心理カウンセラー【大阪】の中田詩子（なかたうたこ）です。
京都・神戸・大阪など関西拠点に東京・全国でも
心理カウンセリング/セラピー(心理療法）や心理学講座をしています。
アダルトチルドレン、うつ、トラウマをはじめ、
自信がない、不安、生きづらいなど
人間関係の悩み克服・ストレス解消のお手伝いをしています。
今日のテーマは、
ケンカってだめなことですか？いえ、ケンカできないことの方が問題です。
というお話です。
喧嘩すること、人と揉めることが
「良くないこと」だと思っている方、
とても多いですね。。
喧嘩、もめごとどころか
はっきり主張したり、自分の気持ちを言う事さえ
「良くないこと」と思っている方もいらっしゃいます・・。
そのような方たちは、
不穏な空気になることさえすごく避けていたり・・。
空気が悪くなると、とても焦って、落ち着かない・・。
自分が何か悪いのかと思ったり、
自分のせいで・・と思ったり・・。
さらに、
自分がなんとかしなくては・・と思って
必死で話をそらしたり、ピエロ（バカなふりや
子どものふり）になったり、機嫌を取ったり・・。
いつもバランスをとって、責任を負う役割・・。
これって、とてもしんどいですよね。
重い負担を背負っていますね。
これは、
幼少期に両親がよく喧嘩をしていた、
という方に見られる傾向の一つです。
まさに、アダルトチルドレンと言えるでしょう。
子どもなのに、大人（親）の心配をしている、
子どもなのに大人の役割をしている状態とも言えますね。。
このような方は、ケンカが悪いことだと
過剰に思っているのかもしれません。
だから、全力で、もめ事を避ける、
不穏な空気を避ける、ということを
やっているかもしれませんね。
ちなみに、、、
ケンカってダメなことではありません。
むしろ、
ケンカできないことの方が問題なんです。
自分の意見を対等に言い合える
関係性の方が心理的に健全な状態です。
いつもどちらかが我慢していたり・・
いつもどちらかが逃げていたり・・
「大事なこと」でも譲って合わせていたり・・
言葉で言わないで態度で示したり・・（扉をバターンと閉めたり、無視したり・・）
となっているとしたら、それは問題です。
～
まとめると、
あなたの中に
「ケンカはよくない、もめ事を避ける」
という所が過剰にあるようなら、
それを変えていくことがおすすめです。
といっても、それは、
幼少期の両親のケンカなどのような
過去のトラウマとか心の傷などから
できている傾向なので、
けして、あなたが悪いということではないんです。
「ケンカはよくない、もめ事を避ける」
という部分が小さくなると、
人間関係が相当楽でやりやすくなると思いますよ☆
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