元宇宙工学者が語る「心の宇宙」工学by CoCoRo和ぁるど -3ページ目

心に響く金言 サン・テグジュペリ

<<心に響く「伝説の偉人の金言」>>

サン・テグジュペリ(仏作家、19001944
人間はね、急行列車で走り回っているけれど、

何を探しているのか自分でも分かっていない。

ただ忙しそうにぐるぐる回るばかりなのさ…

(「星の王子さま」より)


第二次世界大戦で活躍したパイロットでもある。

大戦中、地中海に墜落し、行方不明になる。

彼の名著「星の王子様」は、示唆に富んだ童話。

 

自分自身を振り返ると、

とにかく忙しく忙しくしていることに気づく。

 

何かを目標にして、仕事しているからではなく、

忙しくすることが目的になっている。

 

よく考えてみると…、

 

忙しくしていると、

いくつかのメリットがあることに気づく。

 

1:働き者だと尊敬してもらえる。

2:「忙しいから」と、何かを断る口実ができる。

3:不手際があっても、「忙しかったから」と言い訳できる。

4:忙しくしていると、嫌なことを忘れられる。

5:場合のよっては、

  とても簡単な仕事でも、

  忙しく頑張っている様子を見せると、

  「頑張ってますねぇ」って、ほめられる。

 

しかし、そのうちにそういったメリットも忘れて、

「忙しくすることが、良いことだ」と信じ始める。

 

出来る限り忙しくして、

それが人間として素晴らしいことなんだと

どこかで思い込んでいる。

 

最近、周りから何度も注意される、

「仕事が一段落したんだから、少し休んだら?」

「そんなに休みなしでは、ついて行けない」などと。

 

尊敬するメンターからも、

「日を決めて、心と体を休める時間を作りなさい」と。

 

結局、あまり頑張りすぎても、

人からは尊敬されないことに気づき始めた

今日この頃です。

学びとは学びを捨てること

私たちは、

たくさんの概念、

捕らわれ、先入観を持って生きています。

それらが条件付けとなって、

とても狭い生き方になっているのでしょう。

 

インドで学んだ格言です。

「学びとは、学びを捨てること」

 

本当の学びとは、

今までとは別の新しい捉え方が出来るようになること。

それは、古い学びや捉え方を捨てること。

 

さて、
数日前に、私が最も尊敬する
ビジネスマンにお会いしました。
彼は建築業界で一目置かれた方です。

取引先と意見対立や喧嘩もします。
逆に、彼はそれを利用して、
後々までの深い人間関係を
築いていくとのことでした。

 

「喧嘩してはいけない」

「対立は悪いものだ」

という概念で生きてきた私にとっては、

ビックリです。

 

使い古しの役に立たない学びは、

捨てなければなりませんね。

心に響く金言 ジョゼフ・ルー

ジョゼフ・ルー

(仏牧師・作家、1834-1905

利己主義者は他人の利己主義を許せない。


人間って、「自分だけが」という独占欲が強い生き物。

でも、その独占欲さえ、自分の中で受け止めたとき、

心の解放が始まるようです。

 

以下は、

先週に舞鶴で開催したCoCoRo塾での、

参加者の一人の気づきです。

 

自分に素直になるにつれて、

彼女の心の叫びが、

一つ一つベールを脱ぎました。

 

「最初、私を認めて欲しい→私だって認められたい

 →私だけが認められたい→私だけ認めて欲しい

 …ときたとき、ビックリしました。

 そうか、そうなんやなぁ、

 そうかそうかそれでいいよ。

 

 両手で自分の気持ちを抱きしめました。

 自分がとても愛おしかった。

 ずーっと、ずっと、そうだったんやなぁ。

 この気持ちが素直に出せなくて、

 すねて、ひねくれて、

 必要以上の力を込めてきたんだなぁ。

 

 そうか、そうか、それで良いよ。

 それで精一杯やったもんなぁ。

 自分の気持ちを両手でまた続けました。

 いじらしく、愛おしくなりました」

 

彼女に今、とても幸せな人生が始まっている。

 

今までずっと傷ついたままだった対人関係でも、

和解があり、感謝があり…と、

心の扉が一つ一つ開き始めている。

 

何か、心がほっとする報告をいただいたので、

こちらでシェアさせていただきました。

BY Mr.Oyaji

問題は感情か?

私たちは、

怒りや妬みや不安など、

ネガティブな感情に対して、

とても毛嫌いしている。

 

「これは悪い感情だ」

「こんな感情は感じたくない」

などと。

 

しかし、

本当にそういった感情自体が

問題なんでしょうか?



つまり、感情が問題なのか?

 

それとも、

感情に 抵抗していることが

問題なのか?

 

感情で藻掻いているときの自分を

観察して分かるのは…

 

感情に抵抗し、

反発していること自体が、

心の葛藤を生み、

苦しみを作り出している。

 

心の中で

「こんな感情、いやだいやだ」

と押しのけようとしていることこそが、

問題を作り出している感じなんです。

カルマとワサナが演じる世界

以下は、インド哲学における“自己存在”に関する見解

 

行為をなす実在主体は存在せず。

その結果を体験する主体も誰一人存在せず。

複雑に織りなすシナリオの中の役割の如く

カルマとワサナだけがそれを演じる。

実在の持つ、集合的記憶の貯蔵庫の中で。

 

カルマとは、「行為」の意味。

ワサナとは、元来「におい」の意味。
ここでは、行為の後に残る影響の意味。