イッツ マイ ソウル -55ページ目

とりはだ




眠気



会いに行きたい



眠たい

バス



久しぶりに実家に向かうバスに揺られてみた



凄く懐かしい気持ちになった



下校していた道や



憧れていた西洋風の家



全ての建物が少しだけ低く感じて



あんなに歩き慣れた街並みが時を越えてこんなに心をワクワクさせてくれるなんて思いもしなかった



変わってしまった景色
変わらない場所



緩い坂道を下ると変わらない我が家があった



辛い思いでこの道を下った事もあった



ドアから漏れる光になんど嫌悪感を抱いたり救われたりしただろう



おかえりが聞ける環境をこんなにも愛おしく思いながらあたしは今あの日と変わらない道を歩いている



少しくらい足が痛くても



挫けそうなくらいの日差しが照りつけていても



自然と軽快な足取りになった



悩んだ挙げ句ピアスを外してバックに入れる



あたしはいつまでもあの堅物なパパの愛おしい娘だ



あの頃と変わらない鈴の音がしてのれん越しに心地よくクーラーの冷気を感じる



あたしはいつも夏場のこの瞬間が好きだった





あの日よりも少し穏やかな笑顔の「おかえり」が聞こえる



幸せはきっとこんな毎日でできていて



あたしは間違いなく幸福な人間なんだと感じる



あの日よりも照れながら「ただいま」を告げる




今日はどんな話をしよう




あの日のように

夕焼け




うすいピンクの夕焼け空



ランウェイの光とピカピカの機体



遠くで飛んでる飛行機



鳥肌が立つ



乗りたいなぁ