壁に額や鏡を設置するのって、作業的にはそんなに難しくないのにチョット躊躇してしまうことの一つですよね。
それはきっと、壁に下手に穴を開けたくないって気持ちからなのでは?
気持ち的には、スゴクよくわかります。
賃貸スペースなら、尚更ね・・・
時々、押しピンの穴だらけの壁を見かける事がありますが、あれは正直スゴク無造作感があります。
でも、極端に壁に穴を開けることを嫌い、大きな壁面がドーンも殺風景・・・
壁面も主要なディスプレイスペースなのに、勿体ないです。
壁面を効果的に使うと、インテリアはグンっと垢ぬけます。
先ずは、額を飾る事から始めてみませんか?
(棚設置は、壁面ディスプレイ初心者の方には、チョットドキドキですもんね。)
↑でも、いつかはこんな壁面ディスプレイを!って憧れます。
失敗しない額の飾り方
壁面ディスプレイをする時は壁の大きさは勿論、他の家具との位置関係などのバランスを見ることが大切です。
飾る高さは、前に実例記事の中でも書かせて頂きましたが、目線~目線より少し上あたりが良いです。素敵な壁のディスプレイにする為には?の記事はこちらから
そして、ここで着目するのが余白のスペース(モノを飾ってないスペース)
この余白のスペースと飾る額とのスペースが、バランスよく取れているかを、壁面全体で判断することが大切です。
複数飾る時は、それらの距離感や取り付け位置のバランスを見る事も大切です。
でも、それらを1発で決める事は、プロでも至難の業です。
ならば、どうするか?と言うと・・・
飾りたい額と同じ大きさの紙で、先ずシミュレーションするのです。
①↓この画像はお客様宅で、額と丸い鏡をお玄関に飾る際のモノです。
壁面を傷つけない、養生テープ(マスキングテープ)で貼り付けています。
お玄関というさほど大きくない空間なので、額と鏡の位置は少し近め。
(でも、チョットこの段階では近すぎますよね。)
ここで、額の絵が上過ぎないか?
ちゃんと鏡は、使いやすい高さなのか?
玄関ドアの位置関係で、この壁面前は人の移動が多いので、誤って額や鏡に身体をぶつけてしまったりしないか?等も併せて確認します。
②額を取り付ける位置が決まれば、後は簡単!
額を取り付けるフックを設置します。
この時の壁は一般的な石膏ボードの壁だったので、開ける穴が小さく、3本の釘が壁の内側で斜め交差してシッカリ固定して抜け落ちない取り付けフックを使用。
時々、絶対落ちないように!って思うあまりに、かなり大きめの取り付けフックを付けられている方がおられますが、パッケージに表示されている耐荷重を確認してみてくださいね。
今回のサイズの額ならば、一番小さなフック(3㎏の耐荷重)で十分でした。
③出来上がり
鏡がポツンとあっただけの、お玄関の壁にインテリアとしての厚みが出ました。
額の絵は、押入れにしまいこまれていたお客様のお父様が生前お気に入りだったもの。
「お父さんも、喜んでいるわ!」と、お客様もとても嬉しそうなご様子でした。
サロンのお客様も、爽やかな森の湖畔の風景がお出迎え。
お玄関を入った時にスグに目に飛び込みます。
アナタも壁面ディスプレイに挑戦して、ステキなサロンのインテリアづくりをしてみませんか?
考えるより、意外と簡単ですよ!
挑戦したい!でも、やっぱり怖い!!って方は、勿論難波がお手伝いさせて頂きまーす!