元宇宙工学者が語る「心の宇宙」工学by CoCoRo和ぁるど -4ページ目

喧嘩を極める

ある保育園の園長先生に招かれ、

CoCoRo塾を開催しました。

たくさんの親御さんたちに参加してくださいました。

 

子供を預けているAさんから

その保育園のユニークな育児方法を伺いました。

 

Aさんがある日、保育園で過ごしました。

 

校庭で、息子が別の男の子が喧嘩を始めました。

そしてどんどん激しくなってきました。

 

彼女もはらはらしながら見ていたのですが、

園長先生はまったく介入しません。

園長先生が介入しないのなら、

彼女も、手を出せません。

 

少し収まったと思ったら、

今度はさらに激しく喧嘩を始めました。

 

ほどなく、お昼ご飯が始まりました。

 

驚いたことに、

あれだけ激しく喧嘩していた二人が、

隣同士ちょこんと座って、ご飯を食べ始めました。

 

さらにビックリしたのは、

「さっきはゴメンね」「いいよ」

と言って、もう仲直りしているのです。

 

喧嘩を極めれば、

仲直りになります。

それが大きな学びになるのでしょう。

 

ひるがえって、

私たちは反論したり、

喧嘩することにとても躊躇します。

それはいけないものだと思って、

心の中に収め、我慢します。

 

だからといって、

イライラは全然収まっていません。

 

喧嘩するのが怖いですし、

喧嘩した後も、謝ることが怖いです。

 

この子どもたちは幸せです。

意見対立することを怖がっていません。

しかも謝ることも怖がっていません。

 

さて、自分はどうかというと…

人の顔色をうかがって、

出来る限り対立しないように、

好印象を与えようと

いつもビクビクしている私です。

BY Mr.Oyaji

カルマの法則

多くの方が、

カルマという言葉を聞いたことがあると思います。

 

「自分がしたことが、いつかまた自分に返ってくる」

「悪いことをすると、罰が当たる」

などの言葉を思い出すかもしれません。

 

実はこのカルマの法則は、

たくさんの法則から成り立っています。

 

いくつかご紹介しましょう。

 

第一法則:蒔いた種は刈り取らなければならない。

第二法則:感じているようになる。 

第三法則:求めるものだけを見いだす。

第四法則:ある特徴によって成長すると、

     いつかその同じ特徴によって崩壊する。

 

おいおい、その言葉を解説したいと思います。

心に響く金言 パスカル

<<心に響く「伝説の偉人の金言」>>

ブレーズ・パスカル

(フランスの数学者、哲学者、1623-1662

好奇心は実は虚栄心に過ぎない。

たいていの場合、何かを知ろうとする人は、

ただそれについて他人に語りたいだけなのだ。


自然科学でも、哲学においても

幼少の頃から天才的な才能を発揮する。

数学的大発見パスカルの定理は16歳の時のもの。

パスカルの原理も、今でも流体力学の基本原理。

 

また人間は考える葦(あし)である」も彼の言葉。

この解釈は様々だが…

 

葦は、風や川の流れで倒されても、

しばらくすると再び、

もとのまっすぐ伸びた姿に戻っていく。

 

葦のように弱い人間もまた

苦難や挫折を経る中で、考え、想像し、

それを乗り越え、弱さを克服している。

 

きっと、病弱だったパスカルもまた

人間の弱さを十分分かっていたに違いない。

 

好奇心でさえ、

虚栄心や自己顕示欲を満たすための手段だったと

自分自身の心の働きを見抜いたのでしょう。

 

弱い自分をしっかり見つめられること、

それが強さなのかもしれない…。

BY Mr.Oyaji

人間の一生

自分の人生を振り返ってみます。

小さいときから今までの人生です。

 

いかに自分が愛されたかったか、

愛されたいがために、今まで生きてきたか。

 

それだけではありません。

無条件に愛されたかったんです。

ありのままの自分を

愛して欲しかったんです。


 

生まれたばかりの頃、

小さな赤ちゃんの頃は、

それが得られました。

 

泣いても愛され、

笑っても愛され、

いたずらしても愛され、

上手にできたら愛され、

下手なことしても愛され、

 

ウンチをちびっても、

オシッコをちびっても、

 

何をしても愛されました。

無条件に愛が注がれました。

笑顔を注がれました。

注目されました。




それが、あるときから激変しました。


「ただし書き」がつけられます。

つまり、

ある振る舞いをしないと愛されません。

上手にできないと愛されません。


それどころか、泣いたら、しかられました。

やんちゃ言ったら、叩かれました。

ダダをこねたら、無視されました。

わがまま言ったら、怒鳴られました。

失敗したら、「お前は、駄目な子だ」と言われました。


でも本当の本当は、

泣いても、やんちゃ言っても、

ダダをこねても、失敗しても

それでも愛してもらいたかったんです。


どんな自分でも、

抱き寄せてもらいたかったんです。

どんなに駄目な自分でも、

全部ゆるしてもらいたかったんです。


そんな無条件の愛、無償の愛を人生かけて、

一生求め続けます。


最初は、親からそれを求めました。

いつも自分のことを大切にして欲しかった。

そのままの自分を愛して欲しかった。

そればかりか、

自分だけを愛して欲しかった。

自分だけに愛を注いで欲しかった。


しかし、それは叶いませんでした。

兄弟がいれば、彼らに親の愛を持って行かれます。


次には、学校の先生から無償の愛を期待します。

自分をそのまま愛して欲しかった。

しかも、自分だけを愛して欲しかった。

先生の愛を独占したかったんです。

しかし、それもまた叶いません。


次には、友人や恋人から無償の愛を期待します。

いっしょに一緒に笑い、一緒に泣いてくれる。

自分のことをすべて受け入れてくれ、

分かってくれる存在を求めました。

しかし、それもまた叶いません。


結婚して、妻や夫から、無償の愛を求めます。

自分の価値を認めてくれ、

悩んだときときは慰めてくれ、

がんばったときは感謝してくれ、

苦しみも一緒に乗り越えてくれる、


そんな無条件の愛を注いでくれる

相手だと思って結婚しました。

どんなときも「おまえの全部が好きだ」

と言ってもらいたかったんです。

しかし、それもまた叶いません。


そして仕方なく、子どもから無償の愛を求めます。

だから一生懸命育てます。

一生懸命、愛を注ぎます。

本当は、自分が愛されたいから。

自分が頑張っているのを認めてもらいたいから。

しかしあるときから、

子どもは、

親が愛を注いでくれて当然だという顔をし始めます。

がっかりします。

落ち込みます。


そして最後には、孫から無償の愛を求めます。

子どもにしたときより、

さらにもっと愛を注ぎます。溺愛します。

自分のことを愛してくれるだろうと大きく期待しながら。


こうして人生が終わります。

それが人生です。



人から無償の愛を求めても無理です。

なぜなら、

相手も無条件で愛されたいと思っているんです。


まるで、

物乞いが、物乞いから物乞いしているようなもの…。


人生って、虚しいですね。

心に響く金言 フランクリン

ベンジャミン・フランクリン(政治家、1706-1790

一般に、言い訳のうまいやつは、

それ以外は何をやってもだめだ。


ベンジャミン・フランクリンは、

アメリカ独立宣言を起草した人物の一人。

また野口英世が研究生活を送った

ペンシルベニア大学を設立したのも彼。

 

彼は、政治家として活躍しただけでなく、

ビジネスマンでもあり、発明家でもある。

 

そんな中で、

仕事の効率化をいつも念頭に置いていたのでしょう。

だからこそ、

言い訳ばかりの人間がそれを阻むのを何度も経験し、

上記の言葉になったのでしょう。

 

ちなみに、夏時間を考え出したのも彼。

 

アラビアの諺でも…

何かをしたい者は手段を見つけ、

何もしたくない者はいい訳を見つける。

 

私の億劫さは、さらにひどく、

言い訳も見つけたくないぐらい、

何もしたなくなる…ときがしばしば訪れる。

 

※アメブロも、そんなときにはパスしてしまいます。

 どうかご容赦を!

BY Mr.Oyaji