カルマとワサナが演じる世界 | 元宇宙工学者が語る「心の宇宙」工学by CoCoRo和ぁるど

カルマとワサナが演じる世界

以下は、インド哲学における“自己存在”に関する見解

 

行為をなす実在主体は存在せず。

その結果を体験する主体も誰一人存在せず。

複雑に織りなすシナリオの中の役割の如く

カルマとワサナだけがそれを演じる。

実在の持つ、集合的記憶の貯蔵庫の中で。

 

カルマとは、「行為」の意味。

ワサナとは、元来「におい」の意味。
ここでは、行為の後に残る影響の意味。