心に響く金言 パスカル
<<心に響く「伝説の偉人の金言」>>
ブレーズ・パスカル
(フランスの数学者、哲学者、1623-1662)
好奇心は実は虚栄心に過ぎない。
たいていの場合、何かを知ろうとする人は、
ただそれについて他人に語りたいだけなのだ。
…
自然科学でも、哲学においても
幼少の頃から天才的な才能を発揮する。
数学的大発見パスカルの定理は16歳の時のもの。
パスカルの原理も、今でも流体力学の基本原理。
また「人間は考える葦(あし)である」も彼の言葉。
この解釈は様々だが…
葦は、風や川の流れで倒されても、
しばらくすると再び、
もとのまっすぐ伸びた姿に戻っていく。
葦のように弱い人間もまた
苦難や挫折を経る中で、考え、想像し、
それを乗り越え、弱さを克服している。
きっと、病弱だったパスカルもまた
人間の弱さを十分分かっていたに違いない。
好奇心でさえ、
虚栄心や自己顕示欲を満たすための手段だったと
自分自身の心の働きを見抜いたのでしょう。
弱い自分をしっかり見つめられること、
それが強さなのかもしれない…。
BY Mr.Oyaji