イッツ マイ ソウル -53ページ目

フェイク



偽物ばかりで飾った今の自分は



本当の事を手に入れられなくなっている





感じているものが全てじゃなくても



それに左右されるしかない弱い生き物は



今日もまた快楽だけの為に自分の心を傷付ける



見えているものが全てじゃなくても



それを見分ける事しか出来ない傲慢な生き物は



今夜もまた他人と比べて天を仰ぐ




うまくいかないなんて常套句で逃げるくらいなら



初めからぶち当たった壁を無視すればいいのに



楽な道ならいくらでも拓けている




久しぶりになった電話はあたしが長年ぶち当たっている壁を壊してはくれない




無視をして前に進む事も



今更許されはしない



なんか麦わら帽子みたい



暑←



あたしの気持ちなんか分からない



もやもやしても笑っている



もう友達でもない

久ぶり




大阪に行くと決めてから俄然連絡が減った



何なんだ



あたしを迎えてくれる為にたくさん働いて時間が無いなんて都合良い解釈を出来る程世間知らずでも子どもでも無いんですけど



いざとなったら尻込みしたとしか思えない



もし都合良く解釈したってそもそも忙しくて連絡出来なかったなんてセリフ客か興味無い人にしか使わないし



そして寂しさに負けて元彼と会うあたしは救いようがない



もし都合良い解釈通り大阪で彼が頑張っているならあたしは本気で最低な女だけど…



いやぁ…どうだろ



距離置かれたようにしか感じないんだけど



何となく連絡出来ずにいるあたしも謎だけど彼が何考えてるか全く分からない



だからあたしは分かりやすい温もりに逃げてしまう



罪悪感すら感じさせてくれない



見失ってもいつか帰る場所だったのに今は幻よりも霞んで見える



それはきっとあたしが前に一歩踏み出したから見えた現実



霞んで見える事自体が今見えている現実なんだ



不確かなものでも動けば変わるかもしれないと信じた結果だった



何も連絡すらしないで夜中にこんなに考えていてもどうしようもないけれど



今は彼から連絡がある事でしか突破口を見いだせない気がしてる



自信のない男をどれくらい待てばいいのだろう



いつまで未来を知らないふりをして口約束にハシャいでいるふりをしなければいけないの?



冷たい女でも酷い女でも構わない



てゆうかそうやって焚き付けて彼が本気になるならそれでもいいけど



それだけ落ちて汚れても手に入れたい未来だって思わせてほしい



大抵は逃げるんだろうな



ふとブザービートの直輝がよぎる



彼は菜月から逃げ出しただけだな



そして楽な莉子とくっついた



現実を見過ぎて男のプライドを傷付ける女は捨てられちゃうのね



なーんだ