◆我が家の怪奇現象騒動その２

こんにちは。

雫石雪乃です。

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初めての方はこちらからお読み下さい。

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続きです。

直子さんに霊視してもらった結果、トイレの前にいる女性は蛇ではなく昔海に身投げした女性であることが分かりました。

私の実家の前には、少し行くと断崖絶壁の崖がありその下は海になっています。

直子さんにはその崖が視えていて（東京から時代と空間を超えて視ています）、その昔、崖から身投げした女性がバーンっと落ちた衝撃とともに魂が抜けて、自分ではどうしたらいいか分からずにパニックに陥って、その辺りを彷徨っていたのが分かったそうです。

何年そうしていたのか分かりませんが、ある日のこと、その女性は自分が飛び降りた崖をよじ登る二人組を見つけました。

一人はうちのおばあちゃん、一人は私の母です。

そして母のお腹の中には

私がいます

なぜ妊婦の母がそのような落ちたら死ぬ崖を登っていたかというと、

「ばーちゃんに妊娠したって言おうかな、どうしようかな・・・」

と迷って伝えられずにいるうちに、

「崖に山菜を取りに行くぞ！！」

とかなんとか誘われ、断るのも恐ろしくて（恐ろしく気の強い姑です）大人しく着いて行ったのだそうです。すると、案の定というかなんとかいうか、

母は足を滑らせて死にかけました（＝私も死にかけた）

そんなことを思い出し、母が

「あの時、助けてくれたのはその彼女なのでは！？」

というので、直子さんに確認してもらいました。

すると静かに、けれども即答で

「そう」

とその彼女は答えたそうです。

咄嗟に

「助けないと！！」

と思ったのだそうです。

ということは、その女性は私たちの命の恩人なのです！！

私たちを助けた後も、その女性はどこに行ったら良いのか分からず彷徨っていると、今度は実家の方から楽しそうな男女の声が聞こえました。

女性はその声に吸い込まれるようにして実家にやって来ました。

そして、そこで会ったのがうちのおばあちゃんが殺した青大将。

青大将は、

「君、このトイレがあの世とこの世を繋ぐ光の通路になっているからこの扉を開けてご覧。きっと成仏できるよ！！」

そう言って、その女性をトイレの前に誘いました。

彼女は言われた通りに素直にトイレの前にやってきます。

すると、突然態度を豹変させた青大将は女性の足に絡まり、そして無常にもこう告げました。

「わーい！わーい！騙された！！お前もこれからずーっとこの家に縛られるんだ！！一生ここから動けないぞ！！」

そうして、蛇に足を取られ動けなくなった彼女は、毎晩逃げ場を探して蛇を引き摺りながらズルズルと歩き回ることになったのでした。

と、昔話風に仕立て上げてみたましたが、そういうことだったそうです。

女性の名前は「さよちゃん」

どんな辛く悲しいことがあって身投げすることになったのか分かりませんが、今も海の水に濡れて冷たいままでトイレの前から動けずに悲しそうに彷徨っている彼女を思ったら

「なんとかしてあげたい！！」

と思うのが世の常でしょう。命の恩人ですし。

そこで姉と母と私の3人、直子さんにサポートしていただきながらの「さよちゃん成仏ミッション」がスタートしました。

まずは姉のミッション。

おばあちゃんが殺してしまった青大将に

「うちのおばあちゃんが本当にごめんなさい。痛かったですよね。辛かったですよね。命を奪ってしまって本当に申し訳ありません」

とひたすら謝り、成仏できるように祈りまくります。

それ以外の方法は直子さんの秘伝の方法ということにして、ここでは端折りますが（笑）、それを続けることによって、さよちゃんの足から蛇が離れてくれたタイミングで今度は私がさよちゃんの浄霊のための儀式（？）を行いました。

すると、儀式の途中でおばあちゃんが

「バナナ！バナナ！！」

と直子さんにメッセージを送ってきます。

「おばあちゃんのせいでややこしいことになってるんだよ・・・」

と思いつつ聞いてもらうと、

「オラのせいでさよちゃんに迷惑かけちゃったから、オラの好物の

バナナミルクセーキ

を作ってさよちゃんに飲ませてあげてほしい。ハチミツ入りで！うんめえから」

ということで、バナナミルクセーキミッションは母が担います。

朝からせっせとバナナミルクセーキを作り、仏壇に備えると

おばあちゃん大満足

そして、さよちゃんの方も

「ええ！！私にまで良いんですか！？」

と嬉しそうにニコニコしていたそうです。

このようにしてさよちゃんの悲しかった想いも浄化され、そろそろ成仏の時が来てしまったようですが（寂しい私達）、中高生の頃、あれだけ怖い思いをしていた思い出もこうして温かなものに変わりました。

さて、この例を見て分かるようにどのような現象にもいろんな角度から見たら、それぞれの立場の、それぞのれストーリーがあります。ですので、

トイレの前に女の人の幽霊が出て怖い！！

という理由だけで、幽霊をとっちめようとしてしまう方もいますが、直子さんも私もそういうやり方を好みません。できれば愛で解決したい、そういう気持ちがありますから、

「怖いのでどうにかしてくださーい！！」

みたいな、自分の恐怖心だけを優先したご依頼はお断りすることが多いです。

相手が生きている人であれ、死んでいる人であれ、どんな物事にも愛のある側面を見つけて欲しいのです。そして、できるだけ自分の想像力の全てを総動員して相手の思いに思いを馳せてみて欲しいのです。

例えばこの例でも、青大将を殺したおばあちゃんがさぞかし悪いように見えますが、おばあちゃんの気持ちに寄り添って考えてみたら、きっと

「孫が青大将に噛まれて怪我でもしたら大変だ！！噛まれる前にオラが殺さないと！！」

という想いもあったのでしょう。それを考えると、

「おばあちゃん、悪者にしてごめんね！私たちのためにありがとう」

という謝罪と感謝の気持ちも芽生えます。

蛇も悪者に見えますが、蛇の側から見れば理不尽に殺されたただの犠牲者（蛇）に過ぎません。

そのことを考えると、

「ひどいことをしてしまって本当にごめんなさい。どうか光のある温かい方へと進んで行けますように」

という心からの祈りの気持ちも生まれます。

そして、さよちゃんに関しては私たちに対して何の非もありません。

だからひたすら

「さよちゃんの辛かった思い、悲しかった思いが浄化されて幸せになれますように」

と祈るのみです。

どんな物事にも「ごめんなさい」と思える側面と「ありがとう」と思える側面を見つけること。

そして、心からの「ごめんなさい」と「ありがとう」を何度も何度も伝えること。

そうすることで、恐怖や怒り、心配は消え去り、全ては感謝に変わります。

そして、感謝で全ての人（生きている人も死んでいる人も）が癒されていくのです。

自分の不安にばかり振り回されないよう、ちゃんと自分の心をしっかりと深く見つめてあげ、それと同じぐらいに相手と同化するように相手の想いも深く感じてあげてくださいね。

強迫性障害だった華ちゃんからこんなメッセージが届きました。

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雪乃さーん！こんにちは！

思春期の金縛り！私も酷かったです！もう毎晩なるし、来るのがわかる感じ。
私の場合毎回音楽が流れてました💦しかもハレルヤ✨
合唱団に囲まれて歌ってもらったことも…笑
友達と部屋で遊んでいたらラジカセの音楽が止まったり流れたり、テレビが勝手についたり…

みんな怖がって家にこなくなりましたもん笑
華ちゃんち幽霊屋敷じゃん…って。
私霊感があったのかも🤭❤️

雪乃さんの眠る前の物語を聞きながらヒーリングを受けると効果上がります。
毎回不思議な夢をみます。

私が旦那になっててリアルに私への気持ちを感じてる夢。

元気に働いててすごいじゃん！
毎日料理おいしいなー
部屋綺麗でありがてー！
我が子かわいいー俺幸せ💕
みたいな気持ちになってるんですよ笑
これがすごくリアルで。
言葉にはしないけどこんな風に思ってるんだ〜って嬉しくなりました。
とてもいい感じです💕