけのお茶。
白茶に分類されます。
夏にぴったりの爽やかなのど越し。
遅ればせながら
中国茶に魅せられつつあります。
カジュアルOL★ビューティー
思いのほか好評だったファッション通信。
調子に乗って、早々に第二弾!!
今回は北京の働く女性にスポットをあててみました~!
場所柄、OLの中でも比較的高収入の、
外資系企業に勤めているであろうOLの皆さんの
通勤姿を激写してみました。
ご感想お待ちしております。
思った以上にカジュアルです!
持っているバックも可愛いです。
こちら界隈のOLさんの通勤に、
ブランドバック(コピー有)はあまり無いようですね。
日本でも流行っている(らしい)マリンコーデ。
左の人の雰囲気、かなり好きです。
服装規定が緩いのか、もしくは全く無いのか、
派手なサンダルを履いている人も多い!
オシャレの幅が広がっていいですね~。
・・そういえば、都内で働いている頃、
あんたソレ舞台衣装やろ?!という服着て
出勤していた人いたな~。・・遠い目。
分かりませんが、
音楽を聴きながら出勤する人多数。
姿勢のいい北京女性は
歩き姿が絵になります。
内股歩きの人なんて
見たことありません!
全体的に
「可愛い」というより
「カッコイイ」イメージの人が
多いかな。
どうですか?
なかなかオシャレな通勤スタイルだと思いませんか~?
料理人への第一歩
昨日は旧暦で端午の節句。
つづいて今日は、国際児童節という、
日本の子供の日のようなモノで、
小学校はお休みだったりするそうな。
どうりで街中に子供が多いはずだ。
・・それはさておき、
ワタクシ、今日は北京のプロの料理人も通うという(←嘘かも・・)
厨房グッズ専門店へ行ってきたのだー。
そしてその目的は・・
蒸篭(せいろ)!!
北京のデパートや市場にも売っているけれど、
今は金属(ステンレスorアルミ?)が主流のようで、
見た目、日本の蒸し器とそう変わりが無い。
本体は竹でも、留め金が金具だったりと、
竹のみで作ってある蒸篭がどこにも売ってない。
竹だけのがほしい~~~!!
と、あちこち探して、ようやく手に入れたのがコレ。
ああ長かった・・。
苦労して見つけただけあって感慨もひとしお。
ほんに・・愛いやつよの~♪
手前がショーロンポー5個、後ろが3個用・・かな?
ちなみに全部で500円位!!
既製の包子やショーロンポーを蒸かしたり、
温野菜サラダ用に野菜を蒸したり
解凍に使ったりと、使い方はいろいろ。
もちろんコレ も忘れてはおりません!!
この厨房グッズのお店は
北京観光の一つ、「胡同めぐり」の起点である
「鼓楼」から南へ真っ直ぐにはしる
「地安門外大街」という通りに面していた。
厨房グッズ街なのか、その他にも近くに数軒並んでいる。
ひととおり店に入って、品揃えをチェックした後、
ココだと思う店で物色。
↑ 下段、羊肉のシャブシャブ用鍋
蒸篭だけでなく、
中華鍋(見たこと無いくらいデカイよ!)やら
寸胴、火鍋用の鍋、中華食器などなど、
が置いてあり、なかなか面白い。
田舎のナンデモ金具屋さん、みたいな趣き。笑
地元の人を相手にしている店だけに
中国語オンリーで、観光客には入りづらい店構えだけれど、
胡同観光のついでにいかがでしょう?
他では買えない調理グッズをきっと見つけられるはず!
ローカルな街角でよく見かける
蒸篭を重ねた小吃(軽食)店。
目指すのはコレ!!
チャイナビューティー★
北京在住の日本人の
北京人女性に対する共通のイメージは
「ファッションセンス無し」
ということになるだろうか・・。
鬱陶しいほどの装飾だったり、けばけばしい色の組み合わせだったり、
微妙なキャラクターをあしらっていたりと、
地味めでシンプルなモノを好む日本人とは対極の嗜好。
日本の感覚とはかけ離れたナリをしていたりするので、
日本人からは散々な言われようである。
しかし、ワタクシは
北京女性を結構かわいいな~と思っていたりする。
パンチのあるファッションも面白い!と思っている。
在住日本人よりよっぽどオシャレだと思うこともしばしばだ。
そして
北京女性のスタイルは、
残念ながら、日本人より上を行っていると思う。
小顔、細身、小尻、脚長・・。
北方女性は、
均整の取れたスレンダー美人が多いのだ。
本当にもう羨ましい限り・・。
どんな服でも似合うんだよな~・・。
・・
前置きが長くなったけれど、
街で見かけた北京女性のファッションを
ここらでご紹介していきたいなーと思っております。
ぜひ紹介したかった!!
雑誌などでは、パリ、ミラノ、NYなどの
最先端ファッション都市の情報は入ってきても
なかなか北京ってのはね。
ということで、北京リアルファッション通信スタート。
ファッション発展途上国の今!!
とくとご覧あれ!!
仁王立ち!!
某デパートで待ち合わせをしていた女性。
彼女、赤フレームのサングラスをしています。
二人とも脚長ーっ!!
しかもO脚皆無の超美脚!!!
黒髪のストレートがとても似合ってる。
コレがワタクシのイメージする北方女性の体型!!
日本人が「うぬ~っ」と思うポイントのひとつは、
くるぶし丈のストッキングが見えている・・というところだと思われる。
北京女性に結構多いスタイルです!!
靴の中が湿気るのは確かにいやだけど、ストッキング脱いで欲しい!!
それはワタクシもそう思います・・。
一瞬「プッチのワンピース?」
と思ったら違ってた。
お団子ヘアがとても似合っていた
色白美人サンでした。
どうですか?
立ち居振る舞いや公共マナーは
やまとなでしこに遠く及ばない彼女達ですが
結構イケてると思いませんか?
それとも
やっぱりワタクシが北京に同化しているでしょうか?!
The 停電
買い物に出かけて帰ってきてみると・・
マンション全体が停電!!
マジですか・・。
当然エレベーターは停止。
ぬおおおっ!!
20階まで階段ですか?!
予感はしていたけれど、非常階段は真っ暗。
予備電源なんてありゃしません。涙
本当に真っ暗なところでは、
前に進むことすらおぼつかないものなんですね~・・。
仕方なく懐中電灯を借りて
とぼとぼと昇りました・・。
真っ暗な中を一人で・・。
怖いよ~~。涙
聞くと、我がマンションだけでなく、
近隣地域全てが停電だったらしい。
また作業員が間違えて電線をぶった切ったか?
昨年夏、作業員が誤って水道管を切ってしまい、
大通りに水が溢れ川と化し、一時通行止め
という事故があった。
それも三度も!笑
周辺が工事だらけの今、こういうことは
ますます増えていくのだろうか~。
それからワタクシ、用事、買い忘れ等々で
2往復しました。20階を・・。
明日は筋肉痛だな~。涙
北京的温泉
誕生日は温泉がいい♪
という殿のひと言で決まった北京温泉旅行。
北京郊外の山奥にある
「北京小涌谷商務会館」
を予約した。
奮発してスィートルームだ!!
とはいえ、ここは中国。
温泉文化の根付いていないトコロの温泉なんて
たかがしれている・・
と思っていたところが・・。
ん~??
なんかいいんじゃな~い?
スィートには部屋に露天がついている!
(画像の階段をあがったところ)
窓からは宿の前にある池(湖?)と遠くの山々を見渡せて
思った以上にいい感じ~。
部屋の雰囲気はちょっとアジアリゾートっぽい造りで
中国小物もちらほらと置いてありなかなか。
清潔感も合格だ。
さて、早速風呂~♪と思ったら、
お湯が入ってない!!
仕方なく、まずは・・
殿、掃除!!笑
掃除はしてあったようだけれど、
やっぱり念には念を入れて・・。
そして、ライトア~ップ!!
おお~っ。
ワタクシ達、露天付きの部屋に泊まるのは初めて。
好きなときに好きなだけ、人の目を気にせずに
温泉につかるという贅沢。
足湯、腰湯、そしてまた足湯・・と、
ダラダラしながら読書三昧。
こんな豪勢な温泉もええな~♪
と秘湯狂のワタクシたちもご満悦。
ここはもともとオーナーの別荘として建てられたらしい。
が、せっかくだから宿泊施設にしよう、と
一般客に開放したそうだ。
驚いたことに、
そのオーナー自ら送迎をし、従業員と一緒に働いている。
あまりに普通に振舞っているので、話を聞くまで
その人がオーナーだとは思わなかった。
料理も美味しかったし、
スタッフのサービスもよかったし、
とても道楽ではじめたとは思えない。
北京の雑踏を離れ、
ゆったりとした時間を過ごせる貴重な場所だ。
秘湯狂
ワタクシと殿は無類の温泉好き。
ふたりで行った温泉は、100を超える。・・たぶん。
伊豆や箱根、由布院に黒川・・といった
洗練されたお上品な温泉地も勿論好きだけれど、
ワタクシたちの心を鷲掴みするのは・・
秘湯!!!
この「秘湯」というキーワードが、
ワタクシ達を全国津々浦々の温泉地に走らせるのだ!!
今までに行った、心に残る温泉ベスト10!
霧島国立公園の奥にある一件宿。
湯治客も多く、旅館というより山小屋だが、
それがまた秘湯気分を盛り上げる。
白濁の湯は白骨温泉に勝る・・と思う。
阿蘇山の麓にある温泉旅館。
緑豊かな山と滝のある絶好のロケーション。
混浴だけれど、ぜひ滝見の湯につかってほしい。
秘湯ではなく、大型ホテル・・なのだが、
ホテルが一つの島になっている!!
周りを海に囲まれ勝浦港から船で数分。
海を臨みながらの露天風呂は格別。
北アルプス、立山・室堂平にある日本最高所にある温泉。
雲海を見ながらの風呂はここでしか体験できない。
黒部渓谷観光とあわせて是非行ってみたい。
能登半島の先端の海岸沿いにひっそりと佇む温泉宿。
日本海に沈む夕日を眺めながらの露天風呂は最高!
和風のたたずまいなのに、プールがあったりと
リゾートっぽい雰囲気もあり。
温泉激戦区の長野市周辺にあって、
あまり目立たない温泉地なだけに、秘湯っぽい。
渓流沿いにと旅館が点在し、湯めぐりも楽しめる。
日光の奥座敷・・のさらに奥。
山を分け入った秘湯。
源泉が8個もあって、それぞれの湯を楽しめる。
冬場は雪景色がそれはそれはきれい。
尾瀬登山は福島県側から!が持論。
桧枝岐は平家落人の里。蕎麦が激ウマ。
ここの女将の手打ち断ち蕎麦は絶品。
その蕎麦が忘れられず、風呂より食い気でベスト10。
十和田八幡平国立公園内にある東北最高地にある温泉。
山小屋風の建物のそばに作られた露天風呂は
八幡平国立公園の広々とした景色を見渡せて
開放感溢れる、まさに山の秘湯。
北海道旭岳登山の起点にある宿。
道産の木をふんだんに使ったぬくもりのある建物、
オーナーが自ら選んだ道産の美味と美酒。
風呂も勿論全て木造り。こだわりを感じる宿。
一人旅の人も多く、一人の時間を楽しめる。
以上厳選の宿10選!!
ベスト10とか言いながら、ただ西から並べただけ。
順番なんかつけられませ~ん!
頑張ってリンク張ってみました。
見てみてください。癒されますよ~~。
・・
実は北京にも温泉がある。
その名も、
「北京小涌谷商務会館」
日本の温泉を模してあります!!!
そこに行った話を・・と思ったのだけれど
日本の温泉でまった~りしてしまったので
続きは明日~。
亀ゼリー
暑いっ!
暑いよ!北京!!
おまけに、相変わらずの乾燥。
ついついビールに手が伸びる。
そしてご飯代わりに、チマチマしたつまみを食べて終わり。
そんな晩ご飯を続けていたので、
またちょっと貧血気味になってきた。
ヤバイ・・。
そんなときには、コレいっときましょ。
亀苓膏(亀ゼリー)
「ハーバルゼリー」とも言われるように、
漢方エキスがたっぷり入ったゼリー。
もちろん亀(亀の腹の皮をほしたもの)も入っている。
効能は、
解熱・毒素排出・便通・美肌
などなど、女性に嬉しいことばかり。
ただ、カラダを冷やす作用があるので、
冬場はあまり食べない方がいいとされている。
もともと南方、広東文化圏の食べ物なので、
地元料理店ではなかなかメニューに無い。
いろいろ探し歩いた末、見つけたのが画像の缶詰亀ゼリー。
一般的なトマトホール缶詰大の缶の中に
円筒状に、隙間なく亀ゼリーが入っている。
ナタデココが入っている・・はずなのに、
食感はあるけれど、亀ゼリーと一体化していて、
どこにナタデココがあるか分からない。笑
味はご存知の通り、か~な~り苦い。
レストランでオーダーすると、
シロップや練乳が一緒に出てくる。
そんなの邪道。
苦味を存分に味わいたいから、
ワタクシは絶対ストレート♪
缶のパッケージのように、
ブロック状にカットして、可愛く盛り付けたりはせず、
缶から出した円筒状のゼリーを、
豪快に半分に切ってガツガツ食べる!!
う~ん。ウマイ!!
今日もいい食いっぷり。
ごちそうさまでした。
む?
貧血に関係ない?
没問題~。気持ちの問題ですから。
ビバ!ニセモノ
中国といえば、コピー天国。
DVD・ソフト・各種ライセンスモノなどの違法コピーが
世界的に問題になっているのはもちろん知っているが、
北京に暮らす外国人(もちろん中国人も)は
多かれ少なかれ、その恩恵にあずかっている。
中でも女性が一番利用するのはもちろん・・
ヴィトン・グッチ・プラダ・・などのブランドのバッグだ。
街中を歩いていると、若いOLさん風の女性が
結構な割合でブランドバックを持っている。
家庭教師の先生もヴィトンでやって来る。
日本人奥様の持ち歩くバックも
グッチだったりコーチだったり・・。
そして使っている財布はエルメス!!
でもコレらは・・全てニセモノ!!
いや・・実は本物だったとしても、
中国で使っていると、ニセモノに見える!!笑
先日帰国した奥様が、ニセモノのエルメス財布を、
日本の正規店の本物と見比べたところ、
「ほとんど一緒。店員さんにもバレなかった!!」
と言っていた。
A級コピー(B・Cと品質によってランクがあるらしい)は
見かけはほとんど本物と同じなのだ。
そういうニセモノは、街の市場に売ってあり、
女性が群がって価格交渉をしている。
が、品質のいいA級モノは、別にあったりする。
店員は「コイツは買う気満々で金も持ってるな~」
と思ったら、市場の奥や二階に連れて行く。
別室での交渉だ。
そこは大抵内鍵がかかっており、
(場合によっては監視カメラもつけてある)
客であることを確認して、中の人間がドアを開ける・・。
最近、当局の取り締まりが厳しいので厳戒態勢だ。
そんな中、知る人ぞ知る、小部屋タイプのお店が
最近無くなった。
何回かお買い物に付き添って行った事のある所だ。
たまに、当局の手入れが入ることはあり、
そういうときは事前に店を閉めているのだが、
今回は店ごとごっそりなくなったらしい。
たぶん、営業できなくなる何かがあったんだな。(←コワ~)
でもきっと、どこかでひっそり営業を始める。
そして口コミでお客が流れ、
当局が取り締まってまた移転・・の繰り返し。
イタチごっこだ。
ワタクシはブランドバックよりも、断然DVD利用派。
店よ、なくならないでくれ~!と切に願う。