こんにちは。
雫石雪乃です。
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ちょっと前にクライアントのみちさんが、
「感情の海に沈んでいるつもりで（感情をしっかり味わっているつもりで）、実はまだ海に入ってすらいなかったことに気がついた」
と教えてくれたと伝えましたが、
その後、どのようにして
「あ、まだ沈んでないじゃん！」
と気がついたのか、そしてどのようにして沈んでみたのかを詳しく教えてくださったので、今日はその時のやりとりをシェアしたいと思います。
感情解放ができているかどうか分からない・・・
と思っている人の中では実は同じことが起こっているかもしれません。
以下、みちさんが教えてくれた感情に飛び込む方法
こんばんは
どうやって海に飛び込んだのか??
思い返してみると全く特別なことは無くて、普通に追い込まれ勢いよく不安に飛び込んだ感じです（笑！）
もう飛び込む以外に選択肢がなかったので諦めがついてサッと行動しました。
これまで感情解放の流れは知っていたけど、肝心の
【感情を捉える】
【モヤモヤを感じる、じっくり味わう】
この感覚がよくわからなくて、感情開放中に（どれなの?これなの?合ってる?）をひとりで繰り返していた私にとっては（なんだまだ感情の海に浸れてなかったのか、まずは浸れば良いのか!）とやっとスタートラインが見えたので、迷わず飛び込む選択以外はありえませんでした。不安を感じるのが怖い！とか言ってられず、とにかく波打ち際で泣き続けるのだけはもう勘弁でした🤣
おそらく飛び込む状況になる前の段階で１つ１つ順を追って、自分で自分の現状に気づいていけた事がいちばん重要だったような気がするのでそちらを書いてみたいと思います。
不安な出来事が起こって、直前までの清々しい気持ちが一変、心配と不安一色になる、と同時にその【不安を和らげるための行動をしようとしてた】ので、それを一切やめてみることにした。（家族に連絡をして様子を伺う、不安をそらすために夫に怒りをぶつける等）
そしたら不安の行き場が無くなり、被害妄想のような思考が出てくる。
今回の不安の原因である彼らを連想してしまうLINEや写真フォルダを開くのがなぜかしんどくなり、スマホが目に入るだけでゾワゾワ不安になっていることに気づく。
この時やっと（なぜただのスマホがこんなに憂鬱なものに見えるのか。私、おかしくないか?）と自分にツッコミを入れ、冷静に観察してみた。
そしたら昨日こちらへ書いたように、不安の海で【溺れているものだと思っていた】ら、なんとまだ海に入っていなかった。
【波打ち際で泣き喚いているだけ】の現状にはっきり気づき、そこでこれまで感情解放が成功しなかった訳がわかった、そして後はやるだけなんだと【諦めがついた】感じです。
ここから以降は雪乃さんの感情解放の流れの通りです。
時系列が前後しますが、不安な騒動が起こる前の段階で雪乃さんの感情開放の音源を購入して、身体クリーニングをやっていたおかげて思考をおさめる方法がわかっていたのも大きいです。（たぶんこれが一番重要）
思考が静まっていると、体感が見つけやすいということが実感できていたので、絶対に思考にとらわれないようにしようこれだけは決めていました。
あと、とても大きな不安だったせいか、体の中に違和感がはっきり出ていたのでそれを見つけやすかったのも有利でした。首肩の緊張と、背中の違和感の２つ。それを手掛かりにして感情解放をしてみれば良いんだと腑に落ちた感じです。
◎首肩
両肩の違和感を一度に感じようとしたら範囲が広すぎたので、片側ずつ、右首のつけ根、右肩、右腕という要領で一回に感じる範囲を狭くして何度にも分けた。
◎背中
この時は背中に長く冷たい鉄の棒が入ってるような感覚があったので、その棒の中へ勢いよく飛び込む想像をして、鉄の棒の中でじーっと感じ続ける。
必ず守ったのは【絶対に身体の感覚から離れない】こと。
私はこれまで感情解放中に思考が始まり失敗するパターンばかりだったので、飛び込むイメージはするけど飛び込んだらもうそこからは思考は停止、とにかく身体の感覚の方に集中。
気の済むまで感覚に浸って終わり。
成功したかどうかは考えず、身体のあちこちからの違和感を感じたらそこに集中することだけを繰り返してみました。
身体から違和感が出るたび、不安がフラッシュバックするたびに、たぶん１〜３日かけてやっていたような気がします。
その時は無我夢中でやっていたので実感がなかったけど後日、とてもスッキリして心が平和になっていました。
実は根っこから抜けたかどうか？というとそれはわからないところです。
先日「親といるとなぜか苦しい」の本を読みはじめたときにまた首肩が緊張してたので..
こんな感じで細々と感情開放を続けています。
たぶん、これ全部、雪乃さんとすでに感情開放をマスターされている方にとっては当たり前のことばかりだと思うのです..!!そうですよね??
自分の振り返りになりました。この場があることに感謝します✨
長文、読んでいただきありがとうございます
＜私からの返信＞
【不安を和らげるための行動】
まさにこれが感情を味わう妨げになっている人が殆どです！！
言葉にしてくれてありがとうございます✨
皆さんのために解説を付け加えますが、
不安なことが起こると
・誰でもいいから電話しまくって話を聞いてもらう
・お酒を飲んだり、カラオケをしたりして不安を遠ざけようとする
・誰かに八つ当たりをする
そういうことをして不安を和らげようとする人は感情に深く入るということが出来ていないです。
まさに感情に向き合わずに和らげようとしている状態ですね。
これが波打ち際で泣いているだけの人。
もっと具体的な例を挙げると、
「大変！誤解されてる！」
とか
「うわ！私のせいにされそう！」
とかそういうシチュエーションになった時に慌てて言い訳をしたり、自分が悪くならないように一生懸命説明しようとしている時なども不安に操られていることに気がつかない人が多いです。
言い訳を一切やめて、その不安の中に沈んでみたらいいんですけどね。
それが出来ないというか、気づいていない人が多いです。
他にはお金のピンチの時に、慌てて金策に走るのも不安を和らげるためだけの行動で、実は根本的な解決になっていないことに気づいていません。
そういう行動には走らないけれども思考で分析しようとする人も「不安を和らげるだけ」という意味では同じです
あの人が今怒っているのは私のせいではなく単純に機嫌が悪いだけだ
と解釈だけ変えてみたり。それは感情解放ではなく、やはり不安を和らげただけなので、やっぱり次に怒ってる人を見たら
「私が何かしてしまったのではないか」
と不安が湧いてきたりするんです。
解釈を変えるというのは、まさに思考の仕事ですから、「感情を変質させる」こととは全く別の作業なんですね。
いくら思考を変えたところで感情は変質しないんです。
ここが前から伝えている1番大事なポイントで
「感情と思考は全くの別物なのだから、別々にアプローチしなければいけない」
という基本のところなんですね。
だから、みちさんが【絶対に身体の感覚から離れない】と決めてそれを守ったことはすごく良いことで、そうやって、体の感覚から離れなかったからこそ、
「もっと細分化してアプローチした方がいいだろう」
というアイデアも湧いたのだろうと思います。
ほんと、よくぞ書いてくれました！！
また話は元に戻りますが、結局は、怒り、不安、心配、恐れ、そういう感情が湧いてきた時にそれを誰かにぶつけたり、誰かに聞いてもらおうとする時、その人は、その感情にしっかり浸れていないということです。
みちさんがいうように、それらの行動を全部やめてみたら、感情の行き場がなくなり自分で向き合わざるを得なくなります。
そうすると嫌でも感情に入っていけるようになるんですね。
だから逆人そう考えると、悩んでいる人、苦しんでいる人の話を丁寧に聞いてあげていたら、その悩んでいる人の成長のチャンス、気づきのチャンスをひたすら奪い続けることもあります。
優しさのつもりが仇になるってそういうこと。
時には可愛い我が子を先人の谷に落とす獅子になったつもりで人に接することも大事だとですね
（中略）
思考に逃げない。
動き回ることに逃げない。
じっと立ち止まって、ゆっくりと感情の中に入っていく。
ぜひやってみてください。
驚くほど思考が静まりかえるのがわかると思います。
思考が静まっている時、誰かのせいにしたり、自分を責めたりする暇はないことにも気がつけるかと思います。
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