関谷スパゲティ@品川エキュート | 酒と散歩の日々                                               

 おでんのことが書きたくて、気が焦った。数日前にアップした1月の上野行、「華風月」のライヴ。その前に、アメ横へ行ってうなぎを喰ったり不忍池の辨天堂へ参拝したりのことを書いた。

 ライヴが終わり、開場を出たのが20時過ぎだった。うなぎを喰ったのが15時過ぎだから、そろそろ小腹もすいてくる。

 

 と、その後の話・・・

 会場を出たものの上野のこのあたり(下谷口に近い)は土地勘もなく、また昼に歩いてアメ横までそこそこあることもわかっていた。

 家に帰りつくのは、たぶん22時過ぎになる。ま、駅前のスーパーで軽いものでも買えばいいかなどと考えつつ、山手線に乗った。品川で京急線に乗り換える予定。

 

 品川駅に降りたって、そうだエキュートで駅弁でも買ってみるのもいいかなと・・・エキュート内をぶらついてみる。第一候補はこれかななどと弁当にあたりをつけている中、こんな表示をみつけた。

 

 

 みるからにロメスパの雰囲気のメニュー。ロメスパには目がない。よし、ここで喰っていこう。きっとうまいに違いない。こういう嗅覚はあるのだ。

 外に設置されている券売機で一瞬迷った。ロメスパといえば(まだロメスパと決まったわけじゃないけど)ナポリタン。が、アラビアータもたらこクリームも、さらには塩バジリコも美味そうだ。

 2秒ほど迷って、たらこクリームのビッグ。それからビール。

 

 カウンターへ。すぐに、まずビールが供される。

 カウンターの内側は厨房だ。2人のシェフが中華鍋(フライパン?)を2つずつ振って、スパゲティを作っている。間違いない。ロメスパだ。

 

 

 カウンターはほぼほぼいっぱい。自分のスパは何番目くらいに作られるんだろう。一番搾りを傾けつつ、厨房に注目。この缶でビールが出てくるあたり、もう最高さ。

 

 

 流れるような手際、熟練の技だ。茹で置きのスパゲティを計り鍋に投入、しばらく炒めてソースをからめる。また炒める。一番最初に入れてるのは、たぶんバターだな。

 

 

 ナポリタンも好きだけども、○○クリーム系も好き。ただ、横須賀にはこういうロメスパがないんだよね。

昔通りのお作法でフォークにくるくる巻きつけて喰う。これぞ、ロメスパへのリスペクトだと思う。

 出来立て熱々。美味かった。わぁ、ビールをもう1本注文しておけばよかった。

 小エビもプリッとしていていいね。以前、ロメスパの「パンチョ」に行った時、ナポリタンに具はいらない(実際作ってもらったら、やっぱりちょっとあった方が良かった)くらい、麺自体が好きと書いたけれども、このエビは気に入った。

 あっという間に平らげる。

 

 外に出ると、おばちゃんたち4人組が券売機の前でワーワーやっている。いや、この店 4人で入っておしゃべりするような店じゃないと思うぜ。

 

 

 実はね、まだアップしていないんだけど、2月の終わりにつれあいにお付き合いをして、有楽町でさだまさしさんのライヴに参戦したのよ。その時にも、ここ「関谷スパゲティ」に立ち寄ったのだ。